目覚めた暴君!モク妃の反撃…「階伯〔ケべク〕」第30話あらすじ、見どころと予告動画-BSフジ
チョヨンが高句麗から持ち帰った風聞は、淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)が「王を殺害し、政権を奪取した」と言うもの…これこそ、ウィジャ王が淵蓋蘇文をケベクになぞらえて恐れていることだった!第30話は、BSフジにて夜23日(火)から放送、番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。
これまでの回を見逃した方は、【「階伯〔ケべク〕」2倍楽しむ】に各話のあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。
淵蓋蘇文が高句麗の王を殺したのが本当なら、冊封した唐と戦争になるかもしれない。唐は高句麗を攻める名分を得ることになる、とソンチュンが分析し、納得したフンスは、「戦争は間違いない」と答えた。新羅が唐を助け、高句麗の南方を攻めるはず、と睨んだケベクは、「高句麗に援軍を送るか、新羅を攻撃するか」と、言うソンチュンに、「新羅を攻めるか…」と言うケベクだが、問題は王だ。今のケベクの立場は、淵蓋蘇文と似ている。ウィジャが回復してこの事実を知れば、ますます自分を警戒することになる、とケベクは危ぶんでいたのだった。
正史に残るこの事件については、第28話の豆知識で詳しく解説しているので、気になる方はチェックをどうぞ。
■第30話「暴君」
1か月半ぶりに、ようやくウィジャ王が目覚める。モク妃(ウンゴ)は安どの涙を流し、ウィジャを恨んで復讐を考えたが、今では目覚めてくれたことに感謝し、一生ついていく、と語る。そして、ウィジャと自分の敵を排除してほしいと頼む。ウィジャは、自分が昏睡している間の出来事を検証。みんなにはウィジャが意識を回復したことを内緒にし、ウィジャとモク妃の計略が進められる。
王妃テヨンは、いよいよモク妃を追い出そうと、自らモク妃の元へ。最後にウィジャに挨拶を、というモク妃と一緒にウィジャの枕元に立つ。果たして、ここでテヨンは何を言うのか?ここでテヨンの言質をとることこそがウィジャとモク妃の狙い。みんなの前に姿を現したウィジャは、「天の元に百済の主人は、私だけだ!」と言い、王妃と息子の他、フンスまで宮殿から追い出してしまう。ケベクが進めていた高句麗との同盟も覆される。
王は政事厳会議を廃止し、モク妃の支えのもとで、日ごとに独裁色を強めていく。さらに王に反対する者が見せしめとして処罰されると、王に進言できる者は誰もいなくなってしまう。ソンチュンの言葉さえ聞き入れない王に、ケベクも宮殿を去る決心をするが…。
■見どころ
ウィジャの後ろ盾ができたモク妃が、いよいよ変わりゆく。フンスを宮殿に戻すという条件で、自ら宮殿を去りゆく決心をしたケベクが、最後の頼みとして残した言葉が、モク妃ではなく、ウンゴの心を動かしてほしいのだが…。
ウィジャは、ケベクとのフンスを戻すという約束を第31話で守るのか?早くも来週の展開が気になる。
■作品紹介
・放送:2011年、MBC
・話数:全36話
・脚本:チョン・ヒョンス
・演出:キム・グンホン
・キャスト
ケベク:イ・ソジン、イ・ヒョヌ(子役)
ウンゴ:ソン・ジヒョ、パク・ウンビン(子役)
ウィジャ王:チョ・ジェヒョン、ノ・ヨンハク(子役)
サテク妃:オ・ヨンス
ムジン:チャ・インピョ
「階伯〔ケべク〕」は、毎週火曜日夜10時からBSフジにて放送。番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。
「階伯〔ケべク〕」を2倍楽しむ
★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。
BSフジ「階伯〔ケべク〕」(吹き替え版)
「階伯〔ケべク〕」DVD公式サイト