主膳に公金横領の嫌疑、佐助は京都所司代に潜入!ドラマ「猿飛三世」第3回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年10月26日09時06分ドラマ

10月26日、NHK・BSプレミアムの時代劇「猿飛三世」は第3回「風の巻」を放送、梅宮主膳(堺正章)が公金横領の嫌疑を掛けられたことを佐助(伊藤淳史)は知らされる。父のためなら命も賭する気概のお市(水川あさみ)のため、佐助は一千両の在り処を突き止めることを決意する。
<第3回みどころ>
前回お市がさらわれた騒動は結局主膳を陥れるために利用されてしまう。主膳、そしてお市のために立ち上がる佐助に郷里の仲間も加わり、アクションシーンも多彩な動きが見られるようになった。伴蔵の手下の忍はいずれも達人ばかり、戦いの中で佐助は何を会得するのか。謎の番頭・徳三郎(柳葉敏郎)の動きからも目が離せない。徳三郎の真意は何処に?

<第2回あらすじ>
 京で暮らすことになった佐助は、お市に頼まれた徳三郎の紹介で長屋で住むことになった。古く狭い長屋ながら、一人の城として佐助は満足していた。しかし長屋には貧しさに喘ぐ庶民の姿があった。取り潰しによって京の町には失業した浪人たちがあふれており、京都所司代の北倉治重(梅宮辰夫)は浪人たちの一掃を画策していた。ある日、佐助は長屋の少女が父親を連れて行った浪人に立ち向かっているところに出会い、それを助けに入った佐助は返り討ちにあってしまう。寸でのところを救ったのは、店先で騒がれては困ると浪人たちに金を包んだ徳三郎だった。佐助は己の不甲斐なさに落ち込む。浪人たちの仲間に身を落とした少女の父を連れ戻した方が良いのではないかとするお市に対し、自分を捨てた父・鬼丸を重ね合わせて放って置いた方がよいと佐助は投げやりになる。そこでお市と言い争いになり、仲違いのようになってしまう。
 お市は一人で少女の父を取り戻すために浪人たちのアジトへ向かい、囚われの身となってしまう。高波藩にはお市の身代金一千両を用意しろという書状が届く。梅宮主膳は徳三郎に身代金を用立てしてもらうよう願い出るが、藩内で敵の多い梅宮に金を貸すと商売に差しさわりがあるとしてそれを断った。それを問い詰める佐助を逆に徳三郎は問い詰め、お市が浪人を助けに一人で向かった事を聞き出す。そしてお市を守るといった気持ちはその程度のものだったのかと詰問されてしまった。打ちひしがれて高波藩の京屋敷を佐助が出ると、思いがけず里から出てきた母親のお辰(浅野ゆう子)に出くわす。お辰は佐助を案じて京まで様子を見に来たのだった。何かと落胆する佐助を慰める事無く追い討ちをかけるお辰だったが、佐助は妻と子を捨てた鬼丸の息子だからと自虐的になる。その頃、北倉の指図でお市をさらった騒動を取り仕切っていた服部伴蔵(波岡一喜)は配下の忍びたちに主膳が身代金を持って来なかった場合は皆殺しにするように命じた。身代金を得た場合も、主膳が公金を流用したと噂を流して藩の取り潰しに持ち込む企みだった。お市を案じるものの身動きの取れない佐助のもとへ、徳三郎が現れた。お市の替わりに浪人を解放したことで居場所を知られないように、お市の身柄の場所が帰られたのではと徳三郎は漏らす。更に金の受け渡し場所に主膳が身一つで現れるだろうことを示唆し、その場所を佐助に告げた。佐助は主膳を助けに一目散に飛び出していった。そこへお辰が戻ってきて、長屋を出る徳三郎と鉢合わせになる。お辰は目を見開き驚愕する。徳三郎も一瞬立ち止まるが、頭を下げて何事も無いように去っていく。その後姿を見送るお辰は呆然としていた。
 主膳は徳三郎に断られたため、金は持たずに受け渡し場所に現れた。伴蔵配下の屈強な忍がすぐさま手を下そうとする。そこへ佐助が駆けつけるが、あまりの強さに主膳もろとも危機に陥る。そこへ里から幼なじみの才蔵(細田よしひこ)とさぼてん(川崎亜沙美)が助太刀に現れる。佐助と3人掛りで敵に立ち向かうが一向に歯が立たない。万事休すという時、佐助は不意に極意を悟る。再び気合を入れて立ち向かい、相手を気絶させるに至る。そこへ石つぶてに包まれた文がよこされ、お市の居場所が分かる。佐助がそこに駆けつけると、お市は浪人たちに囲まれて談笑しているところだった。思いがけぬ雰囲気に主膳たちが戸惑っていると、お市が浪人たちの言葉を親身に聞いた事ですっかり打ち解けていたのだった。浪人たちはそそのかされてお市をかどわかした罪を主膳に詫び、お市も浪人たちの窮状が明日は我が身であると訴えた。お市を危険な目に合わせたことを佐助が謝罪すると、お市は命がけで助けてくれたことの礼を言った。そんな佐助を、主膳もまた孫のように可愛く思うのだった。ことが一件落着した後、佐助は「忍」の字に込められた極意を悟ったことをお市に打ち明けた。佐助のおかげで自らも学ぶことがあったとお市も告げ、二人は笑いあう。その頃、高波藩を取り潰しに追いやるため、次の手を講じる伴蔵は、しくじった手下を殺害していた。そして佐助が自分の祖父と因縁の関係にあった甲賀の忍の者であることを知る…。

BS時代劇「猿飛三世」第3回は26日(金)よる8時から放送。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第2回「忍の巻」のオンデマンド配信購入期限は11月2日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。

猿飛三世|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 猿飛三世

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