仕事が続かない直、涼太の心の悲鳴…ドラマ「シングルマザーズ」第2回予告動画と前回のあらすじ-NHK
10月30日、NHK総合のドラマ10「シングルマザーズ」は第2回「あなたは間違ってない!」を放送、夫から逃げて新天地で生活しようとする直は、様々なトラブルから安定した仕事を見つけられずにいた。クビになった寿司屋の次にようやく見つけた事務職も二日続けて休んでしまい再びやめさせられてしまう。困り果てた直は、燈子(高畑淳子)が主宰する「ひとりママ・ネットのドアを叩く。
<第2話みどころ>
小さい子どもを抱えて仕事を探す事の厳しさは、多くの母親が身をもって知る状況である。直はどうやって見ず知らずの土地で仕事を得る事が出来るのか、見る側も応援する手に力が入る。久美(北斗晶)や水枝(酒井若菜)といったシングルマザー仲間とのやり取りも含め、生きることの厳しさと人の優しさ、温かさが感じられるストーリーが綴られる。
1999年のある日。一人の女性が押さない少年の手を引いて路線バスに駆け込んだ。直、彼女が駆け込んだ先はシェルター、夫のDVから必死で逃れてきたのだった。しかしその恐怖から抜け出せない余り、直はシェルターからも逃げ出してしまった。直がようやく辿りついたのはある港町。不動産屋で住むところを探そうにも仕事も貯金もない直に家を貸すところなどなかった。大阪の実家にも夫・信樹からの連絡が入っており、頼るわけにはいかなかった。やっとの事で見つけた安宿もトラウマから夜泣きする涼太のことで苦情を言われ、2人は身の置き所がなかった。翌日、不動産屋巡りをする直は外国人向けの不動産屋の前に立つ。すると中から一人の女性が現れ、直を引き入れた。その女性、斎藤久美(北斗晶)は直の名前をわざと「ただし」と読んで読み違えて家主に報告、すんなり直が借りる部屋を見つけてしまった。久美は自分もシングルマザーだと言い、同じ境遇の直に優しい声を掛けてくれた。
今度は職探しという難関が待ち受けていた。長年専業主婦で特に資格の無い直を正社員で雇うところは無かった。ようやく見つけた寿司屋のパートだけでは涼太の保育料を払うのがやっとで、離婚が成立が成立していない直には児童扶養手当も申請できなかった。やっと土曜日のパートを見つけた直だったが、ある日平日のパート先でDVのフラッシュバックが起こり倒れてしまい、騒動を起こしたとしてクビになってしまう。その時様子を見ていた高坂燈子(高畑淳子)は直に一枚の名刺を渡した。それを頼りに直が燈子を訪ねると、燈子は離婚が成立していなくても1年間夫からの援助がないことが証明されれば申請出来ると教えてくれた。燈子はシングルマザーの当事者団体の主宰を務めており、心から直を励ますのだった。シングルマザー歴12年という燈子の明るい言葉を受け、いつしか直の心にも小さな希望がわいてくるのだった。
ドラマ10「シングルマザーズ」第2回は30日(火)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。NHKオンデマンドでは放送翌日から見逃し番組として配信を行う。
シングルマザーズ|NHKドラマ10
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