運命の帰路に立つ!撮影が大幅延長になった紀伊国屋文左衛門とのシーン…「薄桜記」第5話あらすじと予告動画

2012年11月15日08時00分ドラマ

前回の第4話では、中山安兵衛(高橋和也)の壮絶な立ち回りに圧倒されたが、今夜の第5話では、典膳の面倒を見てくれたお豊(藤本泉)と、後に敵対することになる典膳と安兵衛の人生の岐路に立つ回…番組サイト「番組の見どころ」では、番組紹介動画が公開されている。本作は、NHK・BSプレミアの時代劇枠で今年7月に放送しており、当時の放送にあわせて全話のあらすじと見どころをナビコン【「薄桜記」を2倍楽しむ】で紹介しているので、参考にどうぞ。NHKオンデマンドでは見逃し配信をしている。

■第5話見どころ
第5話の見どころは、豪商・紀伊国屋文左衛門(江守徹)と典膳との掛け合いのシーン。本作のスタジオでの撮影は、予定時間を大きく伸びることがなかったという撮影の中で、唯一撮影が大幅延長になったシーン。素晴らしい踊りとまるで謎かけのような会話シーンに注目しよう。これまでの作風とはちょっと違ったドラマ「薄桜記」第5話をお見逃しなく。

■第5回「豪商紀文」あらすじ
長屋では、典膳の世話をしていたお豊(藤本泉)の父親が亡くなった。これまでに嵩んだ借金のかたにお豊は吉原に売られていったが、それを言い出せないお豊は典膳に奉公へ出るとごまかした。その後、奉行所から安兵衛が無罪放免で長屋に戻ってきた。安兵衛の住む長屋の入り口には酒樽が並び、どれも安兵衛を家臣に求める名家からのものだった。しかし中身はお豊の父親の初七日で飲みきってしまったと長屋の住人たちに打ち明けられ、安兵衛は初めてお豊の行く末を知り憤慨するものの手の施しようがなかった。
ある日、安兵衛のところへ稀代の豪商・紀伊国屋文左衛門からの使いが訪れ、安兵衛を隅田川の花見に誘った。承諾した安兵衛は同行を典膳に求めたが、その日は母親の命日であるからと典膳は断り、みすぼらしい身なりの安兵衛に千春(柴本幸)が縫った小袖を貸してやるのだった。典膳は出かけた墓参りで、千春と再会する。典膳を待ち伏せしていたという千春は来年には尼になると告げるが、典膳は早く身を固めて親孝行をするようにと言葉を残すのみだった。一方、文左衛門と屋形船の花見を堪能した安兵衛は、自分よりも師匠である典膳こそが天下の剣豪であると大風呂敷を広げ、次回は典膳を伴うように請われていた。
そんな安兵衛の元へは次から次に仕官を求める使いが訪れていたが、中でも熱心なのが浅野家と上杉家だった。浅野家の使いとして長屋を訪問した堀部弥兵衛(津川雅彦)は上杉家へ安兵衛を取られまいと必死に口説いた。その夜、深川で文左衛門が開いた豪勢な宴会に安兵衛共々出席した典膳は、文左衛門が金儲けの新たな手段として安兵衛に近づいていることに気付く。その後再び安兵衛を訪ねた弥兵衛は、ついに自分の娘婿にと安兵衛に申し出るのだった。今後の身の振り方について安兵衛が典膳に相談すると、典膳は上杉家と浅野家と紀伊国屋文左衛門、この中から剣の道に生きたいのであれば自ずと決まると助言する。そして石高が小さいながらも三百石の家禄を申し出た浅野家を選び、安兵衛は堀部家の養子になると決意するのだった。

「薄桜記」第5話のアンコール放送は、NHK総合にて今夜15日(木)夜8時から、沖縄県は夜10時から。NHKオンデマンドでも好評配信中。

2012年秋ドラマを一挙紹介>>【「薄桜記」を2倍楽しむ】


薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記

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