頂点に立った清盛に集結する反平家勢力…大河ドラマ「平清盛」第45回予告動画と前回のあらすじ-NHK
11月18日、NHKの大河ドラマ「平清盛」は第45階「以仁王の令旨」を放送、後白河法皇(松田翔太)を幽閉しついに権力の頂点を極めた平清盛(松山ケンイチ)だったが、暴走する清盛に各所で反平家の勢力が固まりつつあった。京では後白河法皇の子である以仁王(柿澤勇人)が源頼政(宇梶剛士)に声をかけて対平家の武力蜂起を画策しはじめた。東国では高い租税に苦しむ武士たちの中心に源頼朝(岡田将生)を据える動きが高まる。そして奥州平泉では、藤原秀衡(京本政樹)の庇護の下で義経(神木隆之介)が打倒平家に向けて力を蓄えつつあった。
■第44回「そこからの眺め」
頼朝と妻・政子(杏)は前の年に生まれた娘と幸せな日々を送っていた。清盛の怒りを恐れる周囲をよそに、北条時政(遠藤憲一)は平家の世はそう長くないであろうと呟くのだった。京では平家の棟梁として重盛(窪田正孝)が必死で後白河の幽閉を阻止したものの、その後心労で病の床に伏してしまう。後白河法皇は平家に対抗すべく藤原基房(細川茂樹)と組んで清盛を厳島参詣に行くよう差し向ける。清盛不在の間、その娘・盛子が病死した機に後白河は盛子の所有する藤原摂関家の領地を没収してしまう。事の次第を厳島で知った清盛は激しく怒るが、摂関家に嫁いだ盛子の所有していた莫大な領地を平家は失ってしまう。この危機にあって重盛が病床にあるのは不安であるとして、平家内では棟梁代理を立てるべきとの意見が持ち上がる。しかしここでも清盛の次男・宗盛(石黒英雄)を推す声と重盛の息子・惟盛(井之脇海)を推挙する一派に分かれ結論が出せなかった。
後白河法皇は平家に更なる痛手を与えようと、病の床にある重盛をを見舞いながら双六の試合を持ちかけた。賭けたのは後白河と平家の友好関係だった。何としても勝たんとする重盛は息も絶え絶えに賽の目を振る。そこへ駆けつけた清盛は後白河法皇を罵倒するが、後白河法皇は40年前の話を持ち出した。かつて後白河法皇が清盛に挑んだ双六勝負に、勝てば重盛を貰い受けると言い出したしたものの、重盛は自ら振った賽で清盛を勝ちに導いた。重盛は一人で運命を決めなければならないと言い捨てて後白河法皇は去り、力尽きた重盛はそのひと月後にこの世を去ってしまう。悲しみに沈む平家に追い討ちをかけるように、後白河法皇は権中納言の座に平家が推挙した基通でなく基房の子が就くように支持した。これにより没収された盛子の領地は基房の子が継ぐことになってしまうため、ついに怒りの頂点に達した清盛は騎兵数千を率いて上洛、基房を左遷しその知行地を募集、さらには後白河法皇を鳥羽離宮に幽閉してしまう。こうして清盛は力づくで権力の頂点に就く。その後祇園の女御(松田聖子)に会いに行った清盛は、そこからの眺めはいかがかと問われる。上機嫌に答える清盛に、女御はもう会う事は無いと言って去っていく。ついに自分の上に立つものが無くなった清盛は、孫の言仁がイタズラで穴を開けた障子を保存させるほど舞い上がっていた。言仁が開けた障子の穴を覗いた清盛は、ふと祇園の女御の言葉を思い出す。
大河ドラマ「平清盛」第45回は18日(日)、総合よる8時・BSプレミアム午後6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第44回「そこからの眺め」のオンデマンド配信購入期限は11月25日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。それ以前の過去放送は特選ライブラリとして配信中。
大河ドラマ「平清盛」
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