子ども達の家出でぶつかり合う本音…ドラマ「シングルマザーズ」第6回予告動画と前回のあらすじ-NHK
11月27日、NHKのドラマ「シングルマザーズ」は第6回「母と子の総決算」を放送、涼太と慎之介は釣船に乗り込んで小島に渡りそこで一夜を明かす。心配した直(沢口靖子)と水枝(酒井若菜)はそれぞれ我が子と本音で向き合う必要に迫られる。一方、「ひとりママ・ネット」では児童扶養手当削減に反対する運動がいよいよ活発になるが、そこへ再び小田(山口馬木也)が直を訪ねてくる。
■第5回あらすじ
訪ねて来た小田にDVの影を感じ取った直はフラッシュバックが起こり、パニックを起こしてうずくまってしまう。そんな直を見て驚いた小田は逃げるように事務所を去っていく。DVを受けた過去は直が乗り越えなければならないものであった。そして2年の日が流れ、ひとりママネットは会員数を増やして大忙しの状態になっていた。ある日、事務所に大平初音(枝元萌)が相談に訪れていた。別れた夫からの養育費が滞っているという初音の話に、一度はもう施しを受けたくないと諦めるものの燈子(高畑淳子)から養育費は子どもが受ける権利であり夫の義務であるという説得に思い治して帰っていった。初音は思い切って夫に養育費の催促にいくが断られ、その愚痴をひとりママ・ネットにこぼしに来た。そこで直は調停で養育費を請求できるとアドバイスした。そう答える一方で、直は自分も夫と直面しなければならないと感じていた。
その矢先、再び小田が現れた。またもフラッシュバックが起こるが、そんな直に小田は自分がDV被害者だと訴える。妻の弁護士からここに連絡が来るかもしれないという小田は、自分こそがDV被害者だと訴えた。しかし小田の話を聞くにつれ、小田こそがDV加害者であると直は主張した。小田が再び現れたことに当惑する直は、職場でリストラされることを告げられて悩んでいた。小学4年生になった涼太は学校で詳しい昆虫観察記録が高く評価されたるなど自分なりに頑張っていたものの、直とのコミュニケーション不足に不満を感じていた。
シングルママ・ネットにはまた初音が相談に来ていた。再び養育費が途切れたので夫のマンションを訪問すると、そこで夫の今の妻が妊娠していることを知り驚いて逃げてしまったと訴える。その時居合わせた水枝が自分の子供は認知されていないと漏らした途端、水枝が不倫で子どもを産んだと勘違いした初音は水枝に食って掛かる。取り乱してオお泣きする初音を燈子たち全員でなだめるのだった。直は派遣会社に登録して経理の仕事をすることになった。直は契約が更新されるかどうかの不安に晒されながら、更に上の資格を取るために勉強を始めていた。そして涼太は過程で直に反発するようになっていた。そんな涼太の様子を久美(北斗晶)に相談すると、それは反抗期で淋しがっているのだとあっさり答えられた。一方涼太は、鴎夢亭で洋輔(ユージ)に学校の愚痴をこぼしていた。涼太は貧乏だとからかわれ、塾にも行けないから生物学者なんて無理だと投げやりになっていた。そんな涼太を金治(若林豪)は叱咤し、自分も屋台のカレー屋から頑張ったことを話して応援するのだった。由香子(三浦理恵子)も息子が荒れていると直に相談を持ちかけ、それぞれに子どもの問題を抱えている様子だった。
直は自らの気持ちをサイトの記事に綴った。それを小田、そして別れた夫の信樹(田中哲司)もそれぞれの場所、思いで読んでいた。
ある日水枝が体調を崩して寝込んでしまい、慎之介が直の家に預けられた。そこで直は慎之介が中学受験を考えていることを知る。慎之介のために昼間の事務仕事に変えた水枝は、時給を減らされたと実情を直に打ち明けていた。それでもキャバクラ時代の貯金があるからと健気に頑張る水枝を、直は優しく応援した。そして直の家では涼太と慎之介が自分たちのこれからについて語り合っていた。そこで涼太は父親が一緒だったら良かったのにとぼやいていた。直もまた、燈子からそろそろ父親のことについて向き合わなければならないのではと話を切り出された。そんな折、水枝から直に電話があった。慎之介が書置きを残して家出ししてしまったという水枝の言葉に、直は涼太も帰宅していない事に気付いた…。
ドラマ10「シングルマザーズ」は26日(火)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。NHKオンデマンドでは放送翌日から見逃し番組として配信を行う。
シングルマザーズ|NHKドラマ10