“後悔”とはそこに愛があった証である…「ゴーイング マイ ホーム」第8話あらすじと予告&2分早わかり動画も公開中
前回、栄輔(夏八木勲)の退院で新展開を迎えたドラマ「ゴーイング マイ ホーム」、今夜4日(火)の第8話では、クーナ探しのイベントを目前に、良多(阿部寛)と紗江(山口智子)、萌江(蒔田彩珠)家族は何やらほのぼのムード!そんな良多一家を目の当たりにし、菜穂は元夫(加瀬亮)に思いを馳せ、ついに会いに行く決心を…番組サイトには次回予告動画とこれまで視聴していない方も2分でわかる、早わかり動画が公開されている。
いよいよ迫ったクーナ探しイベントに向け、沙江は参加者にふるまうメニューを考え、良多も仕事だと言い訳しつつも、イベント準備がやけに楽しそう!一方、良多のいない会社では、良多を見習いたくないと言ってきた真田(新井浩文)が、結局はクライアントの言いなりになるしかない自分の姿をさびしく感じる。
ある日、良多の携帯電話に健次(安田顕)から姉の多希子(YOU)が家出したという連絡が入る。やっと連絡がついてあってみると、家出の理由は、母の敏子(吉行和子)が、退院してきた父の栄輔の世話をうれしそうにする姿を見て、自分は健次(安田顕)にそれほどの愛情を抱いていないと気付いたためだという。説得を試みる良多だが、「母親が子供のために犠牲になるのは当たり前だろ」とつい口をすべらせ、「あんたに比べればうちの(夫の)方がまし」と言われてしまう
その後、イベントに先だって長野入りした良多と沙江は、萌江も連れて、菜穂(宮崎あおい)らと打ち合わせを行うため事務局へ。仲良さげに帰っていく親子3人の後ろ姿を見送った菜穂は、ふと夫が失踪する前の自分たち親子に思いをはせる。栄輔(夏八木勲)から手渡された夫・惠の居場所が書かれたメモを手に、ついに夫に会いに出かける決意を固めた菜穂。久しぶりに再会した夫・恵(加瀬亮)は、見知らぬ女性と子どものいる牛舎で働いていた。息子の大地(大西利空)の近況を話しながらも、結局は言いたかったことがうまく離せず、すっかり過去と決別して夫に対し、自分だけが過去を引きずってきたのだと痛感する菜穂。帰り際やっと「なんで、黙って出て言ったの?」と聞くと、恵からは、「すまない。でも後悔はしていないんだ」と言われてしまう。
帰宅後、菜穂は、大地と留守番をしていた父、治(西田敏行)と話し合い、父から始めて後悔の言葉を聞き、優しい気持ちになる。…「後悔とはそこに愛があった証である」。亡き母の言葉だ。菜穂は温かい気持ちで父と語らった。
故郷のある方もない方も、どこか懐かしいドラマの風景。クーナ―探しの地は劇中でも紹介しているように長野が主なロケ地。第8話でやっと娘菜穂とのわだかまりが解けた治の「鳥居歯科医院」は、実在する歯科医院をそのまま医療器具ごと使っているとのこと。栄輔の入院していた「七生総合病院」は、長野県上伊那郡にある町立辰野病院。徳永太郎(阿部サダヲ)のタクシーは、地元のタクシー会社、アルピコタクシー、新聞記者、畠中知二(中村靖日)は、ドラマと同じ新聞社・長野日報の協力のもと撮影した。番組サイト「こだわり(秘)小話」には、実物の小道具の紹介などが紹介されているので、気になる方はのぞいていては?
ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」は、毎週火曜日フジテレビにて夜10時から放送、予告動画は番組サイトで視聴できる。
◇関西テレビ「ゴーイング マイ ホーム」番組公式サイト
◇フジオンデマンド「ゴーイング マイ ホーム」視聴ページ