高麗王室に2つの国婚!慶事の裏の策略…「光宗大王-帝国の朝-」第21-25話あらすじと予告動画
21話~25話までは、…BS朝日番組サイトでは相関図が、韓国公式サイトでは全話の予告動画や場面写真などが公開さていている。ただし、視聴には会員登録が必要。
ナビコン韓流コーナーでは、ドラマ視聴に役立つ歴史年表や地図、【「太祖王建」を2倍楽しむ】では全話のあらすじと見どころを紹介しているので、参考にどうぞ。本作のBS朝日の放送にあわせて【「光宗大王」を2倍楽しむ】で、あらすじと見どころなどを解説していくのでお楽しみに。
※ドラマ視聴の前に、【「光宗大王-帝国の朝」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介」に目を通しておくと、ドラマがもっとわかりやすくなります。チェックをお忘れなく! また、各話のあらすじの後の赤文字は、見どころや解説をしています。
■第21話
キム・グンリュルに娘をめとってほしいと懇願されたワンヨは戸惑うが、ワンソの賛成もあって結婚を承諾する。
そんな中、恵宗(ヘジョン)は自分が死んだあとの子供たちのことが気がかりだと王妃に話す。恵宗はある考えが胸にワンソ達を呼び寄せる。そのころ荘和王太后はフンファ君とキョンファ姫を呼び、王宮に不穏なうわさがあることを知る。その噂とは?
いよいよ広評省の会議の時。豪族たちが手ぐすね引いて会議に挑む。ワンギュはお得意の“新帝国主義”の夢を語るが、豪族たちはこれを一笑に付し会議は険悪に。そんな中ワン・シンニョムが恵宗の転地療養のはなしを切り出し後継問題を語ろうとする。そこに王太后が姿を現し、「まだ若い恵宗をおいて後継問題を口にするのは逆賊だ。亡き陛下の遺訓を軽んじるな」と一喝するが…。
そのころ、ワンヨとワンソは大殿にいた。和気あいあいと兄弟3人が顔を合わせた席で、ワンソに宴での一件を感謝し、王太后がフンファ君を後継者にしようとしており、ぜひ二人に協力してほしいと頼む。さらに、娘のキョンファ姫をワンソの妻にしてほしいと切り出す。果たしてワンソはこれを受け入れるのか?
今回いきなり二人の太子の新たな結婚が決まる。キム・グンリョルとワンヨが義父・婿の契りの礼のシーンは面白くみられたが、恵宗がワンソに娘を託そうと、必死に弟たちのご機嫌をうかがう姿は哀れでさえある。恵宗の親心を考えると胸が詰まる。この後当然ある王太后の怒りが恐ろしい。
■第22話
広評省の会議の席で、豪族たちを一喝した王太后だったが、皮肉なことにこれが豪族たちに、ワンヨを推す意思を固めさせることになる。この後豪族たち全員が手を重ねて決意を誓う。
会議の後、キョンファ姫をワンソに嫁がせるという話を聞かされた王太后は「陛下は正気ではない」と言って激怒、そして嘆く。もちろん当事者であるキョンファ姫も驚き、フンファ君も、まだ少女の姉が叔父に嫁ぐことに不満を持つ。
一方、ワンソの妻・テモク妃も幼い妻が来ると知り嘆くが、義姉に「王室との関係を厚くするため」と説得される。今回の婚礼に関して、ワン・シンニョムは恵宗が、自分の非力を知ったうえで、ワンギュもワンヨと彼を推す豪族たちも味方につけようとしているとして、近い将来来るだろう革命に備えて、西京軍の軍事訓練を始めた。
王太后に呼ばれたワンギュは、ワン・シンニョムに対抗するためには、強硬手段に出るしかない。両太子の婚礼の日、恐ろしい計画の実行を王太后に吹き込む。
ワンソと第一王妃は腹違いの兄妹で、今度は幼い従姉妹まで。しかし、近親婚は新羅時代から続く一つの取引手段。当時はよくあることで、女性は取引の大事なモノとして扱われていたのだった。この婚礼話で、ワンヨとワンソのそれぞれ第一王妃の真逆のリアクションが面白い。
■第23話
いよいよ国婚の日。恵宗の長女キョンファ姫がワンソのもとへ、キム・グンリュルの娘がワンヨのもとへ嫁ぐ日―。パク・スリとヨム・サンは、遺訓を受けた自分たちに国家の慶事である国婚につて、事前に何も話がなかったことに不満を漏らす。ウィファ王妃は、婚礼の化粧をほどこすまだ幼い娘の姿を見つめながら、娘の不憫な運命に涙をこぼす。一方、自分に何の相談もなく婚礼の話を進めた息子夫婦に対して、荘和王太后の怒りは収まらない。こうなっては、ワンギュの提案した、パク・スリの解任と豪族たちの締め出し、そして、太子二人を監禁殺害する計画を実行するしかないと。
いよいよ計画決行の時…ワンヨ、ワンソ両太子の婚礼の儀が無事に終わる。王太后は、王命と言って太子達に王宮に留まるよう命じる。次に王太后は、恵宗にパク・スリを解任するように命令を出せと言うが…。罠にかかったことを知ったワンヨ達は、転地療養に出る王にある願いをする。果たしてその願いとは?
これまで、孟母・荘和王太后の意のままになっていた恵宗が、ここにきて随分と強気の姿勢。やはり、我が子を守るためには親は強くなるのか?果たしてワンギュと王太后の計画はうまくいくのか?
■第24話
転地療養に出かける前に、ワンソは自分たちの私兵を入れることの許可を受けた。そのおかげで、とりあえずは二人の太祖の命は長らえている。療養に出かけた礼成江でも恵宗は、かたくなにパク・スリの解任とフンファ君が王太子の座に就くことを拒む。しかし、パク・スリの存在をもどかしく思うワンギュは、一刻も早く決断を迫り野望を遂げたいと考えていた。
ワンソに嫁いだキョンファ姫はキョンファグン夫人として健気に務める。フンファ君は、そんな姉のことが気になり、こっそり様子を見に行く。
一方、ワンギュが数回にわたって自分の解任要求を願い出たと知ったパク・スリは、直接ワンギュに談判する。王宮が混沌とするなか、ついにワン・シンニョムが動き始め…。
私兵を入れることをワンヨにアドバイスしたのは、元ワンソの臣下で、今はワンヨの参謀的な立場にいるチャン・ダンソル。彼の賢さは、ワン・シンニョムも感心するほど。今後、彼の活躍が際立つので、お見逃しなく。
■第25話
療養地に行ったものの、恵宗は容態を悪化させ、結局療養先から王宮へ戻ってきた。
王太后は、深夜の急な帰りに胸騒ぎを覚える。戻った恵宗は、すでに命の灯が消えそうなほど弱り切っていた。
そんな中、キョンファグン夫人が、訪ねてきた弟フンファ君を呼び入れたと知ったテモク妃は「両太子は命を狙われている。常に用心しなければいけない立場なのです」と軽はずみな行動をとった夫人に釘を刺す。
恵宗が帰ってきたことで、ワンヨ達の命も危ないと、チャン・ダンソルが恐ろしい計画を口にする。果たしてその計画とは?
一方、ワンギュは再度パク・スリの解任を迫るため、臣下から上書を集めることを画策するが…。
憐れな王恵宗だが、救われるのは妻の第一王妃の優しい心づかい。麗しい夫婦愛にも注目を。
【「光宗大王」を2倍楽しむ】
◇BS朝日「光宗大王-帝国の朝-」
※2012.11.12- 月~金
◇韓国KBS「帝国の朝」(光宗大王)番組サイト
※予告動画視聴には事前に会員登録が必要。韓国語。
◇DVD公式サイト
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■作品紹介
・原題:帝国の朝(제국의 아침) ・放送:KBS、2002.3.2~2003.1.26 ・話数:全94話 ・演出:チョン・ソンホン、キム・ホンイル ・脚本:イ・ファンギョン ・キャスト: ワンソ(後の光宗) …キム・サンジュン ワンヨ(後の定宗) …チェ・ジェソン テモク妃…チョン・ヘジン ムンゴン妃…ホン・リナ 恵宗(ヘジョン)…ノ・ヨングク ウィファ妃…キム・ヒョンジュ ワンギュ…キム・ムセン パク・スリ…チョ・ギョンファン | ■DVD-BOX
・構成:DVD-BOX1〜8:BOX1 DISC5枚組 10話、 BOX2~8 各DISC6枚組 12話収録/デジパック、 ・リーフレット、オリジナルポストカード2枚封入 ・初巻発売日:2009.6.5 ・各BOX価格:15,000円(税抜) / 15,750円(税込) ・販売元: ブロードウェイ |
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