栄枯盛衰の先に見たものは…大河ドラマ「平清盛」第50回最終回予告動画-NHK
12月23日、NHK大河ドラマ「平清盛」は第50回「遊びをせんとや生まれけん」を放送、平家一門を世の中心に据えることを成し遂げた清盛は1181年1月、熱病でこの世を去る。自らが助けた頼朝(岡田将生)の首を墓前に供えよと叫んで力尽きた清盛だったが、その後の平家一門は転落の一途を辿る。幼い安徳天皇を抱えた時子(深田恭子)や盛国(上川隆也)らは非業の死をとげ、それと入れ替わるように源氏の世が始まる。頼朝が幕府を平定した後、西行(藤木直人)が訪ねて来た。頼朝は西行を通じて亡き清盛の霊と出会い、言葉を交わす。
■第49回「双六が終わるとき」あらすじ
清盛の五男・重衡(辻本祐樹)による南都(奈良)焼き討ちの結果、人心は平家からますます離れていき、各地では叛乱が相次いだ。そして21歳の若さで高倉上皇(千葉雄大)がこの世を去り、朝廷内に於ける平家の後ろ盾も無くなった。これによって1年半ぶりに後白河法皇(松田翔太)による院政が始まり、再び清盛の前に立ちはだかる。清盛が起こした「治承三年の政変」も自分の筋書き通りであったとほのめかす後白河に、清盛はじめ一門は恐れおののく。窮地に立たされる平家に対し、頼朝の下には次々に東国武士たちが集まり、頼朝は御家人という体制を敷いて新たな武士による世を作る礎を築いていた。
やがて面会に来た西行から鎌倉で頼朝が行う街づくりを聞かされた清盛は、既に自分の敵が貴族ではなく武士である頼朝であることを感じていた。ある時、意を決して後白河を訪問した清盛は双六勝負を持ちかける。二人は双六を始めながら、これまでの日々を振り返る。この勝負は清盛の勝ちに終わり、清盛は朝廷との勝負は既に終わった事を確信する。武士はもう王家の犬ではないと宣言する清盛の言葉を後白河は静かに受け止めた。そして清盛は源氏討伐に向けて準備を始めた。その頃、伊勢に住む西行の庵に一人の客が訪れた。それは清盛の生霊だった。
大河ドラマ「平清盛」第50回は23日(日)、総合よる8時・BSプレミアム午後6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第49回「双六が終わるとき」のオンデマンド配信購入期限は1月6日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。それ以前の過去放送は特選ライブラリとして配信中。
大河ドラマ「平清盛」
NHKオンデマンド|大河ドラマ 平清盛
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