紅白の後はコレ!「2013新春生放送!年のはじめはさだまさし」宮城県仙台市から生放送の予告動画-NHK

2012年12月31日08時00分芸能

2013年1月1日、NHK総合テレビは「2013新春生放送!年のはじめはさだまさし」を放送、毎年恒例の新春放送は2時間5分の拡大版でさだのトークと歌、視聴者からのハガキを満喫する。年が変わって最初に放送される。深夜帯ながら5~6%の視聴率を保つ好評振りで、そのファンは徐々に拡大しお年寄りから小学生までハガキを投稿してくる人気となった。

今回は「2012年うれしかったこと、悲しかったこと」「2013年はこんな年にしたい、あなたの抱負や目標」「大みそか、お正月の過ごし方」「冬休みの思い出 」「宮城にまつわる話」が募集テーマとなっており、年明けらしい視聴者の声が伝わる。軽妙な語りで人気のさだがハガキにゆるいツッコミを入れつつ自分の思い出話を披露してくれるのがお決まりだ。新年一回目のトークライブは、直前までカウントダウンコンサートが行われる仙台サンプラザホールから中継される。東日本大震災からもうすぐ2年ということで、被災地となった宮城県から正月にちなんだテーマと共に被災地への希望もつなげていく内容だ。さだの希望により番組では歌よりトークの時間を長く割いているが、ほぼ毎月1回の通常放送よりも拡大版の2時間5分となっていることから番組中のミニコンサートも行われる。さだの曲は昔からメッセージ性を重視したものが多く、新年のさだが膨大な自作曲の中から何を選ぶのかもファンにとっての楽しみだろう。
番組では徹底したコスト削減からタイトル以外のテロップは全て手書き、背景もホワイトボードに美術スタッフがご当地の絵を描くという手作り感あふれるセットも人気の一つだ。視聴者からの投稿ははがき限定でメールやファクスは受け付けないというスタンスも相変わらずで、素朴な雰囲気は肩肘を張らずにのんびり正月の夜更かしを過ごすことができる。元々は「さだまさしの見るラジオ・聴くテレビ」という実験的な番組が支持され続けて現在のスタイルになったという経緯もあり、テレビなのに見なくても大丈夫、ラジオにしては見てみたいというスタイルがこの番組の味である。日本各地の番組ファンから寄せられた悲喜こもごもを聞きながら、自分の昨年と今年の計画をまったり考えてはいかがだろうか。

「2013新春生放送!年のはじめはさだまさし」は2013年1月1日(火)午前0時25分から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。放送翌日からはNHKオンデマンドで見逃し番組として配信される。


今夜も生でさだまさし|NHK
NHKオンデマンド 今夜も生でさだまさし(配信は1月1日18時から)