待望の地上波初登場!西島秀俊×香川照之「ダブルフェイス 偽装警察編」各種予告動画-TBS
1月5日、TBSでドラマ「ダブルフェイス 偽装警察編」を放送、WOWOWと同局による共同制作のドラマがいよいよ地上波にも登場する。香港の大ヒット映画「インファナル・アフェア」のリメイクとなる本作は、実は警察の潜入捜査官であるヤクザの幹部と、ヤクザのスパイであるエリート警察官という2人のスリルに満ちた戦いを描く。本作はヤクザ側の潜入者である高山(香川照之)側の視点で熾烈な組織の戦いの過程とその結末を描く。
高山は少年の頃に織田組組長である織田大成(小日向文世)に拾われ、織田の下で育ちながらも刑事となった。上司である小野寺警視正(角野卓造)が殉死すると、織田からの命令はさらに厳しいものとなった。厚生労働省の代議士の娘である末永万里(蒼井優)と関係を持てという指令に、偶然も手伝い高山はいつしか同棲する仲となる。織田は更に万里を薬漬けにするよう命じるが、父親に抗いながら自分の行き方を模索する万里に触れ、二重生活を続ける高山の心は大きく揺れる。一方、小野寺の遺品であるパソコンが高山に預けられるが、そこには織田組内部にいるという潜入者についての情報が入っていることが明らかになる。しかし高山はパスワードが分からずに情報を得る事が出来ないでいた。
その頃、森屋(西島秀俊)は自分が警察の潜入捜査官であるという事実を唯一知る小野寺の死に弟分のヒロシの死が重なり呆然とした日々を過ごしていた。そんな時、森屋の携帯に小野寺からの着信があった。その電話の主は高山だったのだ。そして小野寺の後継者として高山は森屋に話しを持ちかける…果たして高山の真意はどこに?
本作の前編となる「ダブルフェイス 潜入捜査編」は昨年10月に放送され大きな注目を集めた。森屋の視点から描いた前作の続きとなるストーリーを、今度は高山の視点から描くというねじれの表現で見るものの知的興奮を大いに茂樹してくれる。異なる場所に身を置きながらも二重生活での苦しみを共有する森屋と高山が互いの存在を認識した時、そこに何が生まれるのか。特殊な状況下で重責の中苦しむ主人公たちとその周囲の人々の繊細な心理描写がよりストーリーを盛り上げる。驚きの結末に、目が離せない続編だ。
「ダブルフェイス 偽装警察編」は5日(土)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。
ダブルフェイス|TBSテレビ