念願の王妃懐妊!仮面遊びの終わり…「光宗大王-帝国の朝-」第56-60話あらすじと予告動画
2月1日(金)放送の第56話~60話では、王妃に念願の懐妊の兆しがみられる!そしてついに平州パク3兄弟が兵部令ワン・ユクらの動きを不審に思い、動き出す…BS朝日番組サイトでは相関図が、韓国公式サイトでは全話の予告動画や場面写真などが公開さていている。ただし、視聴には会員登録が必要。
ナビコン韓流コーナーでは、ドラマ視聴に役立つ歴史年表や地図、【「太祖王建」を2倍楽しむ】では全話のあらすじと見どころを紹介しているので、参考にどうぞ。本作のBS朝日の放送にあわせて【「光宗大王」を2倍楽しむ】で、あらすじと見どころなどを解説していくのでお楽しみに。
※ドラマ視聴の前に、【「光宗大王-帝国の朝」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介」に目を通しておくと、ドラマがもっとわかりやすくなります。チェックをお忘れなく! また、各話のあらすじの後の赤文字は、見どころや解説をしています。
■第56話
チョ・ソンと語らい夜明けに王宮に戻ってきた光宗(クァンジョン)は、テモク王妃が夜通し一睡もせずに自分を待っていたことを知って驚く。王妃をないがしろにしていたことに気付いた光宗は、彼女を優しく抱きしめるのだった。
徇軍部を改革して新組織を置くことに朝廷では大きく揺れていた。もちろん光宗派の面々は賛成だが、パク・スギョン侍中らの平州一派は、敏感に朝廷内に起きている何かを感じ取る。ところが、肝心のパク・スギョンは、王への絶対的な信頼感から息子たちの不信感を抑え込む。
そんな中、命がけで民を助け生き仏と噂される僧侶キュニョの噂を聞いたチョ・ソンは、山寺へ向かう。キュニョが素晴らしい人物であることを知ったチョ・ソンは、必要な費用をすべて負担すると申し出る。
一方、王妃は行方不明となっていた、恵宗の娘で第二夫人のキョンファグン夫人と息子のフンファ君、定宗の息子キョンチュンウォン君を発見し、王宮に連れ戻す。
自分以外の女性に見向きもしない光宗に、感謝の意を伝える慎ましい王妃。そして何とも太っ腹な美しき女傑チョ・ソン。正反対の女性の存在が気になるが…。
■第57話
貞観政要の書を読みふける光宗は「やはり血は避けられない」と考えた光宗は同時に人材の大切さをも実感する。キョンファグン夫人たちが王宮に戻り朝食を共にする。キョンファグンが、王宮では暮らせないと願いでるが、光宗はそれを聞き入れない。パク・スギョン侍中の長男スンウィたちは軍の改革に味方した者を警戒し、不穏な動きを父に訴えるが、安心しきっている侍中はやはり意見を聞き入れない。そんな平州派の目を盗むように、光宗は相変わらず撃毬(キョック)に明け暮れ、シンソンの家に集まったダンソルとモンユは兵部の改革について話し合い、神経が過敏になっているパク兄弟への警戒を強める。
光宗は再び王宮を抜け出し、キュニョの様子を見、タンムン和尚を訪ねる。タンムン和尚の元に向かうダンソルらをパク兄弟の手下が尾行する。
光宗の読む貞観政要の内容がどうにも気になる。また、チョ・ソの外交力を示す客館での宴には、日本人もいるようで「ありがとうございます」と言う日本語も聞こえるのでお聴き逃しのないように。
■第58話
ワン公子(光宗)が再び訪れると聞いたチョ・ソンは、生れて始めて胸のときめきを感じ、そんな自分に戸惑う。酒席を設けた光宗は、チョ・ソンを同席させ「友にならぬか?」と提案する。チョ・ソンもこれを受け入れ、再び二人で中国について語り明かす。光宗は改めてチョ・ソンの豊富な知識に驚き、チョ・ソンは配下の者にワン公子の正体を探らせる。朝になって王宮へ戻った光宗は、テモク王妃懐妊の知らせを受け、その手を握り喜びをあらわにする。朝廷内は沸き、国家の慶事として祭祀(さいし)をあげるべきだと盛り上がる。しかし、国内は立秋を過ぎたというのに暴雨が続き、深刻さを増していた。そこで、チェ・ジモンは祈晴祭を執り行うよう進言する。重臣たちと和やかに過ごす席で、光宗は中国情勢についてチョ・ソンから聞いた話をして臣下たちを驚かせる。
一方、パク兄弟はいよいよ兵部令のワン・ユクらを弾劾する上書を上げ、光宗の反応を見ることにする。
「友になろう」と言った光宗と受け入れたチョ・ソン。友にしては二人のアツいまなざしが気になるのだが…。
■第59話
王妃懐妊を臣下たちと祝う宴席で内奉省令パク・スンウィは、光宗が推薦した部下は兵部を改革する気だと詰め寄り、大豪族と王室の関係を悪化させてはならないと、声高に叫ぶが、父である侍中や、すっかり光宗に丸め込まれている重臣たちにがこれをなだめる。それでも納得しないスンウィは食い下がるものの、3兄弟以外に同意の声が上がらず宴はお開きとなる。しかし、パク兄弟はますます疑いを深め、兵部の機密書類を手に入れたパク兄弟は、そこに到底知り得ることのない全国各地の情報が網羅してあることに驚き、ワン・ユクらが間違いなく軍部の改造計画をしていることに気付く。そしてこの計画には光宗も絡んでいると確信する。
一方、タンムン大師が「王妃のお腹の子は男の子」と言っていたと知り、提調尚宮は喜びを隠せない。そんな中、光宗の命で、キュニョが祈晴祭を執り行う。キュニョの全身全霊をかけた祈祷が通じたのか、不思議なことに雨雲が去り、太陽が現れる。その奇跡に光宗は感動する。そして祈晴祭を見ていたチョ・ソンは、ワン公の正体が光宗だと知ってショックを受ける。
キュニョ渾身の祈祷のシーンをお見逃しなく。さあ、次回いよいよ光宗が仮面を脱ぐのでお楽しみに。
■第60話
寺では、キュニョとタンムン和尚を囲み、祈晴祭が成功したことで、キュニョと光宗に対する臣下たちの評価はますます高まっていた。チェ・ジモンは「キュニョ和尚のような大徳が陛下に力添えすれば、高麗国の未来は安泰です」と太鼓判を押し、和やかに談義する中、兵部令の「新任の地方指揮官を王都に呼び、陛下に謁見させます」という言葉に、パク兄弟は「豪族への脅迫行為だ」と憤慨。光宗は「過敏に反応しすぎだ。上書は無かったことにする」と強い口調で語り、「新任指揮官の謁見を認める」と断言する。他の大臣たちもこれに賛同するが、これまで見せてきた柔和な光宗とは全く違う目の光にスンウィは憤りを隠せない。父のパク・スギョン侍中も、光宗がこれまで仮面をかぶり続けていたことにやっと気付き、「息子たちの言っていたことが正しかった」と憂慮する。しかしこのときすでに、光宗に謁見するため地方軍が続々と都に集まり、これを警戒する兵とでごった返していた。
ワン公が王の光宗だと知ったチョ・ソンも、騒がしい市中の動きで、光宗が豪族と戦おうとしていることを察する。
光宗を演じるキム・サンジュンの表情の切り替えに注目。特に柔和な目と鋭い目との使い分けが凄い。それにしてもワン・ユクは、あのワン・シンニョムの弟でありながら、まったく私心がない。
【「光宗大王」を2倍楽しむ】
◇BS朝日「光宗大王-帝国の朝-」
※2012.11.12- 月~金
◇韓国KBS「帝国の朝」(光宗大王)番組サイト
※予告動画視聴には事前に会員登録が必要。韓国語。
◇DVD公式サイト
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■作品紹介
・原題:帝国の朝(제국의 아침) ・放送:KBS、2002.3.2~2003.1.26 ・話数:全94話 ・演出:チョン・ソンホン、キム・ホンイル ・脚本:イ・ファンギョン ・キャスト: ワンソ(後の光宗) …キム・サンジュン ワンヨ(後の定宗) …チェ・ジェソン テモク妃…チョン・ヘジン ムンゴン妃…ホン・リナ 恵宗(ヘジョン)…ノ・ヨングク ウィファ妃…キム・ヒョンジュ ワンギュ…キム・ムセン パク・スリ…チョ・ギョンファン | ■DVD-BOX
・構成:DVD-BOX1〜8:BOX1 DISC5枚組 10話、 BOX2~8 各DISC6枚組 12話収録/デジパック、 ・リーフレット、オリジナルポストカード2枚封入 ・初巻発売日:2009.6.5 ・各BOX価格:15,000円(税抜) / 15,750円(税込) ・販売元: ブロードウェイ |
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