民のための改革と御子誕生!開国の功臣・雙冀登場…「光宗大王-帝国の朝-」第61-65話あらすじと予告動画

2013年02月07日10時00分ドラマ
Licensed by KBS Media Ltd.
(C) 2012 KBS. All rights reserved

2013年2月8日(金)から始まる第61話~65話では、光宗が軍の改革に続いて租税改革に乗り出す一方で、帰化人の雙冀(サンギ)が登場する!BS朝日番組サイトでは相関図が、韓国公式サイトでは全話の予告動画や場面写真などが公開さていている。ただし、視聴には会員登録が必要。

ナビコン韓流コーナーでは、ドラマ視聴に役立つ歴史年表地図【「太祖王建」を2倍楽しむ】では全話のあらすじと見どころを紹介しているので、参考にどうぞ。本作のBS朝日の放送にあわせて【「光宗大王」を2倍楽しむ】で、あらすじと見どころなどを解説していくのでお楽しみに。

【「光宗大王-帝国の朝」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介と時代背景」に、「ドラマで辿る韓国の歴史-高麗時代」を追加しました。わかりやすく高麗の歴史を紹介しているので気になる方はチェックをどうぞ。また、各話のあらすじの後の赤文字は、見どころや解説。

■第61話
中国、後周からの使臣を出迎え、皇帝からの祝辞と品物を受け取った光宗。光宗はこの場を利用して、王命なしに北方の軍を動かした平州一族をギロリと睨み苦言を呈し、改めて兵部改革の指示と継続を発表。光宗の堂々としたふるまいや威厳に満ちた姿に、臣下たちは爽快な気分になる。
そんな中、都城内に兵士が増えていることを知ったテモク王妃は、尚宮がとめるのも聞かず、黄州の義兄ウィグァンを部屋に呼び、義兄は密旨の存在を知らせる。果たしてその内容は?
一方、光宗はチョ・ソンから聞いた後周の情報を披露し、後周の使臣を驚かせて上機嫌。そして侍中に、なぜ無言でいるのか?と水を向ける。ワン侍中は、これまでと様変わりした光宗にチクリと嫌味を言い、「都城内外の状況に憂慮し、地方軍の王宮入りを再考してください」と上奏。しかし光宗は「憂慮すべき雰囲気を作ったのは侍中の息子たちの方。国王の意思こそが法。その法を守らなければ災いが起こる」と堂々と言い返す。
そんな中、パク・スンウィは平州以外の北方の豪族がすべて寝返ったことを知る。平州の北方軍が動けば、西京・貞州・黄州の連合軍が平州を攻め入る手はずになっているのだ。
新将校たちが都城門に到着し、パク兄弟と睨みあう。そして、王妃の陣痛が始まる!
さあ、今回は王妃の出産シーンで終わる。果たして生まれるのは男児かそれとも女児か?

光宗■第62話
955年、無事に男児を出産したテモク王妃。後に高麗第5代国王・景宗(キョンジョン)となるこの男児はワンユと名付けられる。待ち望んだ御子が生まれたものの、一方では大豪族が窮迫している事態に光宗の心中は複雑。そしてついに「都城門を開けさせ、反抗する者は斬れ!」と勅令を出す。悔しさをにじませながらも開門するパク・スンウィは、「二度と譲歩しない。国王を決して許さない」と誓う。地方軍の新将校たちは、無事王に謁見し忠誠を誓う。
光宗は臣下や新将校たちを呼んで大宴会を開き、その後シンソン・ダンソル・モンユを大殿に呼び寄せ慰労し、光宗とともに新帝国を築く決意を新たにする。
その頃チェ・ジモン宅には、新羅系の元鳳省の官僚たちが集結し、光宗を助けて高麗の中で新たな新羅の学問を花咲かせようと誓う。
光宗は今回の無血解決を喜ぶものの、多すぎる豪族を相手に、今回のように一つ一つつぶすのは無理だと、大豪族たちを一網打尽にする方法を考えていた。
念願の御子こそ「千秋太后」のヒロインであるスが最初に嫁いだ暴君景宗。「千秋太后」第3話では、名君・光宗の末路と景宗との親子関係も描かれている。今後光宗と御子との父子関係にも注目していこう。

光宗■第63話
光宗は、平州牽制に助力した黄州や信州の大夫たちを王宮に呼び、慰労する。兵部令も、地方軍に続き都内外の軍改革に着手し始める。すっかり体面を潰された平州一派。怒りが収まらないスンギョンは国王を玉座から引きずり降ろすと息巻くが、結局「国王を捕らえたとしても、民心を集め、力を蓄えねばならない」と周りからいさめられる。そんな中パク侍中は独り「なぜ陛下は我が一族を敵に回すのだろう」と怒り嘆いていた。
光宗はついに王都軍の交代と租税調査の王命を出す。しかし、パク侍中がずっと欠席していて朝会が開けない。それでも、平州一派以外が全員この案件に賛成しているので、話は平州不在のままどんどん進んでいく。そして大豪族のもとには、財産を調査するための官吏たちが放たれた。豪族たちは「国王は毒を胸に含まれたようだ」と警戒する。
一方、光宗は久々にチョ・ソンの元を訪ねる。もちろん素性は知られていないワン公子のつもり。チョ・ソンの方でも友として迎えるが、なぜか心穏やかでない。そんなチョ・ソンに長く友でいようという光宗。
せっかく跡取りが生まれたというのに、光宗とチョ・ソンの間にどうも危険信号が…。さすが経験豊富な王妃の母、太后はいち早くこれを察知し、王妃に注意をする。

光宗■第64話
「長く友でいよう」という光宗の言葉に、何故か苛立つチョ・ソンは、妓生を呼ぼうかと冷たい態度。光宗はこれをきっぱり断る。そして、光宗の心にぐさりと来る話をするチョ・ソンに、冷遇しないでくれと言い、「大夫人のいう嘘つき男の人生を知りたいか?」と。、自らの出自を語ろうとする。しかし、「夜が明けます」の知らせに立ち上がり、よろけたはずみでチョ・ソンと超接近。しばし見つめ合うもあっさりと帰ってしまった光宗のことが頭から離れないチョ・ソンは、陛下を恋慕う気持ちを封じ込め、「私たちはただの友である」と自らに言い聞かせる。平洲が握っていた王都軍の指揮権は内軍に引き継がれ、軍の改革は順調に進み、兵礼部ワン・ウクたちは、租税の改革を急速のピッチで進める。そんな中、王妃が御子を実家で訓育させる了解を取り付けた後、義兄グアンギョムを侍中に推薦すると、光宗の表情が一変。きっぱりと却下。果たしてその理由は?
その時、グンリュルとヨンギュに「侍中職を退くつもり」だと告げたパク侍中はが、光宗を訪ねてくる。
これまで平州だけの問題と、対岸の火事を決め込んでいたグンリョル達豪族も、そろそろお尻に引火の心配が…。

光宗大王■第65話
パク・スギョンに「なぜ私をこれほど窮地に追い込むのですか?」と強く迫られた光宗。光宗は「何か勘違いをしている、これはすべて民とともに幸せに暮すためなのだ」と言って、パク・スギョンの侍中職の辞意を決して許そうとしない。
そのころ、光宗が最も会いたいと願い、後周建国の礎を築いたという人物・雙冀(サンギ)が王都に向かっていた。朝廷では租税に関して豪族たちが、これまで自己申告だった租税を国家が直接調査することに関して喧々諤々意見を交わしていた。そんな中ついにサンギが光宗に謁見。サンギは立ったまま「なぜ王様は座っているのですか? 諸侯国としてあるまじき態度です」と言い放つ。この言葉に怒った光宗は「斬首」を叫び、堂々とした王の姿を見せる。かつての高句麗の偉業を言葉にした光宗に、サンギは現在の高麗の立場を話し、高麗国王のあるべき姿を語る。光宗はそんなサンギを気に入り、酒を酌み交わす。「もはや後周に自分のやるべき仕事はない。高麗にこそやるべき仕事がある」というサンギを、光宗は手元に置くことにする。その頃、太后は、光宗が「ファンボ一族を保全させたければ、でしゃばるな!」と言ったことを王妃から聞き憤慨する。
一方、なんとか光宗を玉座から引きずりおろしたい平州一族は、ヒョウン太子に目をつける。
光宗は、酒席でサンギの相手をダンソルらに任せ、その人柄を吟味させる。そこでサンギは自身の生い立ちを語り、ある女人の話をする。その女人とは…。
さて、光宗が会いたがっていた雙冀(サンギ)と言う人物。高麗王朝の歴史書『高麗史』39巻には、「中国・後周の人として使臣について来たが、高麗・光宗の目にとまって帰化した人物」と紹介している。雙冀こそは、高麗に科挙制度を導入した人物。光宗が気に入り帰化して高麗に留まることになる。演じたのはイ・ヒョジョン。「乾パン先生とこんぺいとう」のテインの父で病院長や「鉄の王キム・スロ」の大司長、「ジャイアント」ソウル市都市局長といった知的な役が多い。

kandoratop 【「光宗大王」を2倍楽しむ】

BS朝日「光宗大王-帝国の朝-」
 ※2012.11.12-  月~金
韓国KBS「帝国の朝」(光宗大王)番組サイト
※予告動画視聴には事前に会員登録が必要。韓国語。
DVD公式サイト
★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・複製を一切禁止いたします。


■作品紹介
・原題:帝国の朝(제국의 아침)
・放送:KBS、2002.3.2~2003.1.26
・話数:全94話
・演出:チョン・ソンホン、キム・ホンイル
・脚本:イ・ファンギョン
・キャスト:
ワンソ(後の光宗) …キム・サンジュン
ワンヨ(後の定宗) …チェ・ジェソン
テモク妃…チョン・ヘジン
ムンゴン妃…ホン・リナ
恵宗(ヘジョン)…ノ・ヨングク
ウィファ妃…キム・ヒョンジュ
ワンギュ…キム・ムセン
パク・スリ…チョ・ギョンファン
■DVD-BOX
・構成:DVD-BOX1〜8:BOX1 DISC5枚組 10話、
BOX2~8 各DISC6枚組 12話収録/デジパック、
・リーフレット、オリジナルポストカード2枚封入
・初巻発売日:2009.6.5
・各BOX価格:15,000円(税抜) / 15,750円(税込)
・販売元: ブロードウェイ








PR
★韓国歴史 関連書式を一覧