“集賢殿”設置!秘密結社“密本”と父の遺書…「根の深い木」第3話あらすじと見どころ、予告動画

2013年02月12日07時00分ドラマ
(C)SBS

自らの作るべき朝鮮の形を見つけた世宗は、手始めとして“集賢殿”の設置を太宗に求める!秘密結社“密本”の存在も明らかになり、ドラマ「根の深い木」第3話は、ますます目の離せない展開に…DVD公式サイトには予告動画や人物相関図が公開されている。

ドラマの詳しい紹介と全体の見どころは、【「根の深い木」を2倍楽しむ】「(1)ドラマ紹介と時代背景」で詳しく紹介しているのでチェックをどうぞ。
※ご注意※
1月29日よりBSフジにて放送開始した「根の深い木」は、ドラマ原作オリジナルの全24話版を、全21回に再編集した“BSフジオリジナル版”で放送。初回は冒頭で原作の第1~3話を要約し、第4話を放送。以降、第2回が原作第5話、第3回が原作第6話…というようにスライドして放送。以下、本コーナーで紹介するあらすじと見どころは、原作オリジナルに沿っています。編集などの関係で、ご紹介する内容と多少ずれることがあることをご理解の上お楽しみください。では、BSフジオリジナル版での放送に追いつくまでお待ちください。
また、LaLaTVでは2月1日(金)20:00より、オリジナル字幕版で、毎週(金)20:00~ほか 2話ずつ放送中です。


今回は、気になるその第3話を紹介。ドラマの放送にあわせて各話を紹介していくが、あらすじはオリジナル版で紹介。視聴前にあらすじを知りたくない方は、■各話の見どころだけを先にご覧いただき、あらすじは視聴後にどうぞ。

■第3話の見どころ
 ドラマ冒頭、いきなり見どころとなる!兵士たちの射る矢の中を歩く世宗の姿。そして口では父に命乞いをする世宗の本心を見抜いた父の耳元に世宗が囁くセリフもお聴き逃しのないように。字幕では“父”と訳されている言葉だが、世宗は“당신=タンシン”と言っている。この言葉は英語では“you”と訳されるが、実際にはよほど近い間柄、しかも同等か目下に使う言葉で、父やましてや上王に使うべき言葉では決してない。これをあえて“タンシン”と呼んだところに、世宗の父へ思いが読み取れる。
 第3話で登場する“鄭道伝(チョン・ドジョン)”と言う人物は、朝鮮建国に際して国家プランの立案者。本来功臣であるべき人物だが、太祖が後継者に自分ではなく異腹弟のイ・バンソクに決めたことに腹を立てた太宗(イ・バンウォン)が、バンソクの教育係だった鄭道伝を処刑したのだ。結局太宗は2度のクーデターの後に王位に就いた。これについては、【「根の深い木」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマ紹介と時代背景-③後継問題(太祖~5代王・文宗まで)」で詳しく紹介しているので、気になる方はチェックをどうぞ。

■第3話「密本」あらすじ
 魔方陣の答えも、自分の描く朝鮮を見つけた世宗は、太宗の元に赴く。太宗の弓を射るようにという号令の中、静かにしかし堂々と進み出る世宗は、跪き命乞いをする。しかし、父はそれが本心ではないと見抜く。世宗は太宗の耳元で、父の威圧にも臆することなく、しかし小声で「あれは重箱ではなかった。魔方陣型の器です」と答え、「あの重箱が父上亡きあとの朝鮮なのです」と答える。2人は、小声で話すのをやめ、世宗は「賢明で若い学者らと小さな殿閣を建てて、経典でも学びながら父上を補佐します」と殊勝に言い、その殿閣に“集賢殿”という名前をもらう。この後、太宗は別室にて世宗にどんな朝鮮を作るのかと聞き、世宗は、武力で威嚇する父を前に、「文による統治こそが自分の理想」と宣言し、「集賢殿で若い人材を育成し、適材適所で人が活躍できる朝鮮をめざし、どんなに時間がかかろうと、私は待ちます」と答え、席を立つ。そんな世宗に太宗は「“密本”を知っているか?」と聞く。
 この密本こそは、太宗が処刑したチョン・ドジョン(鄭道伝)の教えの下で結成された秘密結社。太宗は、過去の科挙の試験で、チョン・ドグァンの息子ギジュンが、不敬な回答を残し立ち去ったことから、今もチョン・ドグァン父子の行方を追っていた。そして、当時太子だった世宗は、ギジュンに会っており、彼から父が建国の理念とは大きくかけ離れ、最高行政機関の“議政府”の力を削ぐ国作りをしていることを知らされたのだ。太宗は、チョン・ドグァンとギジュン父子が泮村に潜伏していることを突き止め、彼らを抹殺することを命じる。一方、世宗は新たな朝鮮を作るためにチョン・ギジュンの力が必要だと、彼を救うことをムヒュルに命じる。
 その頃、泮村では、チョン・ドグァンが20年間探し求めたチョン・ドジョンが遺した“密本の書”を女首長のトダム宅から受け取り、秘密結社“密本”の再結成を誓う。ところが太宗がこれを嗅ぎ付け兵を送る。ちょうどそのときトルボクが騒ぎを起こして泮村から逃げようとする。トルボクはチョン・ドグァンの馬を奪って逃げるが、馬には“密書の本”が結ばれており、それを止めようと伸ばしたドグァンの護衛士ユン・ソジンがトルボクの“父の遺書”を掴む。

さあ、いよいよ次回からは世宗の親政が始まり、ソン・ジュンギからハン・ソッキュへ、トルボクも成人したチャン・ヒョクにバトンタッチするのでお楽しみに。

予告動画と人物相関図は、DVD公式サイトでどうぞ。

「根の深い木」DVD公式サイト
BSフジ「根の深い木」番組サイト
 ※2013.1.29日より、毎・火夜10時からBSフジにて放送!
LaLaTV「根の深い木」番組サイト
 ※2013.2.1より、毎・金夜8時から2話ずつ放送!
韓国SBS「根深い木」公式サイト|NeTV名場面

kandoratop  「根の深い木」を2倍楽しむ

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