サンオク大勝負!朝鮮一の商団になれるのか?再放送「商道-サンド-」第32-36話あらすじと見どころ、予告動画‐BS朝日
まさに商売は情報の世界!サンオクは、目先の商売を捨て、燕京のワン商人から手紙で教えられた大規模な商いに向けて動き出す…果たして首尾よく事が運ぶのか?今夜5月22日(木)から放送の「商道」第32-36話のあらすじをまとめてご紹介!公式サイトには予告動画が公開されている。
※今回紹介分よりオリジナル話数と異なります。全50話版オリジナルの第32話~37話に相当。
※来週は、26日(月)~28日(水)の放送は休止。
なお、【「商道-サンド-」を2倍楽しむ】には全話のあらすじが紹介されているので、ドラマ視聴にあわせてチェックをお忘れなく。BS朝日ではオリジナル全50話を46話にして放送。以下、カットされた内容もできるだけ盛り込んでご案内。
■見どころ
今回もどんでん返しに次ぐどんでん返しで、サンオクの商才が光る。そして週の最後には、サンオクがタニョンを呼び出し再び告白するシーンも!
※イ監督作品の出演者比べをしている表があるので、参考にどうぞ。⇒集まれ、イ・ビョンフン組!
■第32話 口封じ
密貿易犯を捜すため、義州府は松商や柳商も家宅捜査する。しかし、事件の手がかりはまったくつかめない。そんな中、松商大房パク・チュミョンとともに義州を訪れたチェヨンは、サンオクに近々清国から使節団と共に大規模な商団がやってくるとの話を伝える。一方、パク・チュミョンから柵門での密貿易に心当たりはないかと問われたチョン・チスは、初めて密貿易の真相をパク・チュミョンに報告し、密貿易の犯人を暴けない役所に焦燥感を抱いたサンオクは、柵門にいるホン・ドゥクチュに協力を求める手紙を送る。サンオクからの手紙を受け犯人捜しを始めたドゥクチュとドゥグァンは松商行首キム・テチュルのあとをつけて密貿易の証拠をつかみ、とうとう人参密貿易が松商の仕業という物的証拠を握る。事実をいち早くサンオクに知らせようとドゥグァンは義州に向かい、ホン・ドゥクチュは柵門に派遣された差使に事件の真相を伝えに行くのだが…。
一方、燕京のワン商人からサンオクに手紙が届き、近々、燕京で大規模な薬材市が開かれることを知る。
■第33話 紅参
ドゥクチュの死のショックから立ち直れないサンオクは部屋に引きこもったまま。一方、義州に向かう途中、松商チャン・ソクチュの差し金により盗賊に襲われたドゥグァンは、意識不明のまま朝鮮の農民夫婦に助けられていた。ある日、ドゥクチュの娘ミグムは引きこもったままのサンオクを訪ね、湾商を立て直すのが父の遺志だと勇気づける。ミグムに励まされたサンオクは湾商の行首を集めて会合を開き、湾商の組織を刷新させると宣言。そして朝鮮を訪れた清国商団との取引のため漢陽に向かおうとした矢先、燕京のワン商人からの手紙を受け取り、近々燕京で大規模な薬材市が開かれることを知る。清国商団との取引で大量の配当を受けた松商に対し、清国商団との取引を諦め、燕京の薬材市に狙いを絞ったサンオクは最高級の紅参5千斤を用意するため蒸包所を独占する。他の商団が清国商団との取引に向け品物の確保に専念する間、湾商は薬材市に向け人参取引の準備を進めたのだ。そして、最高級の紅参を作るため、サンオクは朝鮮一の紅参職人パク・ユチョルを訪ねる。
■第34話 談合
(カッコ内テレビでカットされた内容「薬材市」⇒チョン・チスは、清国商団との取引を断念した湾商が戸曹から3万両の融資を受けていたことを知り、湾商の企みを探りはじめる。その頃、人参貿易の申請のため松都の役所を訪れたタニョンは、サンオクと紅参作りの名人パク・ユチョルが共にいるのを目撃し、さらに5千斤の人参取引を準備していることを知る。タニョンは漢陽松房へ報告し、それを聞いたチョン・チスは、かつて学友だった戸曹正郎イム・ミョンウを通じて、燕京で薬材市が開催されることをつきとめる。松商もすぐさま人参取引の準備に取り掛かり、遅れを取り戻すため無謀な方法に出る。一方、柳商にも協力を要請して紅参製造に全力を注ぐ湾商のもとへ命拾いしたドゥグァンが戻ってくる。ドゥグァンから、柵門での密貿易もドゥクチュの死もすべて松商の仕業であることを知らされたサンオクは、今すぐ役所に告発したい気持ちを抑え、薬材市へと向かう。燕京に到着した湾商は、密貿易によって抑えられていた人参価格を上げる好機を考え、これまでの90両から大幅に上げて110両を提示する。ところが、何日が過ぎても湾商の宿には清国商人が1人も現れず、不審に思ったサンオクは松商や京商の様子を探らせるが、状況はどこも同じだった。)
朝鮮産の紅参が売れないのは清国商人たちの談合が原因だった。清国でも紅参の栽培が始まり、朝鮮産を買う必要がなくなったのだ。松商大房チュミョンは各商団の代表者を集めて朝鮮商団の団結を説き、価格を70両に統一して談合に対抗することを提案するが、サンオクは原価にも満たない価格で売ることはできないと拒否し、清国産の紅参の実態を確かめようと一人旅立つ。その間、柵門のチン商人が紅参を50両で売り裁いたことをきっかけに、朝鮮商団は安値で人参を手放しはじめる。取り残された湾商の仲間たちの焦りは募るばかりだが、サンオクが帰らないことには何もできない。そして、ようやくサンオクが燕京に戻ってくる。
■第35話 大勝負
そして、ついに清国産の紅参が40両という安値で売り出される。
湾商の宿に戻ったサンオクは人参の値を下げるどころか150両に上げ、しかも松商や京商の人参までもすべて買い取る。間もなく終わる薬材市を前に、松商は帰り支度を始めるが、タニョンはサンオクの無謀な態度を心配し、説得しようとする。しかし、サンオクは取引で頭がいっぱいだからと面会を断る。さすがに、サンオクの行動に薬材市の開催を教えてくれたワン商人までがサンオクの説得にやってくるが、サンオクの態度は変わらない。そして、とうとう清国産の紅参が40両で売りだされる。これで一巻の終わりと絶望した湾商の仲間たちはサンオクにつめ寄ると、サンオクは清国産の人参を買ってこさせ、それがいかに粗悪品であるかを皆に説明する。清国産人参の実物を見て自分たちの商品に自信を持ったサンオクは、人参価格を160両に吊り上げる。清国商人はさらに反発し、湾商と取引したら清国商界から追放するとのお触れまで出る。このまま1つも取引できなければ湾商はつぶれる。頑固な清国商人たちの談合をどうやって崩したらいいのか。絶体絶命の危機に陥ったサンオクは、山寺の和尚に授かった布袋を思い出し、開けてみると…。
■第36話 亀裂
薬材市の人参取引で莫大な利益をあげた湾商は、朝鮮一の商団となり義州に戻ってくる。一方、原価にも満たない価格で人参を手放し、大きな損害を被った松商は、義州へ戻るやいなや、密貿易とドゥクチュ殺害の疑いで大房チュミョンとチスが役所に連行される。幸い証拠不十分で釈放されるが、人参貿易の失敗で全国の松房は深刻な資金難に陥り、各松房の都房たちはパク・チュミョンへの不満を募らせていた。これを絶好のチャンスと見たチスは、チュミョンの味方のふりをしつつ陰で反パク・チュミョン派の都房たちと手を組み、応じない都房たちは力づくで排除し、パク・チュミョンから大房の座を奪い取ろうと企む。
その頃、サンオクは全国に店舗を設け、全国展開へと乗り出すが、それを聞きつけた高位官僚パク・チョンギョンがサンオクを呼びつける。サンオクは全国に店舗を設け、全国展開へと乗り出すが、それを聞きつけた高位官僚パク・チョンギョンがサンオクを呼びつける。人参取引で財産を築き、朝鮮一の大富豪になったサンオクが大商団を率いてやっていくにはそばで支えてくれる人が必要だという周囲の圧力の中、母親にミグムとの結婚を勧められたサンオクはタニョンを呼び出し、自らの思いを告げる。
■「商道」作品情報
・話数: 全50話
・制作: MBC
・放送年: 2001-2002
・監督/演出: イ・ビョンフン
・脚本: チェ・ワンギュ
・出演者: イ・ジェリョン、イ・スンジェ、キム・ヒョンジュ、パク・インファン、チョン・ボソク、キム・ユミ、ホン・ウニ、ソン・ジェホ
※朝鮮王朝については、韓ドラここが知りたい!に、地図、年表などがあるので参考にされたい。
◇「商道‐サンド‐」公式サイト
◇BS朝日「商道‐サンド‐」番組サイト
※2014.3.3~ 毎・月-金 27時より再放送
※2013.1.25~3.29 毎・月-金 12時より放送終了
【「商道-サンド-」を2倍楽しむ】
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