オーストラリア、メルボルンで行われている全豪オープンは26日の8日目女子ダブルス3回戦を行った。第9シードの杉山愛、ダニエラ・ハンチュコバ（スロバキア） 組は、マーガレット・コート アリーナの第1試合でアグネシュ・サバイ（ハンガリー）、エレーナ・ベスニナ（ロシア）組を6－1、6－2のストレートで破り、危なげなくベスト8へ進出した。ハンチュコバのストロークが深く決まり、杉山はネットに難なく詰めることができ、プレーが噛み合ってきた。準々決勝の4回戦は第1シードのカーラ・ブラック（ジンバブエ）、リーゼル・フーバー（アメリカ）組と対戦する。この組み合わせは2年前の同じ準々決勝でも対戦そのときは杉山、ハンチュコバ組は負けた。しかし、1月のブリスベーン国際大会の準々決勝でも同じ組み合わせで戦い、そのときは杉山、ハンチュコバ組が7－5、3－6、[10－3]で勝っている。

なお、女子シングルスは、は第2シードのセリーナ・ウィリアムズ（アメリカ）がビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）の途中棄権で、第8シードのスベトラーナ・クズネツォワ（ロシア）も鄭潔（中国）の途中棄権でベスト8入りした。

一方、男子シングルスはオーストラリアオープンの初優勝を狙う第1シード、ラファエル・ナダル（スペイン）が第13シード、フェルナンド・ゴンサレス（チリ）と対戦、6－3、6－2、6－4のストレートで勝利し、3年連続のベスト8進出を決めた。今大会初優勝を目指すナダルは準々決勝で、第６シードのジル・シモン（フランス）と対戦する。また、第4シードのアンディ・マレー（イギリス）が第14シードのフェルナンド・ベルダスコ（スペイン）に6－2、1－6、6－1、3－6、4－6で逆転負けする波乱があった。第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ（フランス）は第9シードのジェームズ・ブレーク（アメリカ）をストレートで下し、8強入りした。

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全豪オープン2009 大会8日目 ハイライト
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