ビブリアミステリーついに完結!母と娘の推理合戦の結末は?「ビブリア古書堂の事件手帖」第11話 予告動画-フジ
ついに最終話!「ビブリア古書堂の事件手帖」は母と娘の古書を巡る推理合戦!一緒に暗号を解くなら古書を山分けにしてもいい、と言った智恵子(安田成美)に栞子(剛力彩芽)は首を横に振る…果たして栞子は見事暗号を解き明かすことが出来るのか!?そして、気になる栞子(剛力彩芽)と大輔(AKIRA)、二人の結末はいかに?番組サイトでは予告動画が公開されている。
母・智恵子に金庫のカギを奪われたと確信する栞子。自分たちに残された手は智恵子よりも早く暗証文字を入手することだと栞子は大輔らに告げる。
その後、栞子と大輔がビブリア古書堂に戻りと智恵子がカウンターに。驚く二人に智恵子は微笑み、金庫の中身はなんだと思うかと聞く。栞子が江戸川乱歩の未発表作の草稿だろうと答えると、智恵子は「押し絵と旅する男」の第一稿だと言う。「押し絵と旅する男」は乱歩の代表作のひとつ。しかし、第一稿は乱歩自身の手で廃棄されていると言われていた。それが鹿山明(須永慶)の金庫にあるとは信じがたいが、鹿山の父親と乱歩の接点を智恵子聞く。意外な事実に志田(高橋克実)も驚きを隠せないのだった。
なんとしても、「押し絵と旅する男」の第一稿を読みたい智恵子は、一緒に暗号を解くなら、第一稿以外の乱歩コレクションを山分けにする、という条件で栞子に協力を求める。が、栞子は鹿山が来城慶子(高樹澪)に残したものを本人に届けたいのだと言って、智恵子の提案を断るのだった。
栞子らは、鹿山と愛人だった慶子との関係を調査するうちに、鹿山が乱歩の「少年探偵団」シリーズを別宅から娘の直美(横山めぐみ)が暮らす本宅に映すまでに3年間の空白があることに気が付いた。別宅から本宅のソファに隠されるまでの3年間。「少年探偵団」シリーズは一体どこへ…?大輔や志田が考えをめぐらす中、栞子の携帯が鳴る。それは鹿山の本宅にいた直美から。本宅に智恵子が現れた、という知らせだった…。
ついに最終回を迎える本作。夏目漱石全集から始まり小山清の「落穂拾ひ」、「論理学入門」や「春と修羅」、「時計じかけのオレンジ」、「せどり男爵数奇譚」、「晩年」、「UTOPIA 最後の世界大戦」、「たんぽぽ娘」、「チェブラーシュカとなかまたち」そして、今回の江戸川乱歩、とまさに古書好きにはたまらないラインナップとなった。原作はまだまだ続いているものの、ドラマはここでいったんおしまい。ドラマを包む雰囲気が原作の優しい雰囲気を表している素敵なドラマだった。
これを機会に、お近くの古書店で古書を手に取ってみては?ドラマに出てきた人たちのように、素敵な出会いが出来るかも。
母と娘の推理合戦。果たしてその結末は?「ビブリア古書堂の事件手帖」第11話は25日(月)夜9時放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴できる。
◇フジ月9「ビブリア古書堂の事件手帖」
◇メディアワークス文庫「ビブリア古書堂の事件手帖」サイト
★「江戸川乱歩」の著書一覧★