勢いづく討幕派の危機に晒される会津…大河ドラマ「八重の桜」第19回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年05月11日20時00分ドラマ

5月12日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第19回「慶喜の誤算」を放送、西国諸藩の結託を目の当たりにした徳川慶喜(小泉孝太郎)はついに大政奉還を決意する。その決定に、これまで幕府に忠義を尽くすことこそ御家訓としてきた会津藩の人々は大きく揺れ動く。

[第18回「尚之助との旅」あらすじ]
旅立つ時には足手まといにならないようにと八重に釘を刺した尚之助だったが、実際は尚之助が追いつくのがやっとの健脚で八重は元気に旅路を楽しんでいた。しかし、尚之助は会津で戦が起こった際にどう軍備を敷くべきか構想をめぐらせていた。
京では、長州攻めを中止した影響で争乱の気配も強く、会津藩はいよいよ軍備を強めて警戒に当たっていた。一方、外国奉行の供をしてロシアを訪問していた山川大蔵(玉山鉄二)も帰国し、京の会津藩士たちは士気を新たにした。
八重たちは、会津防衛の要所となる白河を回って二本松を視察する。そこでは小さい銃士たちとの触れ合いもあったが、未だ火縄銃をも使い地方都市との格差を知らされる出来事でもあった。
京では銃を着々と買い集めた薩摩が勢力を固めていた。不安の満ちる京では「ええじゃないか」が巻き起こり、覚馬はその人混みの向こうに西郷(吉川晃司)の姿を見つけたが、薄れゆく視界の中、見失ってしまう。しかも会津訛りを咎められ、群集の一部に襲われてしまう。そこを大垣屋清八(松方弘樹)に救われるが、目を患っていることを知られてしまう。覚馬の不安の通り、裏では薩摩と長州、そして土佐の結託が密かに進められていた。
会津では、とうとう尚之助が日新館の砲術師範として十三人扶持で召抱えられることが決まった。そうと決まれば主として家を構えなければ鳴らないが、尚之助は権八(松重豊)に頭を下げ、このまま山本家に居させて欲しいと頼み込んだ。八重も同意することで仕方無いと許した権八だが、覚馬と三郎が不在とあって、内心の喜びは隠しきれないものだった。
その頃、岩倉具視(小堺一樹)は徳川慶喜と松平容保を討つべしとの偽の詔勅を作っていた。反幕府の勢いはいよいよ増すばかりとなる中、慶喜は容保を呼び寄せてある重大な決意を打ち明ける。政権を朝廷に返上する、大政奉還を受け入れようというのだった。しかし慶喜は何の力も持たない朝廷がすぐに政治を行えるとは考えていなかった。薩摩の矛先が幕府に向かう前に、一刻も早く決めなければならないと慶喜は焦りをにじませていた。

大河ドラマ「八重の桜」第19回は12日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。


NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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