クラスの絶対的女王が陥落！「35歳の高校生」第7話では、クラスで1軍に君臨し続けていた美月(新川優愛)が3軍に陥落…さらに美月は盗撮写真を撮られていると小泉(溝端淳平)に訴え、さらにその犯人は優奈(北山詩織)だと言うのだ！食い違う2人の証言…果たして、この真相を亜矢子(米倉涼子)は暴けるのか！？「35歳の高校生」第7話は25日(土)放送、番組サイトでPR動画が公開されている。

ある朝、登校した亜矢子はクラスの様子が異様であることに気が付く。今まで、一軍女子のリーダーだった美月が、他の一軍女子からないがしろにされているのだ。一体、美月に何があったのか…。
そんな中、国木田高校が、ティーンコートの実験校に選ばれた。小泉は自分の評価を上げるためにA組でティーンコートをやらせてほしい、と申し出る。
小泉がA組の生徒たちにティーンコートについて説明しようとすると、突然、美月が自分は盗撮されている、と言い出す。美月の話によると盗撮写真は1か月前に突然送られてきたもので、以来ずっと狙われているらしい。涙ながらに小泉に気持ちを訴える美月を一軍女子は冷たく見つめるのだった。
翌日、A組でティーンコートが開かれる。亜矢子は、クラス全員が気になっている美月の盗撮問題を議題にしてえはどうかと提案。すると美月は、犯人は優奈だと告発。それに対して優奈は、言いがかりはやめろ、と反論。
美月が原告、優奈が被告。美月の弁護人には亜矢子が、そして、優奈の弁護人に萌(小島藤子)、梨花子(宮﨑香蓮)がつとめ、ついに盗撮事件のティーンコートが始まった。判決は、クラス全員の多数決に委ねられることになった。
美月は、優奈が自分のことが嫌いだから盗撮したのだと証言する。しかし、亜矢子はそんな美月の主張に疑問を感じ、美月の弁護人でありながら美月を問い詰める…。
しかし、そんな中、美月を盗撮したカメラの映像から、優奈が飼っている猫の映像が出てくるのだった…。

ティーンコートと聞いて、昨年の冬、日本テレビ系で放送されていた、剛力彩芽や瀬戸康史出演ドラマ「ティーンコート」を想像した人も多いのではないだろうか。
日本語でいう、少年法廷(＝ティーンコート)は30年ほど前にアメリカ合衆国で始まったと言われる制度。比較的罪が軽微である少年犯罪について、同年齢の青少年たちを陪審員としてその罪を裁かせるという制度。罪を犯した少年たちは通常の少年裁判かティーンコートを選択することが出来る。少年裁判が非公開であるのに対して、ティーンコートは公開裁判。しかし、ティーンコートは前歴に残らないというメリットがあり、しかも統計的にティーンコートを選んだ少年の再犯率は低いという。
これまでもイジメやスクールカースト、部内暴力など、今話題の教育問題を取り上げてきた本ドラマ。今回は、教育界だけでなく、司法の世界でも話題となっているティーンコートを取り上げる。
先に記したドラマ「ティーンコート」は、日本でティーンコートが導入されたという設定のドラマだが、実際にも、日本にティーンコートを、という動きは少なからず発生している。
今回、ドラマでは盗撮問題についてクラスでティーンコートを行う。さて、あなたはティーンコートに賛成？反対？

あなたはこの問題どう裁く？「35歳の高校生」第7話は25日(土)夜9時から放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。

◇35歳の高校生│日本テレビ