徳川が賊軍へ、会津で待つ女たちに悲報…大河ドラマ「八重の桜」第21回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年05月26日08時00分ドラマ

5月26日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第21回「敗戦の責任」を放送、薩長の軍備の前に奮戦も空しく敗れる会津藩に追い討ちをかけるように政治的状況も悪化してゆく。次々と会津藩士たちが命を落とす中、八重(綾瀬はるか)の弟・三郎(工藤阿須加)も銃弾に倒れる。徳川慶喜(小泉孝太郎)は松平容保(綾野剛)と共に大阪の本陣から脱出を試みる。

[第20回「開戦!鳥羽伏見」あらすじ]
慶喜が大阪へ拠点を移すのに容保が同行を命じられ、家臣の多くは反発するものの、殿を朝敵にしてはならぬの一心でこれを受け入れる他無かった。慶喜一行は二条城を裏門から出るという屈辱な形で京を離れた。会津藩士たちが容保に付き従う中、覚馬(西島秀俊)はドイツから届くはずのゲベール銃を待つため京に残った。
容保たちが京を出た事で、会津でも戦の支度が始められた。会津に残された藩士の妻たちには何の知らせも無く、ただただ案ずるしかなかった。慶喜は海外公使たちと会見し、未だに外交の実権を握っていた。その事に西郷(吉川晃司)と大久保(徳重聡)は苛立ちを感じ、徳川との戦を起こさねばならないと考えていた。そして西郷の意向を受け、江戸では不逞浪士たちが市中で騒ぎを起こしていた。
江戸も荒れる中、会津藩老中となった梶原平馬(池内博之)に勝海舟(生瀬勝久)が面会に訪れた。幕臣の一人として、勝は西郷に火をつけてしまったと苦しんでいた。そしてついに江戸で薩摩藩と庄内藩の衝突が起こり、戦は避けられない上京に慶喜は追い込まれた。容保は必死で薩摩の挑発に乗るなと諌めたが、薩摩を討たない事には民衆の怒りは自分へ向かうと恐れた慶喜はついに戦を決意する。
慶応4年が明けて早々、慶喜は開戦を宣言した。そして徳川と会津の軍勢は京へ向けて軍勢を勧めた。しかし幕府の指揮は実戦を考えると腑に落ちないもので、会津藩士たちは不安を抱えて鳥羽と伏見への道を進んだ。そして鳥羽と伏見の街道を阻む薩摩軍と徳川軍で通せ通さぬの押し問答が始まった。先に口火を切った方が朝敵となるとして両軍身動きが出来ないでいる中、一発の銃声からついに戦が始まった。新撰組も会津藩士たちと共に戦陣に加わった。
京に残った覚馬は砲撃の音を聞き、殿に停戦を願い出ると表へ飛び出していった。しかし、市中を見回りする薩摩藩士に覚馬は殴られ意識を失ってしまう。戦場では薩摩との軍備の差に会津軍は悲鳴を上げていた。覚馬の取り寄せる銃を切望しながら、ついに槍兵を投入しての戦となったが、兵士たちは次々と薩摩の新式銃の前に崩れ落ちた。構える薩摩の鉄砲兵たちに、新撰組が横から斬りかかる。しかし奮戦も空しく会津は退却となる。その機に乗じて、西郷はついに錦の御旗を掲げることを決めた。薩摩を支持する岩倉具視(小堺一機)の思う壺であった。戊辰戦争の幕開けとなったこの鳥羽伏見の初戦で、徳川は惨敗を喫してしまうのだった。

大河ドラマ「八重の桜」第21回は26日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。


NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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