コカ・コーラ、「Zero Limit」キャンペーンでEXILE出演・書き下ろし新曲TVCMを公開

2013年05月31日12時40分商品・CM

コカ・コーラシステムは、「コカ・コーラ ゼロ」の「Zero Limit」キャンペーンで、EXILEが同キャンペーンのために書き下ろした楽曲(タイトル未定)によるTVCM「Endless Crave」篇を公開した。
TVCMの舞台は、熱帯夜のビーチパーティー。熱い真夏の夜に同飲料を飲み干したMAKIDAI、AKIRA、TAKAHIRO、KENCHI、KEIJI、TETSUYAの6人が、まだ飲み足りない様子で、さらに同飲料を求めて本能のままに全力疾走。
テーブルを飛び越えたり、砂浜で女の子たちが抱えるサーフボードの下をスライディングですり抜けたりと、アクロバティックなパフォーマンスと、鍛え上げられた肉体美を惜しみなく披露しながら、われ先に急ぐ。そして、手に入れた同飲料をおいしそうに、周りの目も気にせずに思いっきり味わう。
EXILEの書き下ろし楽曲は、思わず体が動き出してしまいそうなダンサブルなメロディーラインと、同飲料をほうふつさせる力強い歌詞が印象的だ。

撮影は、4月下旬、都内近郊のスタジオで行われた。広いスタジオの中には白い砂浜ができ、ところどころに南国で見かけるようなたいまつが焚かれている。そして、20か国以上の国籍の水着姿の男女が50人以上いて、まるで本物のビーチリゾートのよう。
この日の撮影はTETSUYAがビーチに置かれている樽の間を飛び越えるシーンから。スタジオに入った彼は、スタッフやエキストラに「おはようございます! よろしくお願いします!」と爽やかにあいさつを終えると、監督から演技の説明を受ける。
カメラが回り、彼が走り始めると、彼は軽やかに樽の間を飛び越える。飛ぶたびに空中や着地のポーズを監督と相談し、何度か撮影を繰り返す。数度目のテイクで「カット!」の声がかかると、あまりに見事なジャンプにエキストラとスタッフから自然と拍手が起こる。彼も、「あー! キタな!」と会心のジャンプだったようだ。

次は、MAKIDAI。このシーンは、砂浜にいる人たちの隙間を縫ってスピードを出して走り抜けなくてはならないので、軽やかなフットワークが求められる。しかし、さすがはMAKIDAI。たくさんの人の隙間を抜け、おしゃべりしながら歩いてくる女の子とぶつかりそうになりながらも間一髪でかわし、風のように走り抜ける。
実は、走るスピードが想定より速すぎて、ぶつかりそうになるはずの女の子と本当にぶつかりそうだったのだが、大胆かつ華麗なアクションでかわす。思わず監督も、「避けた! すごいな」とモニターの前で言葉を漏らす。しかも、撮影もたったの2テイクでOKと、さすがとしか言いようがないような完璧な演技だった。

彼のシーンが終わると、6人そろっての撮影。砂浜の向こうから、キンキンに冷えた同飲料がたくさん入ったボックスに向かって全力疾走してくるシーン。勢いよく走り込んで来る6人は、スピードを出しすぎて止まれず、スタジオの端まで走り抜けていく。そして、笑い出す。なにかと思えば、AKIRAのスタートが少し早かったよう。
「AKIRA早かったー!」、「フライングじゃない?」と笑い声が起きる。「撮影なのに闘争心わいちゃうんですよね」とAKIRA。それには6人の走りっぷりを見ていたスタッフたちも納得。
いろいろな角度から撮影するためにセットを変えている間、AKIRAとTETSUYAはチューブを持ってきてトレーニング。TAKAHIROは、スタジオで流れていたEXILEの「VICTORY」に合わせて歌っている。
MAKIDAIとKEIJIは、その横で「うまいねぇ」と突っ込みを入れつつ談笑。KENCHIは、2人の後ろのセットのバーカウンターに入って遊んでいる。そうして和気あいあいとした雰囲気の中、撮影は進んでいく。

6人のカットが終わるとAKIRAのシーン。同飲料を求めて砂浜を全力で疾走。しかし、彼の走るスピードが速すぎてカメラがついていけない。「速いなぁ」とつぶやく監督に、彼は「すいません。遅く走れないんです。カメラに合わせるのが苦手で・・・」と謝る。その後に続いた「迫力を伝えたいと思うと手が抜けなくて」という彼の言葉に、監督も「いいよ。全然いい」と納得。
次は、TAKAHIROのシーン。こちらも同飲料を求めて走り出す。彼は、走りながらカメラに目線を送るが、「走りながらカメラ見るのって難しいですね」と悔しそう。何度かテイクを繰り返した後に、思い出したようにひと言「あ、頬ゆれすぎ?」。彼のキュートなひと言に、いつも現場は和む。

次は、KEIJI。砂浜に積んである荷袋を走って飛び越えるシーン。彼は、カメラが回る前から両手を広げて飛んでいるときのポーズをシミュレーションする。難しいのは飛んでいるときだけでなく、全身を使って大きくジャンプした後、しゃがんで着地した瞬間にカメラに目線を送ること。
勢い良くジャンプすればするほど、その反動で着地したときに体が沈み込んでしまうため、なかなか思うようにいかない。何度も撮影し、その度にモニターでチェックして微調整していく。「惜しい! もう1回お願いします!」と自ら監督に声をかけ、納得いくまでテイクを重ねていた。

最後の撮影は、KENCHI。走ってきて、砂浜を歩いている女の子たちが抱えるサーフボードの下をくぐり抜けるという難しいシーン。彼の走る速さと、サーフボードの向きや進む速さ、タイミングがとても難しく、スタッフが説明しながらやってみせようとするがうまくできない。
しかし、カメラが回るとスタッフからはため息がもれる。スタッフが何度やってもできなかったサーフボードの下を、彼が軽々とくぐり抜けるからだ。彼は、「これってスライディングでもいいですか?」と、より難しい演技を自ら提案する。
早速、スライディングで撮影してみると、あまりのかっこ良さに「かっこいい! これでいこう!」と監督。しかし、彼はそれに苦笑い。よく見ると膝がすり切れている。砂の上でスライディングした摩擦ですり切れてしまったよう。
「大丈夫ですか? けがしてないですか?」とスタッフがあわてるが、彼は「大丈夫です。着替える時間だけいいですか?」と笑顔で答える。さすがのプロ意識に脱帽した瞬間だった。

日本コカ・コーラ「コカ・コーラ ゼロ」ブランドサイト

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