最高権力争い、“兄弟の乱” チュンホンの死とチェ・ウの時代の幕開け…「武神」第10話~14話あらすじと予告動画

2013年07月07日20時00分ドラマ
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テレビ東京で好評放送中のドラマ「武神」第10話~14話では、父チェ・チュンホンの死期が近いと知り、後継者の座を狙うチェ・ヒャンが兄のチェ・ウと片を付けるために軍を動かすが、家臣の裏切りにより敗北する!DVD公式サイトには予告動画が公開されている。

ナビコンでは【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの放送にあわせて話のあらすじと見どころ、気になるドラマの時代背景などを紹介しているので、視聴にあわせて参考にされたい。なお、テレビ東京での放送は、日本語吹き替え版となっている。また、以下のあらすじと見どころは、オリジナル版で紹介。テレビ放送版とは異なる部分もあることをご承知の上お楽しみください。

■第10話:兄弟の杯
招待に応じてチェ・ヒャンの屋敷に向かうチェ・ウとその家臣たち。キム・ジュンが気に入ったチェ・ヒャンはキム・ジュンに自分の家臣になれば免賤(賤民の身分を捨てること)させ、出世させるというが、キム・ジュンはたとえ一生奴隷のままでも、自分を救ってくれた恩に報いると答える。チェ・ヒャンはチェ・ウに早く退くのが身のためだと宣戦布告し、互いに牽制し合いながら、緊張の中で宴会は終了する。キム・ジュンは小軍将にとり立てられ、マンジョン兄弟の随従を任される。その頃、高麗領内に侵入していた契丹軍は、モンゴル軍の活躍で鎮圧されたと戦地の伝令からチェ・ウのもとに書状が届く。一方ソンイはチュンシムからキム・ジュンとウォラが結婚するという話を聞くが、ソンイは何かの間違いだと信じたくない様子。寺に戻りたくないと言って、自分のいうことを聞かないウォラをキム・ジュンは嗜めるが、キム・ジュンがいない生活は考えられないとウォラの決心は固い。
チェ・ウと元芸妓との間に生まれたマンジョン兄弟。撃毬(キョック)で勝ち残ったキム・ジュンが自分たちの護衛につくことになり喜ぶ。遊び人で、周りからは“ならず者”のレッテルを貼られている彼らであるが、父親であるチェ・ウのことを父上と呼ばせてもらえず、令尊(ヨンジョン=他人の父親の敬称)様と呼んでいる悲しい境遇の持ち主である

■第11話:綱渡りの人生
迎えに来たスボプにウォラはキム・ジュンを残しては帰れないと言い、スボプも最後はウォラの気持ちを理解し、2人の未来を応援する。キム・ジュンは、マンジョン兄弟の供で興王(フンワン)寺を訪れ、その蔵書閣(チャンソガク)で多数の武芸の秘法が書かれた書物と出会い、目を輝かせ興奮する。一方チョン氏はキム・ジュンに結婚の意志を確認し、ウォラとキム・ジュンの縁談を進める。それを知ったソンイは、やはりキム・ジュンの中にはウォラしかいなかったと強い嫉妬心を見せる。そんな中、チェ・ウの師匠でもある高僧のヘシムがチェ・チュンホンの見舞いに都を訪れ、ヘシムからチェ・チュンホンの命があと数日であることを聞かされる。ヘシムが興王寺へ向かうと知ったチェ・ヒャンの家臣はチェ・ウがヘシムに会いに来ることを予想し、都房に恨みを持つ僧たちを刺客として忍ばせる。家臣たちは危険だと止めるが、チェ・ウはヘシムに会いに興王寺へと向かう。
ウォラとキム・ジュンの結婚話が出る中、ヤンベク一筋のチュンシムは、ヤンベクに対し、自分たちの将来のこともそろそろ考えたいと言うが、ヤンベクは結婚する気はないと冷たく突き放す。そういうヤンベクもウォラには興味ありありな様子。

■第12話:興王寺での奇襲
興王(フンワン)寺の蔵書閣でキム・ジュンが書物を読んでいるところにヘシム一行がやって来て、奴婢出身のキム・ジュンの学識に感嘆する。そこへチェ・ウも興王寺に到着するが、中庭でチェ・ヒャン側の武芸僧の刺客から襲撃を受け、騒ぎを聞きつけたキム・ジュンは武器を持たないチェ・ウを助け、大手柄を立てる。その頃、チェ・チュンホンには最後の黒い丸薬のみが残され、臨終が近いことを物語っていた。一方、ソンイはキム・ジュンが父のチェ・ウを救い、褒美までもらったという話を聞き、感慨深い様子。その夜、キム・ジュンの学識を見込んだパク・ソンビは窮地に陥っているチェ・ウを助けたい一心でキム・ジュンに膝を折って助言を請う。恐縮しながらもキム・ジュンは今後もチェ・ヒャンが継続して送ってくる側近の一人を捕らえて打開策を模索すべきだと助言する。キム・ジュンの策をチェ・ウに伝えるがチェ・ウは奴婢の言うことだと聞こうとしない。そこへチェ・ヒャンの家臣であるチェ将軍とチ上将軍が現れる。
キム・ジュンにウォラのことが最初から好きだったと突然告白するヤンベク。ウォラとの結婚が決まっているキム・ジュンに何故このタイミングで打ち明けたのかヤンベクの意図が気になるところ。そして思いがけないヤンベクの想いを立ち聞きしてしまうチュンシムの受けた衝撃…

■第13話:密旨の中身
チェ・ウをおびき寄せるため遣わされたチェ将軍とチ上将軍をチェ・ウは追い返す。チェ・ヒャンの腹の中を見たチェ・ウは父チェ・チュンホンから渡された白紙の密旨に命令を書き込むようパク・ソンビに指示する。2度も誘いを断られたチェ・ヒャンはチェ・チュンホンの危篤を知らせるため、最後の手段としてキム・ドンミョンをチェ・ウの屋敷に向かわせる。しかしチェ・チュンホンは最後の黒い丸薬を飲んで、すっかり元気になっており、盛大な宴会を準備させた。一方、片想いの相手、チェ・ヤンベクから傷つけられたチュンシムは、ウォラの幸せを妬み始める。チェ・ウはキム・ジュンの助言通り、チェ・チュンホンのニセの命令を書き込んだ密旨を使ってキム・ドンミョンを味方に引き込み、チェ・ヒャンン一派の処断を開始する。
都房に使えるチェ・チュンホンの側近キム・ヤクソンを演じたのはイ・ジュヒョン。そしてウォラをいじめていた奴婢出身の都房の厨房長ナンジャンを演じたのはコ・スヒ。実はこの2人、「幻の王女チャ・ミョンゴ」で夫婦になっているが、“Love”とは違うものの深い絆で結ばれた年の差カップルだ。

■第14話:巨星墜つ
使いに出したキム・ドンミョンからの知らせがなく、チェ・ヒャンが焦りはじめる中、キム・ドンミョンの口車に乗せられて、チェ・ヒャンが配置した伏兵は武装解除し、チェ・ヒャンに与した3人は逆賊として斬首される。その頃、宴席のチェ・チュンホンは、いよいよ臨終の時を迎えていた。そこへ反逆者の首を持ったチェ・ウが現れ、チェ・チュンホンの前に土産として置く。全てを予見したかのように安堵したチェ・チュンホンは、チェ・ウに後を託すと宣言して杯を掲げ、息を引き取った。そして都房(トバン)を継いだチェ・ウの時代が明ける。チェ・ウは強大な国を再建するために都房を機能強化し、来るモンゴルへの脅威に備えていく。一方、キム・ジュンはパク・ソンビの推薦もあり、内房(チェ・ウとその家族の住居)の警護を任されることになる。そしてヤンベクへ再び告白するが拒絶されたチュンシムは、全てウォラのせいだとウォラに対し殺意を抱くようになる
チェ・ウが逆賊として捕らえたチェ・ヒャンの家臣たちを斬首にしようとする場面で、チェ・ウの家臣からチェ・チュンミョンとイ・ジャンヨンは殺すには惜しい人材なので助けて欲しいと頼まれる。以前、チェ・ウは父のチュンホンから「お前が長男なのにまわりの支持を得られいのには理由がある、水が清すぎると魚は集まらない」と忠告されたことがあったが、結局、チェ・ウはこの二人を助けてしまう。これが後で吉と出るか凶と出るか…

「武神」は月~金の毎朝8時25分からテレビ東京にて放送中、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる

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kandoratop   【「武神」を2倍楽しむ】

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テレビ東京「武神」番組公式サイト
 ※2013.6.25 月~金 朝8時25分-9時21分