生き別れた母を探して旅をする、少女漫画の快作「明日のナージャ」配信開始!

2009年02月05日20時50分アニメ
(C)ABC・東映アニメーション

2003年2月よりテレビ朝日系列で放送された青春美少女アニメ「明日のナージャ」の第1話~第17話までを東映アニメBBプレミアムが配信を開始した。さらに第1話を無料で配信している。

20世紀初頭のイギリスに一人の少女がいた。彼女の名はナージャ、両親はなく孤児院育ちだが明るく屈託のない少女に成長していた。ナージャももうじき13歳、孤児院を旅立つ日が近づいていた。そんな彼女のところへ、見知らぬ人物から荷物が送られてくる。中にはトランクが入っていて、そのトランクの中には綺麗なドレスと彼女の母の日記帳が入っていた。その事を知った孤児院の院長先生は、実はナージャの母親が死んではいないことを告げる。お母さんが生きている! 喜ぶナージャだったが事態は思わぬ方向へ……。母の形見であるナージャの胸のブローチを狙って忍び込んだ強盗のせいで、孤児院が炎に包まれてしまう。

「明日のナージャ」は東映アニメのオリジナル作品。幸薄い少女が生き別れた肉親と出会うために旅をして、理想の王子様に見初められ……という古典少女マンガの王道をいくストーリーだ。ナージャは得意の歌と踊りをもって移動劇団“ダンデライオン一座”とともにヨーロッパ中へ母親を探す旅に出る。その行く先々で天真爛漫な彼女の魅力に男性が虜になっていくのも王道なら、何者かの手によって彼女に次々と不幸が降りかかる王道も外していない。観ていてある意味安心して物語を追うことができるわけだが、後半にこの物語を特長付けるキャラクターが登場する。彼女の名前はローズマリー、ナージャと同じ孤児院出身だ。上昇志向の強い彼女は、ナージャが実は貴族の出であることを知ると、ナージャの敵の策謀を利用してナージャになりすまし、貴族の家に潜り込んでしまうのである。ヒロインを最初はいじめ、最後にヒロインが貴族だったことを知ると恐れ入る今までの貴族側のライバルと一線を画したライバルである。「明日のナージャ」は古典少女漫画の王道を走りながら、現代風のアレンジも忘れていない良作だ。

■キャスト
ナージャ:小清水亜美 /団長:一条和矢/アーベル:山崎たくみ/シルヴィー:折笠冨美子/トーマス:岸尾大輔/ケンノスケ、ショコラ:木内レイコ/リタ:大谷育江/おばば:京田尚子/ローズマリー:宍戸留美/フランシス:斎賀みつき/怪盗黒バラ:?/クリスチャン:小栗雄介/ハービー:津田健次郎/T.J./クリーム:甲斐田ゆき/レオナルド:鈴村健一/アントニオ:堀川りょう/ラファエル:山本耕史/ジョン:矢薙直樹/オリバー:橘U子/コレット:安原麗子/オスカー:関智一/ヘルマン:二又一成/ロッソ:乃村健次/ビアンコ:小嶋一成

東映アニメBBプレミアム「明日のナージャ」