舘&浅野が橋田壽賀子のホームドラマ「なるようになるさ。」で“あぶない夫婦”に!12日、初回2時間で放送開始!予告動画
「オンコ」、「たっちん」と呼び合う舘ひろしと浅野温子が、「渡る世間は鬼ばかり」などで知られる脚本家・橋田壽賀子の新作ホームドラマに主演した「なるようになるさ」が、今夜12日よりTBS金曜ドラマに登場する!初回は2時間のスペシャル版で放送、番組サイトには予告動画が公開されている。
舘ひろしと浅野温子といえば、1986年にスタートした超人気トレンディ刑事ドラマ「あぶない刑事」(あぶ刑事)シリーズで共演した2人!そんな2人が主演する「なるようになるさ。」は、人気脚本家の橋田壽賀子が16年ぶりに書き下ろした新作連ドラ。子供たちが独立し、これからは夫婦二人で過ごせると思っていた夫の長島大悟(舘)が、突然妻の綾(浅野)から「レストラン開業」を宣言され、反対しながらも次第に理解を示し、そこで働くことになる問題児の若者3人といつのまにか疑似家族となり、絆をはぐくんでいく姿をコメディータッチで描く。橋田お得意の家族のあれこれを楽しく描くドラマとなっている。もちろん名物の“長セリフ”も登場するようで、番組サイトに公開されているインタビューには、「長セリフを覚えるコツ」などの質問もある。
舘と浅野の共演は、「あぶ刑事」シリーズで親友兼悪友の刑事仲間を演じ、その後2010年にCM共演したものの、映像作品では2005年公開の映画『まだまだあぶない刑事』8年ぶりの顔合わせ。お互いを「オンコ」、「たっちん」と呼ぶ中だけに、今回の夫婦役にはノリノリで、お互い全くブランクは感じない、とのこと。
結婚して独立した2人の息子役を演じるのは、長男・悟役を池田努、次男・至役を水上剣星、三男・健役を小澤亮太。そして、綾が開店したカフェレストラン“綾”で住み込みで働くことになるのは、紺野まひる、安田章大(関ジャニ∞)、志田未来の3人。
紺野は3人のなかで唯一の主婦経験者、中津恵里を演じる。
安田は開業医の次男で、裕福な家庭に生まれ東京大学へ進学し、卒業後銀行に勤めたが水が合わず退職。その後再就職することもなく引きこもってしまった青年。
3人の中では唯一、橋田の作品に出演した志田が演じるのは、大悟が会社の部下と飲みに行った帰りに助けた家出少女。
揃って3人とも自分の家にいられないワケあり人物。そして、綾の姉役には、橋田ファミリーの泉ピン子が登場する。
■第1話あらすじ
大悟(舘ひろし)と妻・綾(浅野温子)は三男・健(小澤亮太)の披露宴もお開きとなり、長男・悟(池田努)と妻・美智(大田在)、二男・至(水上剣星)と、その妻・マリ(石原あつ美)の家族全員で、健の新たなる門出を祝福。ところが大悟だけは、披露宴から新婚旅行まで新婦側の両親の意のままに進んだのが気に入らない。そんな大悟は、今までずっと子育てをまかせっきりにしてきた罪滅ぼしに「会社を辞めて2人で旅行に出かけたい」と宣言。しかし、綾から帰って来たのは、「やっと自由になれたんだもの、これからは好きなことをさせて欲しい、自宅を改装してレストランを始めたい」だった。
妻の予想外の言葉にこれぞ青天の霹靂。なんとか考えを改めさせたいと、大悟は綾の姉で、実家で料理屋「にしき」を受け継いでいる姉の邦(泉ピン子)にも相談するが、綾の勢いは止められない。綾のペースで従業員面接も進む中、「にしき」の常連客の息子・大竹昇(安田章大)が家出して邦を訪ねてくる。子供のころから何かと面倒を見てきた昇にも、その両親にも嫌な顔が出来ない邦が思いついた方法は、綾の店に預けることだった。
一方、大悟は妻のペースにすっかり乗せられ、リタイアを諦め会社に残ることを決意。安心した部下たちと「現役続行」の祝杯を挙げた帰り道、大悟はごろつきに絡まれている少女・内田陽子(志田未来)を助ける羽目に…。
綾の自宅レストランをきっかけに、様々な運命の歯車が回り出し、他人同士が1つの時を刻み始める。大悟の想い…綾の夢…従業員となる人物たちのワケとは?
ご近所どころか、家族同志の絆さえ希薄になってきたといわれる現代に、橋田流のホームドラマで、家族、従業員、ご近所までを巻き込むハートフルなホームドラマが期待できそうだ。
「なるようになるさ。」は、毎週金曜日に夜10時のTBS金曜ドラマで放送。初回の今夜12日は、9時から2時間スペシャルで放送。主題歌は、100年に1人の癒しの声を持つシンガーソングライターとして話題の指田郁也(さしだふみや)の新曲「バラッド」。昨年発売した「花になれ」が、フィギュアスケート羽生結弦選手のエキシビジョン曲として採用され話題に。橋田が手がけたドラマでは今までテーマ曲はあったが主題歌が採用されるのはこれが初となる。主題歌流れる予告動画は、番組サイトで視聴できる。
◇TBS「なるようになるさ。」公式サイト