大蔵経の焼失!キム・ジュンの免賤と後継者の行方!「武神」第29話~33話あらすじと予告動画

2013年08月04日10時01分ドラマ
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テレビ東京で好評放送中のドラマ「武神」第29話~33話では、大蔵経は蒙古軍により燃やされてしまうが、チェ・ウは大蔵経を命懸けで守ろうとしたキム・ジュンを免賤し、徐々に後継者としての期待を寄せ始める。またキム・ジュンは死んだウォラに瓜二つのアンシムと出会い、再び結婚を考える一方でソンイはキム・ヤクソンとの離婚を決意する。
DVD公式サイトには予告動画が公開されている。ナビコンでは【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの放送にあわせて話のあらすじと見どころ、気になるドラマの時代背景などを紹介しているので、視聴にあわせて参考にされたい。なお、テレビ東京での放送は、日本語吹き替え版となっている。また、以下のあらすじと見どころは、オリジナル版で紹介。テレビ放送版とは異なる部分もあることをご承知の上お楽しみください。

■第29話:燃える大蔵経
八公(パルゴン)山城で戦闘が繰り広げられている隙に、渓谷を越え、符仁(プイン)寺へと向かったプタウ。キム・ジュンはそれを阻止しようとするが、一歩及ばず、命がけで大蔵経を守ろうとする僧侶たちと共に大蔵経は炎に包まれてしまう。深手を負って意識不明となったキム・ジュンは、うなされてウォラの名前を呼ぶ。キム・ジュンを看病していたアンシムは、ウォラがキム・ジュンのかつての恋人だったと知る。チェ・ウのもとへサルタクが死んだとの知らせが届く。その頃、サルタクの死により、江華島に渡れないと判断したタングトは和解と引き換えにサルタクの首を取り返すべく、ホン・ボグォンを使者として高麗に送り、蒙古軍はサルタクの首と引き換えに撤退する。一方、サルタクを倒したキム・ユヌが王宮に迎えられる。チェ・ウは上将軍の官職を与えるというが、官職や褒美のためにやったことではないと断る。チェ・ヤンベクが大邱(テグ)より戻り、大蔵経の焼失と、キム・ジュンが意識不明であることをチェ・ウに知らせる。チェ・ウはパク・ソンビを呼び、キム・ジュンの功績をたたえ、免賤してやるよう命じる。
生死をさまよっているキム・ジュンのためにソンイは内仏堂の二体の仏像に三千拝を捧げてお願いする。日本でも願をかけるためのお百度参りというものがあるが、三千回とは気が遠くなる。キム・ジュンへの思いが尋常ではないソンイを見ていると、なんとかキム・ジュンと添い遂げさせてやりたいと思えてくる

■第30話:自由の身
キム・ジュンを奴婢の身分から解放し、官職(殿前承旨)を与えようとするチェ・ウ。一方、全羅道の指揮使として赴任しているキム・ギョンソンは官吏から、マンジョン兄弟の蛮行に民たちが苦しんでいる事実を聞かされる。免賤の特令が大邱(テグ)にいるキム・ジュンのもとに届き、泣いて喜ぶが、免賤を許可されたのは自分だけだという事実を知り、キム・ジュンは自分だけが評価されるべきでないと固辞する。それを受けてチェ・ウは、イ・ゴンジュとチェ・ヤンベクも同様の処遇を与え、キム・ジュンを彼らの大将とする。自分の実力ではなく、あくまでもキム・ジュンにおかげで免賤されたことに対し手放しで喜べないチェ・ヤンベク。その頃、キム・ヤクソンが隠してきたマンジョン兄弟の蛮行の報告がチェ・ウの耳にも入ってしまう。晴れて自由の身になったキム・ジュンは、アンシムとの別れを惜しみつつ、帰京の途に就く。そんな中、キム・ジュンへの想いを捨てられないソンイは、チェ・ウにキム・ヤクソンとの離婚を切り出す。
思いもよらないアンシムからの告白に動揺するが、アンシムに心惹かれていたキム・ジュンはその思いを受け止める。幸せにするから一緒に都房へ行こうと誘うが、今は行けない、短い間だったければ幸せだったと答えるアンシム。その理由は何なのか?離婚してまでもキム・ジュンとの愛を成就させたいソンイの存在が、ウォラのような悲劇を想像させる

■第31話:離婚
キム・ヤクソンは後継者の器ではないと、離婚を切り出すソンイに激怒するチェ・ウ。しかし自分の好きなように生きたいと引き下がらないソンイ。大邱から戻り、教定都監(キョジョンドガム)の仕事を任されたキム・ジュンはチェ・ウに国の未来のために、焼失した大蔵経の再制作を勧める。その頃、萬宗(マンジョン)・萬全(マンジョン)兄弟に対面したキム・ギョンソンは、彼らの蛮行を非難し、ふたりを別々の寺に送る。一方、チェ・ウはテ氏の連れ子のスンジョンに将軍の官職を与える。娘ヨンを太子妃として迎えたいと高宗から申し出があったことをソンイに話すヤクソン。娘の幸せを考えるソンイは婚礼が終わったら夫婦の縁を切ろうと言う。その頃、東真国と金を倒した蒙古は皇帝オゴタイの元、高麗に再び侵攻する計画を立てていた。チェ・ウはキム・ジュンをスギ大師の元へ送り、大蔵経の再制作の相談させようとするが、それを聞いたキム・ヤクソンは困窮に喘ぐ民に更なる負担を強いることは出来ないと反対する。そんな中、ソンイはキム・ジュンを呼び、離婚を決意したと語る。ソンイの気持ちを拒むキム・ジュンだが、ソンイは今でも愛していると言う。
キム・ジュンに自分の人生にこれ以上関わらないで欲しいとまで言われてもなお、自分の元へ戻ると信じてやまないソンイ。本当ならイラっとしてしまうほどのしつこさなのだが、何故か自分のせつない思いを淡々と語るソンイに同情してしまうのだ。二人のセリフのやり取りを聞いていると、一瞬、史劇だということを忘れる。

■第32話:主君の女
ホ・ボグォンが蒙古の使者として高麗を再び訪れ、またもや無理難題を要求する。都房では会議が開かれるが、チェ・ウの命によりキム・ジュンも会議に出席する。気苦労から病状を悪化させたチェ・ウは、高麗は戦うほかに選択はないと、気弱なキム・ヤクソンを叱咤し、キム・ジュンの助けを借りろと言い放つ。そんな中、アンシムがチェ・ウの側室として都房(トバン)に現れる。チェ・ヤンベクからその事実を聞き、困惑するキム・ジュン。一方、イ・ギュボどチョン・アンに説得され、守其(スギ)は大蔵経の再制作に同意する。その頃、チュ・ヨンジと名乗る陰陽術師がテ氏の紹介でチェ・ウに会い、チェ・ウの病が頼りにならない周囲への不満によるものであり、近いうちに良からぬことが起きると予言する。ソンイはアンシムが大邱(テグ)でキム・ジュンと一緒にいた事実を知り、アンシムの存在を疎ましく思うが、アンシムは運命と諦めて2度と自分に近づかないようキム・ジュンを突き放す。そして、高宗の息子チョンとキム・ヤクソンの娘と結婚して1ヶ月後、高麗全土を焦土化する目的で蒙古軍の三度目の侵攻が始まる。
大邱でキム・ジュンと初めて出会った時から、チェ・ウの側室になることが決まっていたアンシム。キム・ジュンが大邱を発つときに、一緒に都房へ行こうという誘いを今は行けないと断った理由が明らかになる。

■第33話:後継者の行方
キム・ジュンの提案する遊撃作戦に、キム・ヤクソンは民の苦痛が甚大だと反対するが、生き残れるという信念が大事だと語るキム・ジュンの説得により結成された三別抄(サムビョルチョ)が、蒙古軍の補給部隊を狙って奇襲する。今の立場から解放されたいと願い、チェ・ウの期待に応えることを拒むキム・ヤクソンをパク・ソンビは嗜めるが、キム・ヤクソンは耳を傾けない。絶望のあまり酒に溺れるキム・ヤクソンを見て、テ氏らは連れ子のオ・スンジョクに、チェ・ウの後継者として期待を寄せる。チェ・ウはアンシムの家族も都房へ呼ぶように計らう。一方チェ・ウは徐々に元気を取り戻し、キム•ジュンと一緒に新たに側室となったアンシムの家を訪ねる。チェ・ウはアンシムの家族も都房へ呼ぶように計らい、キム・ジュンには政治を学べと言う。そんな中、アンシムの前でチェ・ウは、キム・ジュンに対して、ソンイを好きだったことがあるか問い正す。夜中にチェ・ウはパク・ソンビに会いに行き、自分の後継者にキム・ジュンはどうかと尋ねる。キムジュンとソンイ結婚させてもいいというチェ・ウにパク・ソンビは困惑するが…
「三抄軍」は本来、治安を維持するためにチェ・ウが作った私兵組織。最初は左別抄、右別抄の2部隊だったが、蒙古の捕虜だった者からなる神義軍が加わり「三別抄」と以降、呼ばれた。強く勇敢で、約40年間続いた麗蒙(リョモン)戦争を最後まで主導した部隊でもあった。

「武神」は月~金の毎朝8時25分からテレビ東京にて放送中、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる

ドラマ基本情報≫
kandoratop   【「武神」を2倍楽しむ】

「武神」DVD公式サイト
テレビ東京「武神」番組公式サイト
 ※2013.6.25 月~金 朝8時25分-9時21分