高麗王朝第21代王、煕宗誕生!2人の王を跪かせたチェ氏「武人時代」第145話~149話あらすじと見どころ、予告動画
いよいよ第21代熙宗(ヒジョン)への譲位が行われる本日15日(木)からの「武人時代」第145!ここから149話までは、チェ・チュンホンが門下侍中に任命され、名実ともに高麗の最高権力者となるまでと、これを煕宗のこれ見よがしな人事に不満を抱く軍部と軋轢を描いていく! DVD公式サイトには予告動画が公開されている。高麗時代のドラマを初めて視聴される方は、【「武人時代」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介と時代背景」に、「ドラマで辿る韓国の歴史‐高麗時代①、②」を更新したのでチェックをお忘れなく。
赤文字は、ドラマの見どころやドラマ視聴に役立つ情報。
■第145話 譲位
意識を回復した譲位の意向を明らかにした神宗は、チェ・チュンホンに跪いて太子のことを頼むと懇願される。当惑しながらもチュンホンは了解する。一方、チュンホンから即位式までに鎮圧するように言われる鎮圧軍だが、天候を自在に操るトゥドゥウルの神通力を恐れ、士気の下がる一方。とうとうペジャの軍勢の奇襲を受けて敗退。しかし、パク・チンジェが決死隊を率いてトゥドゥウルの首を斬ると、ようやく反乱の鎮圧に成功する。
そんな中、神宗の上位を受けて太子は、高麗21代王の熙宗(ヒジョン)として即位。1204年のこと。即位式で熙宗は、自分を王座に就けた恩人として、チェ・チュンホンに土下座し礼を尽くす。
20代、21代の王に跪き土下座されるチェ・チュンホン。これをもって、チュンホンは絶対的な権力者として、この後4代にわたって、高麗の執権者となる。この後の物語は、現在大好評放送中の「武神」につながる。
■第146話 恩門相国
チェ・チュンホンは朝廷の最高位である門下侍中に任命され、同時に恩門相国の称号を与えられる。そして朝廷で派閥や賄賂禁止を提唱する一方で、自分は人事権に欲がないと表明。キ・ホンスを人事権のある判吏部事に縛り付け、軍部ではパク・チンジェの昇進をさせないことで、後に自分に敵対する人物を作らないよう根回し。かくして高麗の実質支配者となる。文化人として名高いイ・ギュボはこれを非難し、それを聞きとがめたノ・イヌによって、チェ・チュンホンのもとに紹介される。一方、チェ・チュンホンの屋敷に住み着いた易者のイ・ジシクは、チュンホンに対して、熙宗と相克の関係にあり、信じることで災いをかぶる、と警告する。そんな中、枢密使ウ・スンギョンは熙宗に願い出て、チェ・チュンホンの暗殺を図る。ところがこの暗殺は失敗。それでも熙宗は、この暗殺失敗を逆手にとってチュンホンとパク・チンジェとを対立させるように仕向ける。
チュンホンとパク・チンジェを対立させようと目論む熙宗だが、この時チンジェは、チュンホンに疑われても仕方がないことをしていた。果たして何をしていたのか?
■第47話 大義を信ずる者
私兵の養成を問いただすチェ・チュンホンに対して、乱臣を処断し挙兵の大義を守るための私兵だと答えるパク・チンジェ。結局チュンホンはチンジェに何の処罰も与えなかったが、熙宗は、チュンホンの胸に確実に疑惑を受付けたと満足。
チョン・スクチョムはチェ・チュンホンに、民を救うという大義を盲信する者が、いずれ剣を突きつけてくるだろうと警告する。一方、状況分析力の鋭いチャウンソンは、チェ・チュンホンに権力を握らせるため、自ら身を引く。そんな中、チェ・チュンホンの封侯立府を祝う席で、パク・チンジェが「こんな贅沢のために挙兵し、弟までを斬ったのか!」と公然とチュンホンを非難し、涙ぐみながら退室する。
チャウンソンが、自ら身を引くために、チュンホンに切り出すセリフがいかにも彼女らしい。
■第148話 軍部の不満
チェ・チュンホンの長男ウが、父に恥をかかせたパク・チンジェを追及するが、チェ・チュンホンは、仲たがいさせようとする者の思う壺だと制止。いつ大義を果たすのか?と問うチンジェに、「大義を果たすためには、人材が育ち国庫が豊かになるまで待つべき」と諭し、自分が乱臣になったならば進んで命を差し出すと言って、チンジェに剣を与える。一方、熙宗はこれ見よがしにパク・チンジェを重用する。そんな中、不公平な人事に不満を抱いた金吾衛将軍のイ・グァンシルは、チェ・チュンホンを討とうと企むが、熙宗がその計画をチュンホンに知らせたため、グァンシルは捕えられ、拷問の末に流刑に処せられる。
どうしても手放したくないチンジェに、今回捕縛命令を下すチュンホン。果たして、チュンホンはチンジェを諦めるのか?
■第149話 木像の誓い
熙宗は、謀反を阻止したチェ・チュンホンをねぎらいながらも、王室と牛峯一族のためにパク・チンジェに罪があっても許すよう頼む。一方、収奪に苦しむ民の姿を目の当たりにしたパク・チンジェは、夢の中でトゥドゥウルから、乱臣チェ・チュンホンを斬れと言われる。その頃、チュンホン邸には賄賂が押し寄せていた。そんな中、監門衛将軍のキム・チリョは、パク・チンジェが謀反とは無関係だと証言する。帰京したチンジェを歓迎し、大将軍に昇進させるチェ・チュンホンだが、チンジェはわずかな決死隊を率いて、チュンホンの屋敷を襲撃し…。
「乱臣を斬りに来た!」と宣言するチンジェだが、このチンジェの動向をすでに気づいていた者がいる。果たしてその人物とは?
現在テレビ東京にて月~金の毎朝8:25から放送している「武神」の前史となる、チェ氏執権時代の序盤。果たして今後チュンホンは、どのようにしてチェ氏政権を築き上げるのか?こちらにドラマの年表があるので参考にどうぞ。⇒ドラマの年表(高麗時代)
「武人時代」は、月~金の毎日16時から、BS日テレで大好評放送中。予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。
◇「武人時代」DVD公式サイト
◇BS日テレ「武人時代」番組サイト
※2013年1月11日(金)より月~金の毎日16時から、BS日テレで放送中。
【「武人時代」を2倍楽しむ】
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・放送:KBS、2003年2月8日~2004年8月15日
・話数:全158話
・演出:シン・チャンソク、キム・ソングン
・脚本:ユ・ドンユン
・キャスト:
李義方(イ・イバン):ソ・インソク
牽龍軍・隊正→牽龍軍・行首(散員)→大将軍、殿中監、執奏 武臣政権第1の執権者
鄭仲夫(チョン・ジュンブ):キム・フンギ
牽龍軍・隊正→上将軍→参知政事 武臣政権第2の執権者
慶大升(キョン・デスン):パク・ヨンウ
武臣政権第3の執権者
李義旼(イ・ウィミン):イ・ドックァ
牽龍軍・別将→中郎将 武臣政権第4の執権者
崔忠献(チェ・チュンホン):キム・ガプス
武臣政権第5の執権者
■DVDレンタル情報
~第1章 武臣政権の幕開け~
~第2賞 イ・ウイバン執権時代~
~第3章 チョン・ジュンブ執権時代~
~第4章 キョン・デスン執権時代~
~第5章 イ・ウィミン執権時代~
~最終章 チェ・チュンホン執権時代~
※全79巻・158話(各巻2話収録)