会津戦争から5年を経て尚之助と衝撃の再会…大河ドラマ「八重の桜」第33回予告動画と前回のあらすじ-NHK
8月18日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第33回「尚之助との再会」を放送、覚馬(西島秀俊)の補佐として共に東京へ向かった八重(綾瀬はるか)は、そこで尚之助(長谷川博己)が東京にいる事を知らされる。八重は直ちに尚之助がいるという浅草へ赴くが、そこにいたのはやつれて生気を失ったかつての夫であった。
[第32回「兄の見取り図」あらすじ]
覚馬の屋敷で生活することになった八重たちだったが、家事を手伝おうにも時栄は何から何まで手早く済ませて手持ち無沙汰の状態だった。京都での新たな暮らしで、みねは母の不在を思い反発する。みねを案ずる八重だったが、覚馬は八重に手伝って欲しいことがあると連れ出す。書斎には書があふれ、覚馬は八重に読むように勧めた。見ず知らずの言葉があふれる書物と格闘しつつ、八重は夜通し書に向かう。翌日、府庁に出仕する覚馬は供を八重に頼む。その道すがら、覚馬は万国公法の内容を八重に問い質す。府知事の槇村(高嶋政宏)と対面した八重は、槇村が長州出身と知らされ嫌悪感をにじませるが覚馬に留められる。槇村は来年京都で開催する博覧会に向けて勢いづいており、覚馬は八重に家を出て女紅場(にょこうば)という学問所で英語を学びつつ学生たちの世話をする仕事をしろと命じた。
長州の人間と笑って語る覚馬に八重は戦の辛さを訴えた。しかし覚馬は平然と受け流し、書を夜のうちに読んでおくように言いつけるだけだった。翌日覚馬は八重をかつて会津本陣があった寺へ案内する。覚馬の瞼の裏には協と守護職時代の容保や老中らの姿が浮かぶ。長州や薩摩が会津を滅ぼしに行くのを留められなかったと覚馬は公開の気持ちを語りだす。八重は白河陥落後の会津の窮状を語って聞かせた。会津は逆賊でないと涙を流す八重に、覚馬は新しい国造りとその強い意志を説いた。そしてこの先は学問が八重の武器だと訴え、会津がかつて命を懸けて守った京都で共に戦ってくれと語りかける。兄の強い思いに八重は打たれ、その助けとなる事を決意する。屋敷に戻ると、時栄とみねがすっかり打ち解けていた。時栄が佐久に習って作った会津のこづゆが夕餉に並び、覚馬の屋敷にも温かな空気が流れる。
その頃新政府はアメリカで交渉に行き詰っていた。その通訳を務めたのが新島襄(オダギリジョー)だった。襄は山川浩の妹の捨松(水原希子)と出会う。桂小五郎(及川光博)は襄に帰国して日本政府で働かないかと勧めるが、襄はそれを断る。
ある時、西郷隆盛(吉川晃司)が覚馬の屋敷を訪ねて来た。引き合わされた八重は身構えるが、西郷はかつて薩摩藩屋敷があった場所を覚馬に譲りたいと申し出てきた。覚馬なら新しい世のために土地を役立ててくれるだろうと言って西郷は去って言った。薩摩への憎しみが未だ消えぬ八重は、学問をすれば恨みは消えるのかと覚馬に問う。そして意を決して八重は女紅場へ移り住む。
[みどころ]
みねと時栄が心を通わせるシーン、そして覚馬が胸に秘めた故郷やうらへの思いが描かれる場面は感動を呼ぶ。新時代の中で誰もが過去を抱えて苦悩する様子が伝わる。
大河ドラマ「八重の桜」第33回は18日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。
◇NHK「八重の桜」番組サイト
◇NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)
★綾瀬はるか の関連商品を探す★ ★八重の桜 の関連商品を探す★