鳥山 明氏、“別次元の『新ドラゴンボール』”と、最新予告編でコメント!

2009年02月09日18時20分映画

3月13日(金)より日本で世界最速の封切となる実写版「ドラゴンボール」の公開に先駆ける形で、原作者である鳥山明氏は、映画公式HPより現在配信中の最新予告編映像にて、映画に寄せるコメントを明かしてくれた。

今回のコメントは、マンガ版、アニメ版「ドラゴンボール」ファンへ向け、鳥山氏ならではのメッセージとして文章で発信されたもので、同予告編映像で流れる浜崎あゆみのテーマソング「Rule」とともにホットな話題を集めている。原作者コメントが予告編映像の中で流れるケースは数少ない。

それもその筈なのだ。実写版である映画「DRAGONBALL EVOLUTION」は、何から何まで別次元の凄さ。まずその制作費のバジェットだが、なんと100億円を超えていると言われている!仮にアナタがドラゴンボールを集めて神龍(シェンロン)を召喚したとしよう。そこでアナタは神龍に「大金をください!」とお願いしたとする。でもきっと神龍が「ホレ」と授けて下さるのは10億円ぐらいだろう。何の根拠もない仮設で大変恐縮なのだが、要するに100億円とは大金と定義出来る範疇を超えているということだ。ハリウッド大作でなければ考えられない巨額の予算である。

この予算が惜しみなく投入されたことにより、高度な撮影技術・VFX技術によるダイナミックな3次元バトルが実写でも展開されることになる。俊敏窮めるパンチとキックの応酬が、広大な空間の中で実現される。勿論、エネルギー弾のような複雑なエフェクトが必要な映像だって、ハリウッドならではの解釈で迫力の映像が展開する。予告編でもチェックできるが、ジャスティン・チャットウィン演じる孫悟空のかめはめ波は、物凄い光のエフェクトで煌いている!まさに「別次元」!ピッコロ大魔王との対決までにストーリーラインを絞ったシナリオの凝縮感にも注目。白熱のバトルだ。

鳥山明氏は、「別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません」と予告編冒頭でコメントを表している。この作者コメントはかなり正確にファンの“楽しみ方”をナビゲートをしてくれている。果たしてハリウッドはいかにしてドラゴンボールを一流のエンターテイメントとして仕上げたのか?迫る公開に向けて本編への関心はこれからも高まり続けていくことだろう。まずは鳥山明氏コメント付の予告編をチェックして頂きたい。衝撃の映像の一部をその目は目撃する事になる。

映画「DRAGONBALL EVOLUTION」 オフィシャルサイト