男女の縁のもつれ、奥手ながらに助太刀!BS時代劇「酔いどれ小籐次」第10回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年08月23日12時40分ドラマ

8月23日、NHK・BSプレミアムのドラマ「酔いどれ小籐次」は第10回「かなわぬ夢」を放送、赤目小籐次(竹中直人)が世話になっている久慈屋昌右衛門(津川雅彦)は、孫娘のおやえ(藤本泉)の縁談に気を揉んでいた。昌右衛門は手代の浩吉(渡辺大)に婿になってくれるよう話を出すが、そこへ古株の番頭・泉蔵(マギー)が割ってはいる。これまでおやえに恋心を抱いていた泉蔵は昌右衛門に詰め寄り、それがきっかけで久慈屋から暇を出されてしまう。泉蔵は恨みを抱き、浪人たちを雇って久慈屋へ押し入ろうとする。

[第9回「かたき討ち」あらすじ]
おりょう(比嘉愛未)に作った行灯の出来栄えが良い事から、小籐次は水野監物(大浦龍宇一)に行灯細工でも身を立てられるように進められる。ある日、稲村右源太(鶴見辰吾)と名乗る浪人が剣を研いでほしいと訪ねて来た。久しく使っていなかったが、仇討ちのために刀を研がなければいけないという右源太の言葉が気になった小籐次は、研ぎあがった刀を届けた際に事情を聞く。そこで、右源太が江戸で偶然遭った親の仇である田村兵衛(小沢和義)から果し合いを申し込まれた経緯を打ち明けられた。江戸では長らく竿師として身を立てていた右源太の剣術の腕では心もとないと、小籐次は果し合いまでの十日間で特訓をするよう申し出た。
昼は右源太の稽古、夜は駿太郎の世話と行灯作りで忙しく過ごす小籐次を見かねて、おこう(鶴田真由)が駿太郎をしばらく預かると買って出た。その夜から小籐次は右源太の屋敷に止まりこみ、剣の極意を伝える。そしてその後は右源太が得意とする竿作りの極意を応用した突きだけに絞ってひたすら稽古を続けた。右源太の妻・おさん(京野ことみ)は果し合いを止めるよう右源太を説得するが、武士であった事から逃げてはいけないと言い返される。武士の心を思い出させてくれた小籐次に感謝するという右源太に対し、おさんは小籐次に恨み言を伝える。事の次第を小籐次はおりょうに打ち明け、自分は行灯職人になる気はなく生涯武士であると伝えた。おさんの気持ちが分かるというおりょうは、小籐次を思うあまりに剣を捨てて欲しいとひたすら願っていたのだった。
右源太の果し合いの日になった。右源太は負傷するものの、小籐次の特訓の突きにより田村を倒した。帰宅した右源太はこれで武士が辞められるとおさんに告げ、二人は固く抱き合い涙を流す。
果し合いの後見も負え、小籐次はようやく行灯を作り上げる。出来上がった行灯をおこうに見せに持っていった小籐次は、久慈屋の職人たちに行灯作りの技を伝授する代わりに行灯職人にはならないとの決意を打ち明けた。駿太郎を立派な武士にするのが自分の務めであるという小籐次は、自分が作った最後の行灯を、駿太郎が慕うおこうに受け取って欲しいと贈るのだった。

「酔いどれ小籐次」第10回は23日(金)よる8時から放送。ドラマ公式サイト「次回予告・あらすじ」では予告動画が配信されている。放送翌日からはNHKオンデマンドにて見逃し配信も行なわれる。

BS時代劇「酔いどれ小籐次」|NHKオンライン
NHKオンデマンド 酔いどれ小籐次

<<2013年夏・新ドラマ一覧表示>>各話のあらすじ