11/14、ハングル文字を創った名君の生涯を描いた「大王世宗」をHDノーカットでBS11が再放送!予告動画
韓国ドラマがきっかけで“ハングル=韓国の文字”の学習を始めた方も多いようだが、そのハングルを創りだした人物は、朝鮮王朝第4代王、世宗…韓国では知らない人がいないほどの偉人だ!この名君を主人公にしたドラマ「大王世宗~テワンセジョン~」が、BS11に11月14日(木)より、火~金の15時30分より90分枠で再登場…作品公式サイトでは予告動画や人物相関図が公開されている。
本作は4月~8月にかけてBS11で放送された作品で、当時の放送に合わせて全話のあらすじと見どころ、時代背景などを詳しく紹介しているので参考にどうぞ。⇒「大王世宗」を2倍楽しむ
画像:Wikipediaより 韓国1万ウォン紙幣ドラマの舞台は、15世紀初頭の朝鮮。ドラマは国家の基礎すらなかった激動の時代に、民を思い、新しい国家建設に情熱を燃やした名君・世宗(セジョン)の王としての生きざまと人間的な側面をドラマティックに描いていく。
世宗は1397年5月6日に生を受け亡くなる1450年5月18日まで、1418年~1450年の間在位。数々の科学的業績を残し、中でもハングル(訓民正音)の制定を行ったことで国内外に賢君として知られた。朝鮮王朝時代の歴代君主中もっとも優れた君主とされている。韓国紙幣1万ウォン札の肖像にもなっている。
主人公の世宗をカリスマたっぷりに演じたのは、映画「殺人の追憶」の実力派俳優キム・サンギョン。彼は本作で、韓国グラミー賞ドラマ部門で最優秀演技者賞を受賞した。ドラマ「弁護士たち」「恋する国家情報局」にも出演。その他、キム・ヨンチョル(「赤道の男」「アイリス」)、パク・サンミン(「女人天下」「ジャイアント」)、チェ・ミョンギル(「憎くてももう一度」「ミス・リプリー」)らそうそうたる演技派が脇を固める。
ドラマは製作費に200億ウォンを費やし、映画に匹敵するスケール感と、CGを駆使した迫力の映像美。15億ウォンを費やした豪華な衣装にも注目したい。
■あらすじ
朝鮮三代王・太宗の長男・世子の婿入りに揺れる朝鮮王朝。厳戒態勢の王宮のなかで、従事官の首つり死体が発見される。死体を検分すると、毒殺されたことが判明。遺体には“なんじ、王材を守れるか”との文字が記されていた。
知申事(秘書室長)のファン・ヒは直ちに世子の安否を確認させる。世子は無事だったが、弟の忠寧大君(後の世宗)が行方不明であることが判明。 ファン・ヒは戒厳令の発布を願い出るが、息子の婚姻をめぐって明との交渉を控えていた王・太宗は、国益優先と、これを拒否。世子と王后は反発し…。
韓国史劇に詳しい方なら、“世宗”“太宗”と言う王の名前に、大ヒット史劇「根の深い木」を思いだした方も多いのでは?この2作は同じ時代を描いたドラマ。「ドラマの年表-朝鮮王朝編」で確認してみよう。「根の深い木」は、ハングル制定にかかわる殺人事件の謎と、父親の復讐を絡めたドラマをミステリータッチに描き、この「大王世宗」は、韓国国民が今なお尊敬してやまないと言われる、名君の人間的な側面と業績に光を当て、当代の人々が理想に向かって駆け抜けていく姿をより正史に近くダイナミックに描いた歴史超大作となっている。
また今度は朝鮮王朝系図を見てみよう。こちらも大ヒットした「王女の男」(姫の男)に登場する暴君・首陽大君は、この世宗の次男にあたる世祖(第7代王)だ。こうした大ヒット史劇をもっと面白く観るためにも「大王世宗」は、韓ドラ史劇ファンにはぜひとも押さえておいてほしい作品だ。
ドラマ「大王世宗」は、現王と同じ政治思想を持つ世子ではなく、何故三男の世宗が4代王となったのか、兄弟との葛藤、国づくりに命をかけた男たちを生きざまを描いている。
BS11では、2013年11月14日(木)火~金の15時30分~17時に放送。【「大王世宗」を2倍楽しむ】では、歴史背景や各話のあらすじと見どころを紹介するので、ドラマの放送にあわせてチェックをどうぞ。
■作品紹介
・原題:대왕세종(テワンセジョ)
・韓国放送:KBS、2008年
・話数:全 86話
・監督/演出:キム・ソングン
・脚本:ユン・ソンジュ
・出演者:キム・サンギョン、キム・ヨンチョル、パク・サンミン、イ・ユンジ、チェ・ミョンギル
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