ついに解決、三億円事件「クロコーチ」最終回がいよいよ今夜放送！高橋(森本レオ)が、清家(剛力彩芽)と牛井(小市慢太郎)を襲撃！高橋が逃げたと言うことは黒河内(長瀬智也)と沢渡(渡部篤郎)にも伝えられるのだった…何が善で、何が悪か…黒河内の本当の目的とは…すべてが今、明かされる…「クロコーチ」最終回は13日(金)夜10時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

三億円事件の実行犯・高橋がついに事件の動機、そしてその後の人生の概要を話し逮捕される。しかし、護送中、高橋は清家と牛井を眠らせ逃げ出してしまう。そのことが、黒河内と沢渡に伝えられる。
高橋が向かった先には、思いがけない人物の姿が…。
何が善で、何が悪なのか…。黒河内の本当の目的とは…？そして、最後に三億円を掴むのは誰なのか…!?

ついに明かされた三億円事件の犯人。そしてその動機。
少年Sとされた高橋は、昔、警察官になりたかった。高橋にとって警察は絶対的な存在だったのだ。しかし、当時、学生運動が起こり警察でも立ちいかない問題があり、ふがいない警察に一石を投じたい思いで三億円事件を計画したのだと言う。しかし、その三億円事件の計画に気付いている男がいた。公安の白尾警部だ。城尾に気付かれているというとも露知らず、計画を実行に移した高橋。が、金はすべて城尾にもぎ取られ、高橋は公安のツテで、自由の無い海外の赤十字や大使館で働いていたという。
一方、三億円は、桜吹雪会の結成、警察の生活保障を厚くする目的で運用される。桜吹雪会というのは、警察関係者などが犯した犯罪や、警察の権力を失墜させる事案に対して、秘密裏にもみ消して、警察権力の信用を守ることを目的としていた。
ありえない、と笑えない、このやけにリアルな展開。初回から一貫して評判は良かったものの、一話完結ではない事や、物語が複雑で一話見逃すと次について行けない…ということからか、視聴率は伸びなかった。しかし、一話で気持ちよく完結。という刑事ものや推理ものがウケるこの時代に、全10話すべてを一つのテーマ、一つの結末へ向かわせた「クロコーチ」の意義は大きいと言えるのではないだろうか。
最終話、黒河内の目的、そして沢渡の本当の顔がついに暴かれる。

「クロコーチ」最終回は今夜10時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

◇クロコーチ│TBS