アルバム総売上1億7千万枚以上、グラミー賞獲得回数はロックバンドとしては最多の22回を誇るアイルランド出身のスーパーバンド、U2。コールドプレイやリンキン・パークなど数多くのアーティストに影響を与えた音楽性はもちろん、エチオピア飢餓救済を目指すバンド・エイドへの参加や、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争停戦合意後のNATO平和維持軍監視下のサラエヴォでコンサートを行うなど、社会的活動で1980年のデビュー以来世界中から絶大な支持を集めている。

2月25日には通算12作目となるスタジオ・アルバム『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』をリリース。それを記念してGyaOでは現在、「U2／最後の偉大なロックバンド」と題し、音楽ステーション厳選のビデオクリップ全23本を公開中だ。

その中からいくつか注目曲を紹介しよう。

Track01「ゲット・オン・ユア・ブーツ」
『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』からの1stシングル。シュールな世界観の中に反戦へのメッセージを込めた映像がいかにも彼ららしい。

Track02「ザ・セインツ・アー・カミング」
日本でも圧倒的な人気を誇るメロコアバンド、グリーン・ディとのコラボが実現！

Track08「ヴァーティコ」
グラミー賞最優秀ロックソング賞受賞。iPodのCMソングに使用されたことでも話題になった。

Track09「ウォーク・オン」
ミャンマーの民主化運動指導者、アウンサンスーチーに捧げられたナンバー。

Track17「ワン」
ベルリンの壁崩壊に触発され、ベルリンでレコーディングされたアルバム『アクトン・ベイビー』収録。メンバーが女装して登場するビデオクリップは必見！

Track20「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」
U2史上最大セールスを誇るアルバム『ヨシュア・トゥリー』に収録された初期の彼らを代表するナンバー。

Track23「ニュー・イヤーズ・ディ」
初の全英No.1を記録したアルバム『WAR』に収録され、彼らの名前を全世界に知らしめた1曲。

他にも彼らの歴史を語る上で欠かせない名曲が目白押しの今回の特集。U2ファンはもちろん、すべてのロックファン必見のプログラムといえるだろう。

GyaO「U2／最後の偉大なロックバンド」