2013年最後の「金曜ロードSHOW!」は、宮崎駿不朽の名作『風の谷のナウシカ』を放送!ジブリ関連動画公開中

2013年12月27日10時33分アニメ

2013年最後の「金曜ロードSHOW!」は、1984年公開のジブリアニメ映画『風の谷のナウシカ』をノーカットで放送!公開から来年で丸30年を迎える本作には、思わず作品と一緒に呟きたくなる名言も満載で、そんな名言や感動セリフをつぶやいたり、作品の制作裏話などを知ることができる、スマートフォンやタブレットPC用に特設サイトも公開中!残念ながらサイトに予告動画はないが、スタジオジブリ公式サイトには、現在公開中やDVD発売中作品の予告動画が公開されている。

『風の谷のナウシカ』は、長編アニメーションからの引退宣言をした宮崎駿監督と高畑勲監督がコンビを組んだアニメ史に残る不朽の名作。スタジオジブリの母体となったトップクラフトが制作したこの作品は、宮崎アニメの中でも今尚高い人気を誇り若い世代にも受け継がれている。物語、キャラクター、背景、音楽に至るまで、宮崎監督の魅力がぎっしり詰まった作品。ジブリファンならずとも、ぜひとも押さえておきたい一作だ。

物語の舞台は、大戦争によって文明社会が滅びてから1000年後の世界。人類の住む大地は猛毒を放つ「腐海」に覆われていたが、そこに腐海の生き物とも心を通わせる優しい少女・ナウシカが風の谷に住んでいた。ある時、風の谷に大国・トルメキアの輸送機が墜落したことからナウシカの生活は一変する。かつて世界を滅ぼす元凶となった巨神兵の卵が見つかり、ナウシカはトルメキア軍の捕虜にされてしまう。人類が再び過ちを選ぼうとする危機にナウシカは立ち向かう。

公開当時この作品はアニメの概念を越えて高い評価を受け、日本のみならず海外でも複数の映画賞を受賞した。その後もVHSやDVD、Blu-rayが発売される度にオリコンランキングの1位を獲得するほどの支持を得ている。人と自然の共生がテーマの根底にあることから時代を経てなお多くの共感を呼び、近年では2005年のドイツを皮切りにフランス、トルコ、ロシア、エストニア、フィンランドなどでも上映が相次ぎその魅力は世界的に伝播している。
また、「新世紀エヴァンゲリオン」で一躍名を馳せた庵野監督は、『風の谷のナウシカ』の原画スタッフとして参加していた事も知られている。この時の縁がきっかけで宮崎監督の許可を得て、本作に登場している巨神兵を主人公にした特撮スピンオフ短編映画『巨神兵東京に現わる 』が制作された。
日本アニメ映画を語る上で外せない大作を、宮崎駿監督が長編アニメからの引退宣言をした2013年の最後「金曜ロードSHOW!」が贈るアニメとして家族揃って楽しまれては?

『風の谷のナウシカ』は27日(金)よる9時から放送。

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