初回は25分拡大!原作は人気漫画、向井・綾野の「S-最後の警官-」第1話放送前に映画化決定!主題歌はMISA!予告動画-TBS
日本には、通称“S”と呼ばれ、通常の警察官では対応できない凶悪な犯罪に対応する部隊が二つある!一つは“SAT”、そしてもう一つが“SIT”!12日から放送開始する「S-最後の警官-」は、3つ目の“S”として、“NPS”という架空の新部隊に所属する対照的な2人の隊員の激突と、警察の正義、そして贖罪とは何かを問う超骨太警察アクション!番組公式サイトには、予告動画や「スペシャル」で出演者インタビューが公開されている。初回は25分拡大で午後8時54分から10時13分まで。本作は、映画化も決定している。公開日など詳細は未定。
警察に実在する、警備部に属する部隊、通称“SAT”(Special Assault Team)と、刑事部に属する部隊、通称“SIT”(Special Investigation Team)は、テレビや映画などでもよく登場する警察の特殊部隊。ドラマに登場する“NPS”は、SATの機動力とSITの捜査力を併せ持ち、国内すべてを管轄とする警察庁直轄部隊。さらに、2つの“S”と大きく異なるのは、彼らの目的が、犯人を生かしたままの『確保』だということ。
原作漫画は、「海猿」や「DOG POLICE」を手がけた小森陽一。作画は藤堂裕。「捜査権を持つ特殊部隊」という設定に、警察ドラマに根ざしている生と死、正義とは何かといったテーマ性、警察庁特殊急襲捜査班のチームワークとキャラクター豊かな群像劇のおもしろさ、捜査権を持った特殊部隊だからこそできる新しい切り口のサスペンス感あふれる謎解きミステリーや、事件解決のカタルシスの高さ、特殊部隊ゆえビジュアル的にも魅力的なクールさ、スケール感を持ったストーリー展開、大人から子供まで楽しめるエンターテインメントとなる要素と設定を数多く含んでいる。
主人公の2人の隊員。ひとりは猪突猛進な元ボクサー警察官の神御蔵一號(かみくらいちご)、もうひとりは沈着冷静なSATの天才スナイパー蘇我伊織(そがいおり)。それぞれ神御蔵を向井理、蘇我を綾野剛が演じる。
ドラマ化にあたり、原作者の小森は、これまで自分がやってきた作品の中で、映像化したいという要望が一番多くて驚いたと前置きし、ドラマスタッフや出演陣らチームの本気度に、「スタッフ・キャストの素晴らしいチームワークを見ましたよ。これまでも様々な撮影現場に足を運んだことはありますが、あんなに長く現場にいたのは初めてでした。出来れば帰りたくなかったです」と、期待感をのぞかせている。
一方、ドラマ化にあたって特殊部隊の衣装や装備に関しては最初の段階から協力した作画の藤堂は、当初の抱いていた向井の少し細いかな、と思ったイメージが、実際に会って腕の筋肉のすごさに驚き、愛嬌のある顔とのミスマッチがまさに一號と驚きの声を上げた。蘇我に関しては綾野はズバリそのままで、「この二人を中心とした「S」は間違いなく「S」として成立していますね」と、ドラマ化成功への自信感をのぞかせている。
主題歌は、MISIAの「僕はペガサス 君はポラリス」。2月5日リリースの記念すべき30thシングル。こちら予約受付中⇒amazonで確認・予約
気になる第1話は、まだ公表されていない新設の特殊部隊チーム、第3の“S”、NPSの設立と、交番勤務の巡査だった一號(向井)が、NPS隊員になるまでを描く。
半年前、交通規制をしていた一號は、新宿の雑居ビルで起きた事件の応援要員として呼び出された。新宿の雑居ビルでひとりの刑事が脚を撃たれ、そこには大量の銃器類・手榴弾が置かれている。雑居ビルには、暴力団に属さず犯罪行為を行う不良集団のリーダー格・興津(渋谷謙人)とその仲間たちが、付近で女性を誘拐し、現金3億円と海外へ逃亡する航空機を要求し、立てこもっていた。総理から直ちにSATを投入せよとの命令が下り、蘇我(綾野)らSAT隊員たちは現場へ出動する。しかし、まるで警察をからかうような興津の手口に引っかかった最前線にいた銃対員・篠田(小澤亮太)が飛び出し、立てこもり犯に狙撃されてしまった。身動きが取れないSATの面々をよそに、野次馬の足止め係の一號が、盾2枚を結合し篠田に向けて駆け出していく…。
原作のコミックスとは多少設定が変わっているので、初めての方はもちろん、原作ファンも楽しめる見ごたえある冬ドラマとなりそうだ。
◇TBS日曜劇場「S-最後の警官-」番組公式サイト
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