竜虎相搏つ~サビ城の陥落「大王の夢」第56話~59話あらすじと予告動画-BS朝日
歴史に残るユシンとケベクの名勝負、黄山伐の戦い!28日~31日までの「大王の夢」では、この戦いを経て、百済の首都サビ城陥落までを描く!56話~59話あらすじを紹介、予告動画や相関図は特設サイトで公開されている。
時代は7世紀初頭…この時代のドラマを初めて視聴される方は、【「大王の夢」を2倍楽しむ】で当時の時代背景な新羅の時代など、ドラマ視聴に役立つ情報を紹介しているので参考にどうぞ。をチェックしてイメージを掴んでおこう。
■キャスト
キム・チュンチュ/武烈王役:チェ・スジョン
キム・チュンチュ役(子供時代):チェ・サンウ
キム・ユシン役:キム・ユソク
キム・ユシン役(子供時代):ノ・ヨンハク
トンマン王女/善徳女王役:パク・チュミ(第19話からは、ホン・ウニ)
ピダム役:チェ・チョルホ(チェ・チョロ)
スンマン王妃役:イ・ヨンア
キム・ヨンチュン役:チョン・ドンファン
鬼門首領ピヒョン役:チャン・ドンジク
■第56話 竜虎相搏つ
ユシンが重傷を負い危篤との知らせを受けたチュンチュは、病を押して黄山伐(ファンサンボル)に駆けつけようとする。しかし、臣下たちは反対し、娘でありユシンの妻であるチソもユシンを信じて待ってほしいと訴える。一命をとりとめ、ケベクの潔さを知るユシンは、自分を狙わせたのがケベクではないと考え、百済陣営の乱れを察知する。
一方、白江(ペッカン)の岸に上陸した唐軍は皇帝の詔書を読み上げて百済に宣戦布告し、百済討伐の主導権を握ろうとする。それは新羅が唐を援護する参戦国との意味合いがあり、ボムミンは蘇定方(そていほう)に強く抗議し、チュンチュは憂慮しつつも大義を守ろうとする。
妻チソから将帥たち妻の必勝を祈る血書を受け取り、その決意に心を打たれたユシンは、勝利の誓いを新たにする。そしてケベクを油断させ、ボムミンの提案した兵糧だけを先に唐軍に届けるという作戦を決行するが…。
ケベクが家族を斬って、後ろ髪を引かれることなく戦いに挑むならと、血書で新羅軍を鼓舞しようとするチソ王女たち。年若い妻の健気さがユシンを奮い立たせ、そんなユシンがボムミンとたてた作戦とは?ユシンとケベクの腹の探り合いをお楽しみに。そしていよいよ黄山伐の戦いも大詰め。
■第57話 花郎の決意
唐軍と合流する約束の日が迫る中、ユシン率いる新羅軍は黄山伐でケベクの決死隊に阻まれて身動きできずにいた。百済を唐の属州にしようと狙う唐軍の総管、蘇定方は、新羅軍が期日を守れないと見込んで唐軍だけでサビ城に攻め込み、百済の義慈王を降伏させようと画策する。
一方、黄山伐では、新羅軍はわずか5千の百済軍に大敗して士気が落ちてしまう。ユシンが攻撃命令を出さないまま刻々と時が過ぎていく中、「敵も被害が大きいはず。急いで戦列を再編し、総攻撃をかけよう」というボムミンに、「今の落ち込んだ士気では、ケベク率いる兵士たちには勝てない」という。動かないユシンにとうとう花郎たちが決死の覚悟で出征を願い出る。まず、右将軍の息子パングルが単身ケベク陣営に乗り込み戦死、続いて左将軍のクァンチャンが2度にわたって討ち入り!新羅軍では、若い花郎までが大義のために命を投げ出したことで士気を高めることに成功し、ついにユシンは出陣命令を下す。
妻子を殺して決死の覚悟で出陣したケベクにより百済軍の士気は上がっていたが、大臣たちが己の生き残りだけを考えていたのでは、上がった士気も下がるばかり…。そんな思いをケベクがちくりとやるのでお聴き逃しなく。士気を上げた2人目の花郎クァンチャンの凄惨な最期を迎えた父の表情をお見逃しなく。
■第58話 黄山伐を越えて
士気の高まった新羅軍を率いて、ユシンが百済軍陣営に進撃する。一方のケベクも新羅軍を迎え撃つ。新羅軍の猛攻撃に対して必死の抗戦を続ける百済軍だが、百済軍の陣営に潜り込んでいたユシンの息子サムグァンによって、新羅軍に寝返ったサンヨンやチュンサンにより、兵糧庫が燃やされ、ついに城門が開かれる。勢いに乗った新羅軍はて押し寄せてくる新羅軍に対し、死を覚悟したケベクは部下のトチュンをサビ城に戻らせ、義慈王を守るように伝える。そして百済軍が劣勢に立たされる中、ついにユシンとケベクの最後の決戦を迎える。ユシンはどうしてもケベクを死なせたくなく、説得しようとするが…。
ケベクが登場してからは、どうもユシンとケベクの男の友情に目が行ってしまったが、黄山伐の件では、もはや主人公は完全にユシンとケベク!特にケベクの最期が素晴らしい。イ・ソジン主演のドラマ「階伯〔ケべク〕」も、この黄山伐の戦いでケベクが決死隊の前で言った言葉が素晴らしかったが、今回のチェ・ジェソンの最後の言葉と、最期のときも素晴らしい。どうぞお聴き逃し、お見逃しなく! このチェ・ジョンソンの男の魅力にはまった方は、ぜひ「千秋太后」もチェックしよう。カン・ジョ役で、あちらも見事な最期を魅せてくれる。
■第59話 サビ城の陥落
唐軍がサビ城に進撃しないことに業を煮やしたチュンチュは、ユシンが反目している蘇定方を説得できなければ指揮官の座から降ろすよう命じる。
一方、宴の席で刺客に襲われた蘇定方は、黒幕が判明するまで進撃はしないと言い張り、唐軍陣営に悪いお告げとされる白いカラスが現れたことでサビ城への進撃をさらに遅らせようとする。兵士らは白いカラスをケベクの怨霊だと信じているらしい。
しかしユシンはためらうこともなく白いカラスを射抜き、蘇定方に攻撃が遅れた責任を取らせると告げ、ようやくサビ城への攻撃を始める。660年7月12日、18万の羅唐軍の前に、ついに百済軍が全滅。
その頃高句麗では、宝蔵王が、羅唐軍は百済を征服したら必ず高句麗に攻め入ってくる。どうすればいいかとヨン・ゲソムンに問い、ヨン・ゲソムンは、高句麗の援軍が国境を越えサビ城に向かっているので大丈夫だと答えるが…。
今回は、短いシーンながら、宴で最後の働きをするケベクに仕えてきた美しい女武士ファシの最期にも注目しよう。ユシンが白いカラスを前に発するセリフが実に潔い。
BS朝日の放送は、月~金の朝8:58~10:00まで、70話字幕版放送。番組サイトには相関図や放送予定が、予告動画はDVD公式サイトで、時代背景や各話のあらすじと見どころは【「大王の夢」を2倍楽しむ】で紹介。
■DVD紹介
DVD-BOX1 17,640円[税込] (全5BOX/全70話)
発売元:コンテンツセブン/デジコア
販売元:ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント
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