分かれた大義…百済の涙~危機の羅唐同盟「大王の夢」第60話~63話あらすじと予告動画-BS朝日

2014年02月02日16時54分ドラマ
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百済の滅亡で、いよいよくすぶっていたチュンチュとユシンの確執が露呈…タイトルが「大王の夢」だけあって、ドラマ冒頭より、夢想シーンがたくさん登場したが、今回も登場するので、しっかり視聴されてドラマのあらすじを見間違うことのないように、ご注意を!2月3日~6日までの「大王の夢」60話~63話のあらすじを紹介、予告動画や相関図は特設サイトで公開されている。

時代は7世紀初頭…この時代のドラマを初めて視聴される方は、【「大王の夢」を2倍楽しむ】で当時の時代背景な新羅の時代など、ドラマ視聴に役立つ情報を紹介しているので参考にどうぞ。をチェックしてイメージを掴んでおこう。

■キャスト
キム・チュンチュ/武烈王役:チェ・スジョン
キム・チュンチュ役(子供時代):チェ・サンウ
キム・ユシン役:キム・ユソク
キム・ユシン役(子供時代):ノ・ヨンハク
トンマン王女/善徳女王役:パク・チュミ(第19話からは、ホン・ウニ)
ピダム役:チェ・チョルホ(チェ・チョロ)
スンマン王妃役:イ・ヨンア
キム・ヨンチュン役:チョン・ドンファン
鬼門首領ピヒョン役:チャン・ドンジク

■第60話 百済の涙
義慈(ウィジャ)王の降伏を受けたチュンチュ。百済を属州にしようという野心をあらわにする唐に、ユシンとボムミンは警戒感を強めるが、高句麗を征伐するまでは羅唐同盟の信義を守るとチュンチュは言う。
チュンチュに謁見した蘇定方(そていほう)は、皇命に従って義慈王と百済の臣下たちを捕虜として唐に連行したいと告げ、さもなければ羅唐同盟は破棄されるだろうと脅しをかける。唐に対して不満が募る中、ユシンとボムミンは蘇定方からうたげに招かれる。宴では蘇定方が皇命と称して義慈にチュンチュへの酌を命じ、ユシンやボムミンに対してまで酌を強要。そんな中、蘇定方が持ち出した「大唐平百済国」という詩句に、新羅への言及がないことにユシンが激怒し、乱闘を起こす。チュンチュはユシンを叱責し、蘇定方にも信義に背いた責を問う。
白服でチュンチュの前に跪き、自らの手で玉璽を差出す義慈王の涙と握りしめた手に無念さが現れている。660年、繊細で優美な文化を誇り、日本にも多大な影響を与えた百済は滅亡し、捕虜として妻子とともに唐の長安に連行された義慈王は、ここで絶命。

大王の夢■第61話 分かれた大義
反唐を掲げるユシンは、唐軍の殺戮を目の当たりにした民の心を得るためには、唐を討たなければならない、とチュンチュに進言する。ボムミンもまたこれに同意して父チュンチュに進言するが、唐軍と戦えば同盟の大義は崩れるとして、チュンチュはこの進言を一蹴。ユシンとチュンチュの対立を目の当たりにした新羅の朝廷は、親唐派と反唐派の対立が一層激しさを増す。
そんな中、唐は百済を属州にするための手段として百済に唐の官職である都督を派遣する。一方、百済復興軍は急速に勢力を強め、ついにサビ城を脅かすまでに。倭(日本)にいた義慈王の息子プヨ・プンの帰還を要請した。当時倭は当時孝徳天皇が崩御し、皇極天皇(斉明天皇)が再び皇位に就いて統治していた。中大兄と大王は親交の深い百済のため、プヨプンを百済に送って復興を遂げさせようとし、プヨプンは指を噛み切って血の決意書を認、倭は援軍を約束。その頃、高句麗では、ヨンゲソムンが新羅へ進軍し、チルチュン城(七重城)を攻撃!ユシンはチュンチュに援軍を要請するが…。
チルチュン城の民を見捨てて唐に援軍を送ったチュンチュの判断をなじるユシンの激怒をお見逃しなく。ともに目指すは、民のための三韓統一であるのに…。この一件が、ユシンのチュンチュとの決別を決心させるきっかけとなる。今回久々に青年チュンチュとユシンが回想シーンで登場するのでお見逃しなく。

大王の夢■第62話 忠逆の分かれ道
百済征伐での功績を称えられ、ユシンは大角干(テガッカン:新羅の最高官職である角干(カッカン)よりも上の非常位)の地位を与えられる。しかし、ユシンの表情は暗い。反唐派である自分が朝廷に残ることで朝廷内の対立が激しくなると考えたユシンは、朝廷から退くことをチュンチュに願い出る。
一方、倭から帰還したプヨ・プンが加わり、百済の復興軍は勢いを増し始めていた。チュンチュは百済の民心を静めようと唐にいるプヨ・ユンを都督に任じるよう唐皇帝に提案する。
厳しい戦況の中、チュンチュはサビ城に兵を送るとともに、高句麗対策としてユシンを担ぎ出そうと、ボムミンとインムンに迎えに行かせるが、ユシンは老齢を理由に腰を挙げようとしない。その頃、高句麗のヨンゲソムンは、チュンチュとユシンの対立を利用しようと考える。ソラボルではユシンが反乱を起こすといううわさが流れる。
チュンチュは自らがユシンの元に出向き、その帰路、刺客の襲撃を受ける。
高句麗対策に腰を上げないユシンが認めた“三韓一統”の文字を前に、チュンチュが何を言うのかお聴き逃しなく。

大王の夢■第63話 危機の羅唐同盟
新羅の朝廷は親唐派と反唐派に分かれて反発し合っていた。ユシンは、チュンチュが流言に惑わされるはずはないと信じていたが、健康に深刻な不安を抱えるチュンチュは覚悟を決める。ユシンの謀反は信じないチュンチュだが、兵部令の長キム・ジンジュに、ユシンの兵と花郎徒をともに兵部に帰属させるよう王命を下す。これにはさすがにユシンも顔色を変える。
一方、サビ城では新羅軍を率いるボムミンが捕虜の扱いをめぐって唐軍と衝突し、その夜伏兵に襲われる。ボムミンは、チュンチュに唐軍の暴挙を訴えるが、インムンは羅唐同盟に反すると忠告する。直属の軍を失ったユシンは、ボムミンに親唐派を一掃する計画を持ちかける。親唐派もまた、ユシンが反逆を企てていると訴え、インムンを持ち上げて反唐派を討とうとする。
その頃、ボムミンの態度に怒った熊津都督が、高宗のもとに上奏文を送り、唐から「太子廃位とユシンの退任」を命じる国書が届く。チュンチュはこれを一喝し、ボムミンと熊津都督との和解を提案するが…。
またまたボムミンの勇み足。意気揚々と捕虜の扱いを唐軍に警告したと報告する場面、弟のインムンの理路整然とした忠告をお聴き逃しなく。これでボムミンとインムンとの間にも深い溝が…。今回ユシンが重い腰を上げて北漢山城を守るべく戦いに臨むが、その前のシーンで、ボムミンとどんな会話を交わすのかお聴き逃しなく。そして今回ラストで、いよいよユシンとヨンゲソムンとの会談が実現。

BS朝日の放送は、月~金の朝8:58~10:00まで、70話字幕版放送。番組サイトには相関図や放送予定が、予告動画はDVD公式サイトで、時代背景や各話のあらすじと見どころは【「大王の夢」を2倍楽しむ】で紹介。

■DVD紹介
DVD-BOX1 17,640円[税込] (全5BOX/全70話)
発売元:コンテンツセブン/デジコア
販売元:ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント

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kandoratop 【「大王の夢」を2倍楽しむ】