4日遂にDVDリリース!「Dr.JIN<完全版>」の時代背景:恐怖の安東金氏の勢道政治はイ・サンがきっかけ?予告動画
ソン・スンホン、キム・ジェジュン(JYJ)の競演が話題の「Dr.JIN<完全版>」が、本日4日(火)ついにDVD/Blu-rayのBOX1がそれぞれリリースされ、26日よりテレビ東京で地上波初放送開始するが、まずは、主人公がタイムスリップした朝鮮時代を紹介しよう!DVD公式サイトには、予告動画と人物相関図などが公開されている。
「Dr.JIN」は、現代の韓国から1860年代の朝鮮王朝時代にタイムスリップした外科医が、過去を変えてしまうと知りつつも、人々の命を助けるために奔走し、やがて歴史そのものを変える出来事に関わっていくメディカル&タイムスリップ史劇。韓国で2012年に放送され、大ヒットした作品。
主人公の医師ジン・ヒョク(ソン・スンホン)がタイムスリップしたのは、1860年代初頭。「イ・サン」から50年ほど後の時代。同じ時代を描いたドラマに「チャクペ-相棒-」などがある。その他のドラマはドラマの年表(朝鮮王朝編)で確認しよう。
この時代になるとイ・サンを困らせた党派はない。(党派については、【「イ・サン」を2倍楽しむ】を参考にされたい)しかし、王朝の腐敗はさらに進んでいた。世の中は、安東金氏が政治の実権を握っていた。権力者が富を独占し、賄賂が横行するなど政治は荒れ果て、民衆は貧しさに苦しみ、安東金氏は自分たちの権利を守るために王族を厳しく監視した。
せっかく党派の争いが収まったというのに、なぜ王朝はこのような惨劇を招いてしまったのか。実はこれを招いてしまったのは、名君の誉れ高い正祖、イ・サンだった。
イ・サンが死の床に就いた1800年6月、世継ぎはわずか10歳の純祖。わが子を心配した正祖は、死の間際にキム・ジョスン(金祖淳)という側近に後見人を頼んだ。ところがこのキムが食わせ物!わが娘を幼い王に嫁がせ、貞純王后の垂簾聴政が1804年に終わるや、臣下である自らの一族が権力の一切を握る「勢道政治」を始めてしまった。逆らうものがあると、王族であれ容赦なく地方に追いやられたり、首が跳んだりする。劇中、イ・ボムスが演じたイ・ハウンも、王孫として王位継承者の候補者だったが安東金氏の思惑により排除された。イ・ハウンは、監視の目を逃れるためにならず者とつるんで監視の目から逃れようとした。イ・ハウンについては、テレビ東京の放送に合わせたキャストの紹介で解説するのでお楽しみに。
この一族が「安東」という家系(本貫)であったために、これを恐怖の「安東金氏」の勢道政治と呼ばれ、60年も続いた。劇中キム・ジェジュン(JYJ)が演じたキム・ギョンタクはこの一族の庶子。こちらも【「Dr.JIN」を2倍楽しむ】で紹介するのでお楽しみに。
こうした時代背景を頭に入れて「Dr.JIN<完全版>」を視聴しよう。
【「Dr.JIN」を2倍楽しむ】
◇「Dr.JIN<完全版>」DVD公式サイト
◇テレビ東京「Dr.JIN」番組公式サイト
★Dr.JIN < 完全版 >
DVD&Blu-ray BOX1 2014年2月4日発売
※DVD Vol.1~6 同時レンタル開始
DVD&Blu-ray BOX2 2014年3月4日発売
※DVD Vol.7~12 同時レンタル開始
DVD BOX 各¥21,000+税 Blu-ray BOX 各¥27,000+税
セル発売元・販売元:ハピネット
レンタル発売元・販売元:ワーナ・ホーム・ビデオ
原作:村上もとか「JIN-仁-」(集英社「ジャンプコミックスデラックス」刊行)
提供:ショウゲート 特別協力:デジタルアドベンチャー