25日「キム・マンドク」ついに最終回!萬徳を成功に導いた白笠とそのほかの笠紹介!予告動画
いよいよ明日25日は、テレビ東京「キム・マンドク」が最終回を迎える!第21話、22話でマンドクが大儲けする“笠事業”…最後は、そんな朝鮮時代の服飾の一つ、笠子帽、“カッ(カツ)”について紹介しよう!ドラマ各話のあらすじや見どころ、時代背景などは【「キム・マンドク」を2倍楽しむ】で詳しく紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。26日からのこの時間は、「Dr.JIN」を放送。こちらも【「Dr.JIN」を2倍楽しむ】コーナーであらすじや見どころ、時代背景を紹介しているのでお楽しみに。
笠子帽=カッ(カツ)には、つばのない“バンガッ型”とつば広の“ペレンイ型”がある。パンガッ型には、サッカッ(삿갓)、パンガッ(방갓)などがあり、ペレンイ型には、ペレンイ(패랭이)、黒笠(흑립)、白笠(백립)、朱笠(주립)、草笠(초립)、玉鷺笠(옥로립)などがある。劇中、マンドクが大儲けしたのは、白笠(백립)。
■黒笠(フンニプ=흑립、カッ=갓)
一般的にドラマなどでよく見られるもの。主に両班が外出時にかぶったものだが、王朝後期には身分に関係なくかぶられた。
■ペレンイ(ペレンイ=패랭이)
身分の低いものが使った帽子。竹を編んで作ったもの。身分の低い者用だが、葬祭などでは麻の服(トゥルマギ)を着て、細い竹で編んだこの帽子をかぶって外出した。
■白笠(ペンリプ=백립)
喪中に使用するもの。なんと、マンドクは、時の王(英祖)の死を予想して葬儀用の帽子を用意しようとしたのだ。もちろん、こんなことが世に知られれば大変なことになる。マンドク、一世一代の事業となった。
■草笠(チョリプ=초립)
草を編んで作った黄色い帽子。少年や別監などが使った。
■朱笠(チュリプ=주립)
王の行幸などに随行する官吏(堂上官)が軍服を着用してかぶった。
■玉鷺笠(オンノリプ=옥로립)
観察使、節度使、外国へ行く使臣たちがかぶった帽子。てっぺんに玉で鷺の形の飾りがあり、これを玉鷺金曾子という。
このトップが丸い帽子は、戦うときの戎服着用時にもかぶる。帽子の上と両脇にはキジの羽根を挿してある。
他にもいろいろカッの種類があるので、韓国ドラマ時代劇を視聴の際にチェックしてみよう。
(参考:朝鮮新報<朝鮮服飾ものがたり>より)
いよいよ明日25日はドラマは最終回!感動のシーンをお見逃しなく。
【「キム・マンドク」を2倍楽しむ】
◇テレビ東京「キム・マンドク~美しき伝説の商人」番組公式サイト
◇KBSオンデマンド「キム・マンドク~美しき伝説の商人」視聴ページ
◇DVD公式サイト
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