毛利の大軍、姫路に襲来!大河ドラマ「軍師官兵衛」第10回予告動画と前回のあらすじ、オンデマンド配信-NHK

2014年03月09日09時30分ドラマ

3月9日、NHKの大河ドラマ「軍士官兵衛」は第10回「毛利襲来」を放送、官兵衛(岡田准一)が播磨を織田方へまとめたことで、ついに毛利が元将軍の足利義昭(吹越満)や石山本願寺ら反信長勢力と繋がり反撃に出てきた。手始めに大規模な水軍を結成し、毛利の軍勢は姫路に程近い英賀の浦に上陸、播磨の地は戦場となってしまう。

【第9回「官兵衛試される」】
ある日、官兵衛は石田光成から竹中半兵衛を紹介される。噂に聞き及ぶ軍師との対面に高揚する官兵衛だが、その姿を半兵衛は人の噂を鵜呑みにするなと批評する。播磨平定の策を半兵衛が勘兵衛に尋ねるが、官兵衛の意見を聞いて半兵衛は具体的さに欠けると鼻で笑う。かっとなった半兵衛は、播磨御三家である小寺・別所・赤松が揃って信長を訪ねれば、それ以外の播磨の勢力は一斉に織田になびくであろうと主張した。お手並み拝見とせせら笑う半兵衛を尻目に、官兵衛はいきり立って即座に秀吉の城を出発し姫路に戻った。
官兵衛は最初に自らの主君である小寺政職(片岡鶴太郎)へ信長に謁見するように意見した。渋る政職に官兵衛は別所・赤松が揃って拝謁するのだという策略を述べる。これまでの宿敵である別所赤松と揃ってなど無理だと居並ぶ小寺の重臣たちも異を唱えるが、官兵衛はそれぞれを説き伏せると主張する。そこで政職は三家が揃うなら信長に会おうと言い出した。勘兵衛はまず三木城の当主・別所長治(入江甚儀)へ書状を送った後に対面した。長治はまだ十八歳と若く、現在は二人の伯父が補佐していた。ところがその伯父たちの意見では毛利に就くと決めており、官兵衛は家臣に動かされてはならぬと長治の自立心を煽り、織田方に就く事を決めさせた。そして小寺と別所が結んだ事実を持って赤松家を訪れると、形勢を見て赤松は織田方に就く事を決めてしまう。
二家を説き伏せたと聞いて政職は官兵衛の言うとおりにせざるを得なかった。しかし土壇場になって政職は謁見のため京に上る事を渋りだした。慌ててなだめるものの、政職は一向に首を縦に振らない。その裏には、官兵衛が織田家にばかり尽力して自分をないがしろにしているのではという政職の嫉妬もあった。その矢先、小寺領に向けて大軍が押し寄せてくると知らせがあった。驚いて官兵衛が出てみると、軍を率いていたのは荒木村重(田中哲司)であった。戦に行く途中の挨拶伺いであると言って政職に拝謁した村重は、いつになったら信長に謁見するのかと屈強な家来を背後に言い寄った。織田の軍勢を目の当たりにした政職は、すぐにでも信長に会いに行くと言わざるを得なかった。
その夜、村重を接待した官兵衛はこれが半兵衛の意見によるものだと打ち明けた。半兵衛は間者を放って小寺が渋っている情報を得ており、官兵衛に助け舟を出すために信長に頭を下げて出兵を願い出たというのだった。半兵衛の助け舟と知って渋い顔をする官兵衛を村重はからかった。更に酒も入り、本当は自分が中国攻めを指揮したかったが秀吉に持っていかれたこと、自分は秀吉のように上手く立ち回れないから戦に勝つしか信長に認められる手は無いと嘆くのだった。
これによってついに小寺・赤松・別所が揃って京へ上り信長へ拝謁することとなった。しかし本願寺と対立する信長に就くということで、光(中谷美紀)の侍女らで本願寺を信奉する者たちが暇乞いをしてきたのだった。家中の女たちをまとめられなかったと光は官兵衛に詫びるが、信長とそれに対立する勢力たちの軋轢はいよいよ強まっていくのだった。

大河ドラマ「軍師官兵衛」第10回は9日(日)、総合よる8時から、BSプレミアムよる6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
NHKオンデマンド|軍師官兵衛


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