「赤毛のアン」の翻訳者を描くNHK朝ドラ「花子とアン」、31日放送前にドラマの見どころと予告動画チェック!
いよいよ次週3月31日(月)から始まるNHK連続テレビ小説「花子とアン」は、「赤毛のアン」の翻訳者である安東はな(のちの村岡花子)の半生を、中園ミホの脚本、吉高由里子主演で放送!公式サイトには、ヒロインをはじめキャストの紹介やドラマの見どころなどが公開されている。サイトのトップページ最下段では、今週28日に最終回となる「ごちそうさん」から「花子とアン」へのヒロイン・バトンタッチのセレモニー動画も視聴できる。
大ヒットした「あまちゃん」の能年玲奈、「ごちそうさん」の杏に続く、新たな“朝の顔”となる吉高由里子が演じるヒロインは、モンゴメリの名作「赤毛のアン」を翻訳した翻訳家で児童文学者の村岡花子(安東はな)。村岡花子(1893年6月21日 - 1968年10月25日)の明治・大正・昭和にわたる波瀾万丈の半生を、ドラマ「Doctor-X」(テレビ朝日系)などの中園ミホの脚本で描く。原案は、花子の孫である村岡恵理の著書「アンのゆりかご」。
吉高由里子は10代~50代までを担当する。子供時代は山田望叶(やまだ もちか)が演じる。他の共演者は、花子の両親役を伊原剛志、室井滋。親友の葉山蓮子役に仲間由紀恵。その他にも石橋蓮司、黒木華、浅田美代子、カンニング竹山と個性的な面々が脇を固め、2014年3月31日(月)~9月27日(土)までNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで全156回で放送する。語りは美輪明宏が担当する。
ドラマの主な見どころは次の3つ。
一つ目は、翻訳家として、児童文学者として多くの名作を送り出した花子が、その夢みる力(想像力)でどのように夢をかなえていったのか?「赤毛のアン」とどのような運命の出会いを果たしたのか?観る人に夢と希望を与えてくれそうだ。
二つ目は、明治、大正、昭和の激動期を生きた花子と家族との絆。夢追い人の父親や女性の社会進出など思いもよらない母親との親子の絆や、大正12年の関東大震災ですべてを失いながらも、夫と二人三脚で再生の道を歩んだ夫婦の絆は、観る人に愛と勇気を届けてくれるはず。
そして、三つ目は、女性の自由が制限された時代に、生まれも育ちも全く違う葉山蓮子との友情物語。1998年の「天うらら」で「NHK連続テレビ小説」への出演をはじめ、「しあわせ色写真館」「大河ドラマ」「テンペスト」など、NHKドラマ常連の仲間由紀恵とどんな女の友情を見せてくれるのか大いに楽しみだ。
見どころはまだまだある!本来左利きの吉高が今回は右利きに直して演技に挑んだり、翻訳家ということで英語のセリフも多かったり・・・吉高の頑張りにも注目したい。
NHK朝ドラ「花子とアン」は、NHK総合で毎週月~土曜午前8時、BSプレミアムで毎週月~土曜午前7時30分/夜11時、土曜日午前9時30分から11時まで1週間分まとめて放送される。
また、NHKオンデマンドでも見逃し配信される。NHKオンデマンドでは、現在放送中の杏が主演の「ごちそうさん」をはじめ、「あまちゃん」「梅ちゃん先生」など過去の連続テレビ小説も配信しているので、併せてチェックをどうぞ。
◇NHK「花子とアン」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド「ごちそうさん」と、朝ドラ特集ページ