東京・日比谷が爆発！西島秀俊、香川照之らが渾身を込め、「海猿」シリーズ羽住英一郎監督が全話メガホンを取ったTBSとWOWOWが共同制作・リレー放送する「MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～」が、ついに明日10日（木）夜9時から放送スタート！初回冒頭から視聴者の度胆をぬく話題作は極限まで研ぎ澄まされたアクション、謎が謎を呼ぶサスペンスで全15話で放送、番組サイトには予告動画が、YouTube「MOZUch」では1分プロモーション動画が公開されている。放送にあわせて各回のあらすじと見どころを紹介するので参考にどうぞ。

今期一番の注目作品である「MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～」（以下、「MOZU」）第1話試写会が5日、都内で開かれた。観客に「覚悟して」というアナウンスがながれる異例の試写会では、招待された400人が驚愕したという。テレビを変えるこのドラマの気になる第1話は、日比谷爆発に始まる。

一度心が折れたことがあっても、それを直視して立ち上がる男を演じる西島秀俊の演技は絶品！今回はそんな男を演じる。その絶望と希望の交錯するところに真実が見えるのだろうか。そして、たたき上げで公安のエリートに反感をもつ大杉役の香川照之の複雑な心中の演技もまた見ものだ。「MOZU」につながる前作となる「ダブルフェイス」では、正義と悪とが混沌とするなかで、西島秀俊と香川照之の直接対決を見たが、本作では公安と刑事とで、どう敵対し、共闘するのか？
また、2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」で西島秀俊に共鳴し、義弟となった川崎尚之助役の長谷川博己が、「雲の階段」以来ドラマに登場し、大人の魅力を見せてくれるのも楽しみだ。
『永遠の0』の染谷将太、バイプレイヤーといったらはずせない生瀬勝久ほか、豪華キャストで贈る本作は、第1話から見どころ満載だ。

■あらすじ
午後3時過ぎ。東京・銀座日比谷。平和で穏やかな日本の中心の繁華街で爆発事件は起き、多くの視聴者が出た。大規模で凄惨なこの事件を、警察はテロの可能性も視野に入れて捜査すると発表。テロ対策で捜査に当たることになる警視庁公安部特務第一課の倉木尚武警部(西島秀俊)。倉木は、監察医務院で爆心地にいた人間の遺体を確認し、それが妻の千尋(石田ゆり子)だと分かった。彼を案内した捜査第一課警部補の大杉良太（香川照之）は気遣う言葉をかけるが、倉木はまるで尋問のように大杉を追及する。「なぜ妻は死ななければならなかったのか？ 本当の真実が知りたい」と…。
一方、新谷和彦(池松壮亮)は、山道を進んだ崖の上で銃口を突きつけられていた。まわりを囲む男たちに「お前は百舌に早贄にされる」と謎の言葉を告げられ、崖から蹴り落とされる。
事件から数日後、大杉は事件当時現場近くにいた公安部公安第二課巡査部長・明星美希（真木よう子）が、何らかの情報を隠していると睨み、強気に迫るが…。
捜査は進み、爆心地で遺体で見つかった筧俊三（田中要次）の鞄から爆発が起きたという目撃証言から、彼が爆弾所持者と特定される。ところが、爆発直前に筧が倉木の妻・千尋へ駆けつけたという証言で、倉木は「私情を挟む」という理由で捜査から外される。そこで倉木は、筧が所属していたサイバー・テログループの幹部に単独で接触。彼らの過去の犯罪の証拠をちらつかせ、ある証言を得る。一方大杉は単独で勝手な捜査を進める倉木の素性を探り始める。
そして夜、倉木は仕事帰りの美希に接触する。大杉の時と同様にあしらって立ち去ろうとする美希だが…。
一方、都心から外れた病院の一室では、崖下から緊急搬送された男が目を覚ました…。

「MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～」は、4月10日木曜日夜9時からTBSで、初回は2時間スペシャルで放送開始。予告動画は、番組公式サイトおよびYouTubemozu.tvで視聴できる。

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