コカ・コーラ、「Zero Limit」キャンペーン、EXILEが新曲を初披露するTVCMを公開

日本コカ・コーラは、「コカ･コーラ ゼロ」とEXILEの大型コラボレーション「Zero Limit」キャンペーンのEXILEのATSUSHIとTAKAHIROが出演するTVCM「Craving Voice」篇を公開した。
TVCMは、1月から放映されている第1弾TVCM「Craving Dance」篇に、ATSUSHI、TAKAHIROのボーカルシーンが追加されバージョンアップしたもの。
CM内で初披露されている楽曲「Craving In My Soul」は、同飲料のシズル感を音で表現した“LIQUID BEAT”が進化し、楽曲へと変貌を遂げた同飲料とEXILEの斬新なコラボ楽曲となる。
EXILEが更に高みをめざしたいという志と、同飲料が飲みたいという熱い思いを、楽曲に乗せて表現したスタイリッシュなパフォーマンスを通じて、キャンペーンのテーマである「Crave(渇望)」を印象的にアピールする。

撮影は、3月半ば、東京都内近郊のスタジオで行われた。スタジオ内に組んだセットは、床の部分に同飲料のロゴが描かれた直径7.2mの真っ黒な円柱型ステージ。高さ1.5mのステージには、上からミスト状の水が降ってくる仕掛けを施している。
当日は、アームが10mほど伸縮するテクノクレーンという特殊なカメラ機材を使用し、ダイナミックなカメラワークを演出。スタジオ全体に、今回のコラボ楽曲が大音量で流れる中、それに合わせて歌うATSUSHIとTAKAHIROのパフォーマンスをレンズを変えながらさまざまなアングルからとらえる。
撮影の合間は、アカペラで歌の練習をするTAKAHIROの横で、ATSUSHIが腕立て伏せのトレーニング。思い思いの過ごし方でリラックスして次に備えていると、ATSUSHIが突然メイキングスタッフからカメラを借りて、ステージに上がったTAKAHIROのワンショットの場面を撮影し始める。
ATSUSHIは、クールなカメラ目線で同飲料を飲み終えた後のポーズを決めるTAKAHIROにレンズを向けながら、「わー、色男！」とつぶやく。TAKAHIROは、ATSUSHIの存在に気づき、「ものすごく違和感があるんですけど」と思わず苦笑い。コミカルな2人のやり取りに、現場は大爆笑に包まれる。

監督と談笑しているとき、「撮影をしていて気づいたんですが、ATSUSHIさんは顔の右側、TAKAHIROさんは左側、つまり、カメラに向ける側の表情が逆側よりもエモーショナルに見えるんですよ」と指摘され、ATSUSHIは「へ～、そうなんですか。面白いですね」と語る。
TAKAHIROも、「ライブやPVの撮影でも、いつも同じ立ち位置(ATSUSHIが画面向かって右側、TAKAHIROが左側)で歌っているから、自然とそうなるのかもしれないですね」と語り、妙に納得したような表情を浮かべる。
同飲料で喉の渇きを潤してから臨んだ後半、床に薄く水を張ったステージで歌う場面。監督の「ここは解放がテーマなので、テンションを最高潮に上げて、アクションも激しく」という指示のもと、2人はカメラの向こうにいる人たちに届けとばかりに歌い上げる。
2人の天井から降り注ぐミストシャワーを浴びながら全身を使った躍動的なパフォーマンスで、周りのスタッフの視線は釘付けにされる。
監督のOKが出た後、プレイバックを確認するATSUSHIの「ロゴが映えて、すごくカッコイイ」という言葉を聞きながら、TAKAHIROはモニターを食い入るように見つめる。納得のパフォーマンスに満ち足りた笑顔を浮かべつつも、「早く完成した映像が見たいですね」と、最後までポジティブな渇望感を露わにしていた。

今回のCMに関して、ATSUSHIは「前回はパフォーマーメインのCMでしたが、今回は僕たちが“LIQUID BEAT”に歌を乗せて届けられるということで、ホントにうれしく思っています」と喜びを語り、TAKAHIROは「きょう一日の撮影を通して、1シーン1シーンすごく迫力があって、渋くてカッコいい映像になるんじゃないかなと早くも確信できましたね」とCMの仕上がりの良さを確信する。
楽曲に関しては、ATSUSHIは「前回のコラボ楽曲『No Limit』とはまたひと味違った感じで、ライブでパフォーマンスをするのがすごく楽しみな曲に仕上がったな、という印象でした。EXILEも現状に満足せず、どんどん前へ進んでいくというテーマを、この『Crave』という言葉に込めて表現できたので、とても良かったと思います」と言う。
TAKAHIROは「ひとつのレコーディングでこんなに成長できたのは、歌い手としてとてもありがたい体験でした。そうした思い入れのある楽曲を、コカ･コーラ ゼロのCMで起用していただき、映像とともに応援してくれるファンのみなさんに届けることができるのはとても光栄なことです。聴けば聴くほどどんどん好きになっていく曲なので、自分自身、完成した映像とともに見るのがとても楽しみです」と素直に喜ぶ。

◇コカ・コーラ「コカ・コーラ ゼロ」TVCM