TBS、7月スタート金10は直木賞作家・天童荒太の不朽の名作ミステリ「家族狩り」!2分PVで先取りチェック!
2014年7月から始まるTBS金曜ドラマは、直木賞作家・天童荒太のベストセラー『家族狩り』を松雪泰子、伊藤淳史、浅田美代子、遠藤憲一ら演技派俳優とKis-My-Ft2の北山宏光、AKB48の篠田麻里子ら豪華出演陣でドラマ化!YouTubeに2分のプロモーション動画が公開されているので先取りチェックしよう。
原作者の天童荒太は『孤独の歌声』『永遠の仔』『包帯クラブ』『悼む人』など、常に「人間とは何か」を作品を通して問い続けてきた作家。『家族狩り』は、家族とは何か、生きるとはどういうことか、という根源的な問いに真正面から挑んだヒューマンサスペンス。1995年に発表され、山本周五郎賞を受賞し、文庫本が120万部のベストセラーとなった。
この文庫本は、2004年、全三部作の書籍版(単行本)を全面的に改稿して出版されたもの。ただし、書籍版の文書を一行たりとも使わないという徹底ぶりで、家族や社会に惑う群像たちをさらなる次元まで引き上げ、新たな使命を担う陰影ゆたかな人物を登場させ、より深くより高い物語を全五巻で完成させた。
TBSではこの文庫版を原作に、「ケイゾク」「QUIZ」「GOOD LUCK!!」などのヒットドラマを生み出した植田博樹がプロデュースを担当してドラマ化。実は上田Pは、2007年に映画『包帯クラブ』(原作・天童荒太)で、天童氏と知り合い『家族狩り』を知った。それから実に7年間にわたってドラマ化の構想を練り、TBSにしか出来ない重厚なドラマ版「家族狩り」をめざし、「ふたりっ子」(NHK)「功名が辻」(同)の大石静に脚本を依頼。大石は「天童さんがテレビドラマを作るときは、こういう目線で作られるのではないか?ということを考えながら作りました。天童さん自身の思いを込めた、いわば天童さんのリライトです」と、原作者が抱いているであろうこの世界への危機感、家族に対する思いや伝えたい感情などを脚本にした。演出は「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(TBS系)などを手掛けた坪井敏雄と「クロコーチ」(TBS系)などの山本剛義が担当。
ドラマは、認知症の父と介護疲れの母を抱えながら、児童相談所で心理判定業務に就く児童心理司・游子の周囲で起きる一家心中事件を発端に、三つの家族を通じて「家族とは何か」を問いかけるヒューマンサスペンス。主人公の氷崎游子を連続ドラマ「Mother」(日テレ)以来4年ぶりとなる松雪泰子が演じ、高校教師・巣藤浚介役を「MOZU」(TBS)に出演中の伊藤淳史、警部補・馬見原光毅役を「BORDER」(テレ朝)、「ロング・グッドバイ」(NHK)でも刑事役を担当している遠藤憲一が扮する。他にも、井上真樹夫、浅田美代子、財前直見やアイドルグループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の北山宏光と元AKB48のメンバー篠田麻里子も出演する。
DV、レイプ疑惑、妊娠、虐待など、さまざまな家族に起こる事件を通して、人間の根源を問い家族とは何かを考えさせるドラマ「家族狩り」は、TBS夜10時の「金曜ドラマ」枠で7月から放送。2分にわたるプロモーション動画はYouTubeで視聴できる。
◇TBS (7月ドラマ速報)金曜ドラマ『家族狩り』2分まとめスペシャル映像公開!
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