映画「ホノカアボーイ」岡田将生インタビュー動画配信中-テレビドガッチ
「ホノカアボーイ」は熱狂的なファンに支持された本で、ライター、フォトグラファー、モデルなどで活躍している吉田玲雄が書いた。人と関わることが苦手な青年レオが、ハワイ・ホノアカの映画館で働きながら、現地の人との交流を描いている。映画「ホノアカボーイ」は、この本を映画化したもので、テレビドガッチでは、予告動画と、主役4人の動画インタビューを配信している。
ホノカアは、ハワイ島北東部にある小さな街。物語の舞台は、この街にあるピープルズ・シアターという映画館。もともと、日系人が建てた映画館らしい。主人公はこの映画館に働く日本人青年レオで、いま最も旬な若手俳優の岡田将生が演じている。
脚本は、ヒットCMを量産している高崎卓馬で、監督はこれまた話題のCMをたくさん演出している真田敦が長編映画の初メガホンをとった。ドラマで大切な役割を果たす“料理”は、料理本も執筆している料理家の高山なおみが担当し、美しいハワイの自然を撮影したのは、CDやCMのフォトグラファーとして活躍している市橋織江。
すでにお気づきだろうが、この映画のメインスタッフにはひとりも“映画人”がいない、全員CMクリエーターだ。さすが宣伝広告のプロたち! 原作に込められている魂のようなものを実にうまく表現している。これには原作者の吉田も感心していて、安心して映画化を任せたといっている。
その中で、吉田が唯一こだわったのが、主人公のレオに料理を作り続けるピー役のキャスティングだった。彼は、この配役だけは賠償千恵子にして欲しいとこだわったという。ところが、これがみごとに的中していて、賠償は映画初主演の岡田の魅力を余すところなく引き出した。
この二人を取り巻く人物には、蒼井優、深津絵里、松坂慶子といった名女優や、新人女優の長谷川潤といった魅力ある女優をキャスティングをしている。そういえば、キャスティングされた女優陣はみんなCMの常連だ。他にも、喜味こいし(夢路いとし・喜味こいし)、正司照枝(かしまし娘)といった上方漫才で一世を風靡した二人をキャスティングしている。
そして、映画の主題歌「虹が消えるまで」は小泉今日子が歌っている。そういえば小泉は初代CM女王といわれた女優だ。
インタビュー動画に登場するのは、岡田将生、倍賞千恵子、長谷川潤、松坂慶子の4人。どんな映画の宣伝をしているのか、映画館に足を運ぶ前にぜひ観ておこう。
テレボドガッチ「ホノカアボーイ」インタビュー&予告動画
映画「ホノカアボーイ」オフィシャルサイト