<2014年上半期CM女王>桐谷美玲主演社会派ミステリードラマ!NHK BS「終の棲家」あらすじと予告動画公開
桐谷美玲が日本の介護の現状に迫る!新米新聞記者朝倉(桐谷)は祖父が「家で死ぬのが一番」と言っていたことから、在宅介護の利点をアピールする記事を書こうとする…実際にケアセンターに足を運び、ケアマネージャーの秋本(岡田義徳)に取材を依頼するが…20日(日)スタート「終の棲家」(全2回)予告動画は公式サイトで公開。
2000年、介護保険法が施行され13年が経つ今、現場はどうなしゃっているのだろう。原作本の著者仙川環自身、朝倉同様新聞記者で、法が施行される前後1年ずつ、実際に介護分野の取材をしていた。本作は、著者自身が取材、経験したことが作品に反映されている。
原作は作家・仙川環著『終の棲家』(ハルキ文庫刊)。仙川自身、日本経済新聞者に入社し、医療技術・介護・科学技術分野の記者をしていた経歴がある。2002年『感染』で第1回小学館文庫小説小授賞、作家デビュー。現在は新聞社を退社し、医療や科学技術を題材としたミステリー小説を執筆している。
本ドラマの脚本を手がける田辺満も、自身の両親の介護を経験している。本ドラマ脚本執筆のために、いろいろな介護に関する資料を読みあさったという田辺。自身の経験はかなり恵まれていたことを実感し、もっと多くの人たちに介護の現状をしってもらおうと、脚本を執筆したという。
主演をつとめる桐谷美玲。若手女優の中でもとくにアグレッシブな活動をしている。2014年、有村架純と並んで上半期CM女王となり、お茶の間で桐谷を目にする機会も多いと思うが、それだけではない。2005年、映画『春の居場所』でデビュー。その後雑誌「Seventeen」や「non-no」のモデルを務める。2011年「non-no」モデルを卒業、これを機に本格的な女優業へ進出する。本年度大河ドラマ「軍師官兵衛」では、有岡城に幽閉された官兵衛と心を通わす荒木村重の妻・だしを演じ、好評を得た。また、女優業に留まらず日本テレビ「NEWS ZERO」ではキャスターを務め「桐谷美玲 my generation」というコーナーで、桐谷と同世代で活躍する人たちを密着取材している。今後の活躍が大いに期待される女優の一人だ。
■あらすじ
大手新聞・社会部の新人記者、MBAを取得し鳴り物入りで入社した朝倉智子(桐谷美玲)、学歴とプライドだけは一人前だが足を使って取材し、相手の心情をくみ取るのがヘタ、記者失格の烙印を押される寸前となった。そんな折、祖父が「家で死ぬのが一番」と言っていたことから、在宅介護の利点をアピールする記事を書こうとする。デスク(相島一之)や先輩記者・原島(加藤虎之介)から、実際現場へ足を運んで取材するよう促され、智子は銀愛会ケアセンターへ行き、ケアマネージャーの秋本(岡田義徳)に取材を申し込むのだが…。取材した介護老人が次々と死亡し、その真相を解明しようとする…。
少子高齢化社会だからこそ、介護問題が大きくのしかかる今、決して他人事ではない介護の現状を描く社会派ミステリードラマである。
20日(日)夜10時より「終の棲家」(前編)、NHK BSプレミアムにて放送。後編は27日(日)夜10時より。主演は桐谷美玲、共演は岡田義徳、相島一之、今井雅之、古村比呂、池上季実子、麿赤兒、平泉成ほか。予告動画、ならびに主演の桐谷美玲のインタビュー動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇NHK BSプレミアム「終の棲家」番組公式サイト