「京城スキャンダル」は、悲愴感なしの明るく軽快な植民地時代のソウルの恋物語！

舞台は1930年代の京城(現在のソウル)、韓国が日本に統治されていた時代－京城にモダンボーイやモダンガールが闊歩する、まったく悲壮感の漂わない明るく軽快な植民地時代の恋物語。
このドラマをShowTimeの韓国ドラマチャンネル「KoreanTime」で17日（火）より配信開始している。

当時の京城は、自由を奪われ、しいたげられる民衆がいる一方で、違法ダンスホールでジャズとお気楽な恋に浮かれ、華やかな生活に身を任せるモダンボーイとモダンガールたちがいた。中でも御曹司のワンは、10分でどんな女もものに出来ると豪語する名うてのプレイボーイ。そんなワンが、お堅い女性教師に恋をしたから京城の街は大騒ぎ！

おしゃれでダンディなプレイボーイのワンに扮したのは、「がんばれクムスン」「花よりも美しく」のカン・ジファン。軽薄な遊び人にみえて心に痛みを抱えているソヌ・ワンを軽妙に、そして実にシリアスに演じている。
ワンが強く惹かれたお堅い女性教師のヨギョンには、「宮廷女官チャングムの誓い」でチャングムの親友シンビ、「復活」では純愛の天使ウナに扮して人気者となったハン・ジミンが演じている。
また、超スピードで昇進を重ねる憧れの留学帰りエリートのスヒョンを「夏の香り」「薯童謠（ソドンヨ）」で切ない思いを演じたリュジンが、高級官僚相手の有名芸妓には、「花よりも美しく」や「ボディーガード」で抜群のアクションを披露したハン・ゴウンが、それぞれ演じている。

実力派のトップ俳優陣が繰り広げるポップで切ない恋物語を際立たせるのは、1930年代そのままに再現させたみごとなセットや衣装だ。当時を知る人が観れば、きっとタイムマシーンに乗った気がするだろう。撮影は、慶尚南道陜川郡にある「陜川（ハプチョン）映像テーマパーク」で行われた。ここは、映画「シルミド」など多くのドラマが撮影された有名な場所。最新機器のハイビジョンカメラで撮影したという、ネオンや夕方のような暗いシーンが、実にいい雰囲気を出している。

80年前の京城を舞台に、美男美女の命がけの愛が炸裂する「京城スキャンダル」は、全16話で、毎週火曜日追加配信される。

◆ 「京城スキャンダル」　2007年／全16話（日本語字幕付）　放映：KBS
・利用料金：第1話　無料、第2話から各話210円／3日間
・配信ビットレート：768kbps、2Mbps

◆ ShowTime「京城スキャンダル」