「サッド・ムービー」は、4組8人に訪れた切ない別れのアンサンブルストーリー!
映画「Sad Movie<サッド・ムービー>」は、別れだけに焦点を絞った4組4様、8人に訪れる“別れ”を描いた物語!出会いを描いた恋物語はたくさんあるけれど、別れだけに焦点を絞った異色のラブストーリーはめったにない。【GyaO】シネマ&ドラマ・ステーションでは、3月20日からこの作品の配信を開始している。
「Sad Movie」というタイトルの意味は“悲しい映画”。しかし、この作品は悲しいだけの物語じゃない。別れて初めて届く想いがあるあること、“別れの物語”の向こう側に温もりがあることを教えてくれる素晴らしい作品だ。4組8人それぞれの想いが交差する物語をオムニバス形式で描いているが、終盤ではこの4つの物語がみごとに絡み合い、視聴者は様々な悲しみの瞬間に立ち会うことになるのだ。
◆4つの別れを覗き見すると…。
・恋に不器用な消防士(チョン・ウソン)と、彼の危険な仕事への不安を抱えながらも彼からのプロポーズを待っている彼女(イム・スジョン)。
・未来の見えない生活に疲れ恋人への愛に終止符を打とうとする女性(ソン・テヨン)と、彼女の心をつなぎとめようと「別れさせ屋」を始める彼(チャ・テヒョン)。
・初恋の相手をそっと見つめる耳の聞こえない少女(シン・ミナ)と、そんな彼女のことが次第に気になり始める絵描きの青年(イ・ギウ)。
・病に倒れたキャリアウーマンの母親(ヨム・ジョンア)と、2人の時間が終わらないよう必死に母を守ろうとする息子(ヨ・ジング)。
最愛の人との別れにはいろいろある。恋人との永遠の別れ、肉親との死別、紆余曲折あった愛の消滅、叶わぬ恋の終わり。
思い通りにいかず、素直になれない自分に苛立ちながらも、大好きな人との時間を守るため、主人公たちは自分たちの“今”を必死に駆け抜ける。そんな切ない4つの物語は、切なくそして優しくこちらの胸に響いてくる。
「Sad Movie」は“悲しみ”を通じて、人を愛することの意味、人と人をつなぐ絆の強さを伝えていく。“別れ”が辛いのは誰でも知っている。でも、そんな“別れ”の中にもきっと、明日へつながる道はあることをこの映画は気づかせてくれる。多くの別れと出会いがある春にこそ、観て欲しい珠玉の一作だ。
◆ 「Sad Movie<サッド・ムービー>」<2005年 / 韓国 / 109分>
・監督:クォン・ジョングァン
・脚本:ファン・ソング
・音楽:チョ・ドンイク
・出演:チョン・ウソン、イム・スジョン、チャ・テヒョン、イ・ギウ、シン・ミナ、ヨム・ジョンア、ソン・テヨン、ヨ・ジング ほか
・放送予定:3月20日(金)正午~4/20(月)正午まで
◆ GyaO「Sad Movie<サッド・ムービー>」