2015年1月4日(日)スタート!井上真央主演NHK大河ドラマ「花燃ゆ」楫取素彦役大沢たかお会見動画
2015年1月4日スタート「花燃ゆ」で後に杉文(井上真央)の夫となる小田村伊之介(後の楫取素彦)役の大沢たかおの会見が12日(日)、楫取の提言により建設された迎賓館「臨江閣」にて行われNHK「コレ見て!MOVIE」に会見動画が公開されている!幕末の歴史に欠かせない人物を演じる大沢の意気込みが語られている。
楫取素彦とは、誰もが知っている幕末の名士ではない…が、歴史上欠かせない重要な人物である。会見で大沢は「今まで、楫取についてこんなにしっかり描かれたことはない。資料を読んでもどんな人だったか、あまりよくわからなかった」と、役作りに試行錯誤していると語っている。しかし「あまり知られた名士ではないが、幕末の命を落とす最先端にいた人が、なぜ生き残ったか、歴史に生かされたのは、ミッションがあったからだろう。後世に名を残した人だけが歴史を作っているのではない」と述べ、楫取素彦を演じる意気込みを語っている。
■楫取素彦とは
「幕末維新の志士から名県令、そして前橋市の恩人」と、前橋市のホームページ「前橋まるごとガイド」に書かれている。
1829(文政12)年生まれ。長州(現山口県萩市)の藩医・松島瑞蟠の次男として生まれる。1840(天保11)年、小田村家の養子となる。
1855(安政2)年、日本三大学府の1つ「明倫館」に入門、19歳で司典助役兼助講となり、22歳にして大番役となり江戸藩邸に務めることとなる。このころ、吉田松陰(大河では伊勢谷友介が演じる)と交流を持つようになり、互いを認め合い深い絆を持つ。その縁もあって、素彦の最初の妻・寿(大河では優香が演じる)を娶り、寿が若くして亡くなった後、「花燃ゆ」の主人公であり、松陰、寿の妹・文(大河では井上真央が演じる)と再婚した。
幕末時には、藩主・毛利敬親の懐刀として国事に奔走した。九州太宰府で坂本竜馬と愛、薩長同盟への道を切り開いた。その後、明治維新政府の参与となるが、足柄県参事、熊谷県権令、熊谷県令を経て1876(明治9)年、第二次群馬県初代県令(知事)となった。在任期間は熊谷県時代をふくめ10年に及び、県の基礎を作り上げ「名県令」と称された。
1884(明治17)年、元老院議官に転任。宮中顧問、貴族議員などを歴任し、1912(大正元)年亡くなった。享年84。
■大沢たかお
大河ドラマ「花燃ゆ」にて小田村伊之介(楫取素彦)を演じるのは、大沢たかお。1968年生まれの46歳。1987年からモデルとして活躍。阿部寛、風間トオルらと雑誌「MEN’S NON NO」で活躍した。その後俳優に転身し、ドラマ「星の金貨」(1995)でブレイクする。「花燃ゆ」と同時代を描いたTBSドラマ「JIN-仁」(2011)が大ヒットしたのは記憶に新しい。(ドラマ「JIN-仁」はDVD&Blu-rayBOXとして発売中)。
2015年には、歌手のさだまさし著『風に立つライオン』(幻冬舎刊)が大沢たかお主演で映画化される。アフリカで巡回医療に携わる青年医師の物語。劣悪な環境で奮闘する主人公と、内戦で重傷を負った少年兵・ンドゥングとの交流を描いている。もともと、1987年さだが発表した同名曲が題材となっており、この曲をきっかけに、アフリカに渡った医師、青年海外協力隊や海外に住む日本人の心の歌として、多くの人に愛されてきた名曲。この映画は、大沢たかおが主演することを前提に、さだ自身が書き下ろした小説である。
2015年1月4日(日)スタートNHK大河ドラマ「花燃ゆ」、10月12日に行われた小田村伊之介(後の楫取素彦)役の大沢たかおの会見模様は「NHKコレ見て!MOVIE」で視聴できる。
◇NHK 2015年大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK「コレ見て!MOVIE」番組公式サイト