「奇皇后」第20話ネタバレあらすじと第21話予告:再起への第一歩はチョクホ救出作戦!命を救う口づけ…
ヨンチョル一族一掃に失敗したワン・ユたちは再起を誓う!相変わらずチョクホの居所も血書も見つからないまま物語は進むが、いよいよ第21話でチョクホの正体が明らかになる!はたしてチョクホは?そして血書は見つかるのか?「奇皇后」第20話の詳しいあらすじと、第21話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。
【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、2015年1月25日にハ・ジウォンを迎えて行われた公開イベントの再現レポや各話の詳しいあらすじと見どころなどをまとめてご紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。
高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!
【作品詳細】【「奇皇后」を2倍楽しむ】
■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン
■第20話「愛の髪飾り」ネタバレあらすじ
ヨンチョルは毒薬入りにすり替えられた酒を飲み、ひん死の状態に。タファンは軟禁されている皇太后の元へ赴き、これを報告。その頃タンギセたちは、解毒を飲ませて必死に救命処置を。タファンは酒を用意したワン・ユを捕らえさせ、感情的になったタンギセがワン・ユを殺そうとするが、タナシルリが制止。
ヤンは、タファンにとっても喜ばしいヨンチョル殺害の犯人捜しをしてワン・ユを捕えたことで、タファンを卑怯者呼ばわりをし、タファンはそんなヤンに、皇帝と廃王の力の差を見せつけただけだと、うそぶいた。
ワン・ユはヨンチョルの症状をみて助かる見込みが薄いと診て、次なる作戦を考えるが、タナシルリには、裏切り者をあぶりだす計画を続行するようにと言い、自分が協力すると約束した。
一方、ワン・ユとヤンは二人で今後の対策を話し合い。薬を取り換えたのはおそらくペガンだろうと言うヤンは、残ったヨンチョル一族を倒すために皇太后に近づいては?と進言。ワン・ユはさっそく皇太后に近づき、怪文書の黒幕が自分だと告白し、高麗王復位のために皇太后側に就くことを約束。
いよいよ次なる作戦決行。ワン・ユは自分の代わりにヤンをタナシルリに会いに行かせ、ワン・ユからの伝言を伝えた。その伝言とは、犬猿の仲の枢密院のパン将軍とチュン・グクチョンが反乱を画策しているので、タンギセに伝えていつでも都城守備隊を動かせるように準備してくれ、というもの。二人はヨンチョルの忠僕ながら犬猿の仲。にわかに信じられないタンギセだったが、すでにワン・ユが皇太后と同行し、大丞相の座をちらつかせてパン将軍に、「都城守備隊にタンギセの命では動かないよう」に指示させ、「タンギセに対抗すべくチュン・グクチョンと手を握れ」と命じていた。タンギセの密偵がパン将軍とチュン・グクチョンの密会を報告したことでタンギセはこれを完全に信じた。
一方、ワン・ユは、ヤンにかんざしを渡し、高麗に戻ったら王妃になってくれるかと問い、部屋に戻ったヤンはなぜかタファンを思い出し、涙をこぼした。翌日、やっとヤンからOKの返事をもらったワン・ユは、夜ヤンの部屋を訊ね、何故男として生きてきたかを訊ねた。ヤンは15年前にワン・ユが助けた貢女が母と自分だったと告白。ワン・ユは自分が牢を開けたことで多くの貢女を死なせたことに、ずっと心を痛めてきたのだった。ヤンはその娘が自分だと告白し、「一度たりとも恨んでいません。王様に助けられた命です」と答え、ワン・ユの心の澱を溶かした。そして、二人は涙で口づけをし結ばれた。
ヨンチョルが死亡したと信じるタファンと皇太后はタナシルリに探りを入れながらも、心中ではそれぞれ次の権力は自分が握ると考えていた。ワン・ユは、ペガンたちも味方に引き入れ、いよいよヨンチョル一族一掃作戦を決行。反乱軍がヨンチョル邸に乗り込む!
ワン・ユは、タンギセとともにヨンチョルの遺体が安置された棺桶を見守る中、作戦通りにペガンたちが登場。だが、ワン・ユたちは知らなかった。ヨンチョルは生きていたのだった。日ごろから甘豆湯を愛飲していたヨンチョルは驚くべき回復力で生還していた。タンギセもまた、ワン・ユたちが本当の味方かどうかを試そうとしていた。そして都城守備軍はタンギセ側が信号を送ると反乱軍を全滅させる手はずになっていた。罠だ!このままいけば、ワン・ユの作戦は失敗する。
※甘豆湯(カンドゥタン):甘草と黒豆で作る解毒剤。「宮廷女官チャングムの誓い」の第1話にも登場している。チャングムの母親が毒を飲まされた時に、親友が一緒に飲ませたのがこの甘豆湯。韓国ドラマによく登場する毒薬のひとつ、附子湯(プジャタン)=トリカブトの解毒には甘豆湯や緑豆をつかう。
その頃、ヤンは、皇宮内でヨンチョルしか飲まない甘豆湯が皇后殿に運ばれるのを目撃し、とっさにヨンチョルが生きていることを察した。
■第21話「再起への誓い」(赤字はドラマのみどころ)
ヨンチョル一族一掃作戦決行寸前、ヤンは間一髪でヨンチョルの生存をワン・ユに知らせることに成功。ワン・ユとペガンは攻撃先をタンギセたちから反乱軍に変え、真の計画を知るものを始末する。一方宮殿では、タファンがまだ生きていたヨンチョルを暗殺すべく刺客を送り込み、自らその最期を見届けに行こうとしていた。ところがそこにヤンが現れ、反乱の失敗を告げる。じきにタンギセらが兵を連れ到着すると知ったタファンは…。
タファンは、計画が失敗したことで一人の味方もいなくなってしまった。一方、ヨンチョルの疑いを晴らしたワン・ユやペガンは…。そして、ヤンはパン・シヌたちと血書の手掛かりを探しに高麗村へ赴き、そこであるものを見つける。果たしてそのあるものとは?
起き上がるのがやっとのヨンチョルが、血を吐きながら剣を握る執念の立ち回りは圧巻。また、いつもタファンとコミカルなやり取りをしている内官のコルタにも注目しよう。時折見せる厳しい表情がどうにも気になる。演じているのはチョ・ジェユン。「光と影」「九家の書」などでは無頼漢を演じている。今回は、皇太后の潔い姿も見られる。最後までタナシルリをイラつかせる言動の皇太后(キム・ソヒョン)の変わり果てた姿をお見逃しなく。
一夜を共にしたことで部下たちの前でも堂々と愛情を示すワン・ユとヤン。このまま二人の仲は進展するのか?前回は、ワン・ユとヤンの涙を口づけがあったが、今回は命を助ける口づけが…はたして誰と誰が、どんなシチュエーションで?
◇韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト
【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】