舞台は韓国へ！BSフジ「相続者たち」第5-8話：訪れる転機～苦い学校生活“スクールカースト”！
雄大なアメリカの景色をバックに、タン（イ・ミンホ）とウンサン（パク・シネ）の運命的な出会いを描いた「相続者たち」LA編（第1話～4話）！いよいよ明日17日（金）からは、舞台を韓国に移して、二人の再会と、ウンサンが帝国高校へ転校することに…熱烈なアンコールを受けて再放送中の「相続者たち」第5話～8話までのあらすじと見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
「相続者たち」は、「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」、「太陽の末裔」のキム・ウンスク脚本家が手掛け、富裕層の子女が通う帝国高校を舞台に苦難と成長、そして熱い恋が描いた青春ラブストーリー。
【「相続者たち」を2倍楽しむ】では、ドラマファンイベントやキャストの魅力や豆知識、BSフジの全26話版にあわせて各話のあらすじと赤字で見どころを紹介しているので参考にどうぞ。
（オリジナルの全20話版を参考にあらすじ＆見どころご紹介をしています。話が多少前後する場合もあることをご理解の上、お読みください）
■キャスト⇒相関図
キム・タン役／帝国グループ相続者：イ・ミンホ（子役チョン・チャヌ）
チャ・ウンサン役／家政婦の娘：パク・シネ
チェ・ヨンド役／ウェルカムリゾート相続者：キム・ウビン
イ・ヒョンシン役／帝国高等学校学生会長：カン・ハヌル
イ・ボナ役／メガエンターテインメント相続者：クリスタル（f(x)）
ユン・チャニョン役：カン・ミンヒョク（CNBLUE）
チョ・ミョンス役／ローファーム相続者：パク・ヒョンシク（ZE:A＝ゼア）
キム・ウォン役／帝国グループ社長（タンの異母兄）：チェ・ジニョク
【第5話「訪れる転機」】
空港でタンに呼び止められたウンサンだったが、タンの婚約者であるラヘルが目に留まり、婚約者を１人にしてはいけないと連絡先も教えずに別れを告げる。韓国に戻ったウンサンが家へ戻るとそこに母親の姿はなく、家の中の荷物がすべてなくなっていて…。
アメリカの姉に家の補償金まで渡してしまったために、母は帝国グループの家で住み込みで働くことに。そして、ウンサンも母親が家政婦をしている帝国グループ会長の家に住み込むことになる。
これまでのLA編では、タンとウンサンの胸キュン満載の出会いと、2人を取り巻くメインキャストたちの置かれている状況をそれぞれ切り取って淡々と描いてきた。そんな別々のエピソードがいよいよ舞台を韓国に移して、複雑に絡み合っていく。ところで、タンの婚約者ラヘル。演じたのはキム・ジウォン。キム・テヒに似た容姿で韓国では“リトルキム・テヒ”と呼ばれている。その洗練され、高貴さも感じられる彼女は、放送当時、ファッションや口調までリアルタイムで記事になるほど熱い人気を博した。ちなみに、ラヘルの母役を演じているのは、日本を中心に芸能活躍していたユン・ソナ。2012年第2子妊娠、出産、育児に専念するために、日本での活動は休止。2015年1月現在BS11で放送中の「おバカちゃん注意報」にも出演している。
【第6話「再会」】
タンの母ギエから、「食費くらい稼がないとね…」と言われ、家政婦・母ヒナムの仕事をてつだうことに。
一方、数年ぶりに韓国に戻ってきたタンは、兄ウォンと再会。ウォンからアメリカに戻るよう遠まわしに言われるが…。そんな中タンは、自分の家に家政婦の娘が住み始めたことを知る。それがウンサンだと知るタンだが、すぐには言いだせず、ウンサンのSNSで連絡をとったり、アルバイト先や学校に会いに行き…。
韓ドラにつきもののすれ違いをお楽しみに。そして、家政婦の娘がウンサンだと知ったタンの知り合い以上、恋人ぎりぎり未満の想いがうまく伝わる。キッチンでウンサンを見つけた時の画面を通して伝わってきそうなタンの胸の鼓動。そして噴水を使ったタンの心憎い、最高にゴージャスな演出をお見逃しなく。
【第7話「波乱の幕開け」】
アメリカでタンとウンサンが会っていたことを知った会長の勧めで帝国高校へ転校することになったウンサン。店で、帝国高校の制服が100万ウォンと聞いて驚く。そんなウンサンは、帰り道、ラヘルとヨンドに出会う。高飛車なラヘルを前に、一歩も引かないウンサンにヨンドは興味を持つ。
一方、幼馴染のチャニョンに会い、帝国高校への転校を報告するが、チャニョンの表情はどこか暗い。
帝国高校へ初めての登校をしたウンサンは、タンとヨンドがにらみ合っている場面に出くわす。２人と顔見知りであることが周囲に知られたウンサンは、注目を集めてしまう。
映画館での台詞に続く、タンがウンサンに自分自身の心を問う名台詞をお聴き逃しなく。帝国高校の厳しい階級意識や人間関係を目の当たりにしたウンサン。幼馴染のチャニョンから帝国高校のスクールカーストを聞き不安を隠せない。さらに職員室の先生がウンサンを不安にさせる。帝国高校のシステムは大学のようで、授業料免除と言えども特別授業の費用は別に必要。しかも、100万ウォンもする制服の着用も促され、個人データーに“主婦”と記した母の職業欄についても指摘される。その後、教室に入ったウンサンは、みんなの前で転校の挨拶をするが…。
ラヘルに堂々と立ち向かうウンサンにヨンドがなんというのか？ひねりのきいたヨンドのセリフをお聴き逃しなく。チャニョンが、仲良しのウンサンの転校を聞いて複雑な表情をする理由はすぐに明らかになる。そして、今回の胸キュンポイントは、噴水の前の再会シーン。あのドリームキャッチャーと、タンがウンサンの背中に語り掛けた名台詞。「チャ・ウンサン、ひょっとして俺は、…」。
【第8話「苦い学校生活」スクールカースト】
転校の挨拶の時、場違いなウンサンをタンが周囲から守ってくれたタンに、今後一切に自分にかまわないでくれと言うウンサン。
タンはチャニョンに連絡を取り、ウンサンが自分の家に住んでいること、ウンサンの家庭の事情やタンとの関係など一切公言しないように頼む。一方、ウンサンは隠れて暮らす今の生活から抜け出そうと母に提案するが、話せない自分を雇ってくれるところなどないと一蹴される。やりきれない想いのままワイン貯蔵室へ向かったウンサン。そこにはすでにタンが来ており、高校時代を無事に過ごすためには、元の学校に転校するが、成金になりすまして帝国高校で卒業するか2者択一を選ぶように忠告するが…。
翌日、ウンサンは昼食タイムにヨンドたちがいじめをしている現場を目撃。文句を言おうとするウンサンをタンが止める。ヨンドは自分に対して物怖じせず、タンとも関係があるらしいウンサンに興味を示す。ヨンドは、タンに帝国高校から出て行けと言い、さっそくいがみ合いをする。
そんな折ヨンドはバイク店で偶然、成金の娘のはずのウンサンがケータリングのバイトをしていることを目撃、ウンサンの電話番号を手に入れる。
一方、タンは父・キム会長に連れられ帝国グループの経営会議の席に出席する羽目に。そんなタンを憎々しげに見る兄ウォン。
帝国高校での学費が予想をはるかに超えることに弱り切りのウンサンは、奨学金の支給をしてくれる放送部への入部を決意する。そんな中、またもやヨンドがジュニョンをいじめている現場に遭遇するウンサン。助け起こそうとするウンサンをタンが「帝国高校では弱者の見方をするな！」と制止。そんな様子をタンの婚約者・ラヘルが見ていた。
うんざりする高校生活。行く当てもないウンサンはコンビニへ。そこにはヨンドがいて…。
兄とまた気づまりな再会を果たしてしまい、やりきれない想いのまま帰宅したタンが、洗濯物干し場の場面で居眠りするウンサンを見つめる切ない眼差しに注目。随所で聞かれるタンのセリフが素敵だが、ウンサンに興味を示したヨンドのワルのセリフも聞き逃せない。「見ろよ、だから興味が沸くんだよ」「なんでいつもこんな所で寝てるんだよ…守ってやりたくなるだろう！」はたしてどこで聞けるのか？耳をダンボにしてお楽しみに。
また、ウンサン母がへんてこな格好でバスルームの掃除をするシーンがあるが、これは、韓国の映画『メイド』でチョン・ドヨンのパロディ。左のamazonの作品ページで大きな写真が見られる。ウンサンの不安を他所に、この後も続く二人の母の傑作トークもお聴き逃しなく。
■豆知識：帝国高校のスクールカースト
イ・ミンホが主演した「花より男子～Boys Over Flowers」も逃げ出す厳しいスクールカースト。前回チャニョンから教えてもらった説明によれば、高校には4つの階級があるらしい。 ①経営相続集団＝財閥の息子、財閥の娘、 ②株相続集団＝家業は継がないもののすでに大株主、③名誉相続集団＝長官・国家議員・最高裁判長・ローファーム代表などの子息、④社会配慮者集団＝有力者のコネや成金。この4番目には、チャニョンやウンサンが属するが、前述の「花男」や、ヨンド役のキム・ウビンをブレイクさせた「ゆれながら咲く花」にもこれが問題に。ここに属するのは、学校の体面上、仕方なく入学させた生徒を差す。さらに、チャニョンは自らのことを“シュードラ”に例えるが、これは、インドのヒンドゥー教における第 4 位の隷属民を表す言葉で、カーストの最下位を意味する。
◇BSフジ「相続者たち」番組サイト
2023年11月13日スタート 月-金10:00～11:00 再放送
2015.年4月13日～5月17日 月～金 9:56-10:57 再放送
2015年1月5日～ 月～金9：56-10：57
◇YouTube「相続者たち」プロモーション動画
【作品紹介】【「相続者たち」を2倍楽しむ】
